国際研究連絡小委員会
活動期間:1996年度~現在活動中(1996年5月8日~)
原子力機器構造健全性国際ワークショップ(ASINCOワークショプ)報告書
ワークショップの概要
従来、我が国の原子力開発は欧米との協力のもとで行われることが主であったが、原子力発電の安全確保などの問題については、地理的つながりの強い地域内での共通課題として問題を共有し、かつ協力していくことが重要である。このような認識の下、我が国と韓国との代表者の協議を経て、1996年にASINCO(Asian Society for Integrity of Nuclear Components)が組織された。ASINCOは、原子力の構造・材料に関わる東アジアの研究者、技術者が一堂に会し、最新の研究成果を共有するとともに、人的交流を活性化することを目的とするもので、1998年には日韓両国に加え台湾の加盟を得た。ASINCOはその目的を実現するため、原子力機器構造健全性国際ワークショップ(ASINCOワークショップ)を定期的に開催している。日本からは一般社団法人日本溶接協会原子力研究委員会国際研究連絡小委員会が現在に至るまでASINCOの企画、運営をサポートしてきている。
ASINCOワークショップは1996年5月5日に韓国太田にある韓国原子力研究所(KAERI)において日韓の研究者・技術者の協力の下はじめて開催された。第2回には台湾からの参 加者を迎え、1998 年4月20~21日にわたり東京大学山上会館で開催された。第3回は2000年10月11~12日に台湾桃園の台湾原子力研究所(INER)において日韓台の研究者・技術者の参加を得て開催された。第4回はASINCO 主催のワークショップとして中国、インド からのゲストも迎え、2002年4月15~16日にわたり韓国済州島で開催された。第5回は再び開催地を日本に移し、2004年4月21~23日にわたり日本原子力研究所関西研究所で開催され、以降第6回が2006年4月に台湾最南端の懇丁で、第7回が2008年7月に韓国Mujuで、第8回が2010年4月に兵庫県の淡路夢舞台国際会議場で、第9回が2012年4月に台湾高雄で、第10回が2014年4月に韓国釜山で、第11回が2016年4月に長崎で、第12回が2016年4月に台湾花蓮で、二年に一度のペースで開催されてきた。第13回ワークショップは2020年4月に韓国ソウルで開催の予定であったが、2019年末から猛威を振るったコロナウイルスの感染拡大のため国際的な往来がままならないことから、開催を一年延期して2021年4月21~22日にオンラインで開催された。第14回ワークショップ2023年4月12~14日に金沢で5年ぶりの対面開催を果たした。
これまでのワークショップで発表された論文については、Selected Paperが国際ジャーナルの特集号にまとめられて逐次発刊されており、第14回ワークショップまでのSelected PaperがInternational Journal of Pressure Vessels and Pipingほかの特集号として公刊済みである。
原子力機器健全性ワークショップ報告書
第1回ワークショップ(May 8, 1996, Taejon, Korea)
第2回ワークショップ(April 20-21, 1998, Tokyo, Japan)
第3回ワークショップ(October 11-12, 2000, Taoyuan, Taiwan)
第4回ワークショップ(April 15-16,2002,Cheju,korea)
第5回ワークショップ(April 21-22, 2004, Kyoto, Japan)
第6回ワークショップ(April 25-26, 2006, Kenting, Taiwan)
第7回ワークショップ(July 2-4, 2008, Muju, Korea)
第8回ワークショップ(April 14-16, 2010, Hyogo, Japan)
第9回ワークショップ(April 18-20, 2012, Kaohsiuing, Taiwan)
第10回ワークショップ(April 16-18, 2014, Busan, Korea)
第11回ワークショップ(April 11-13, 2016, Nagasaki, Japan)
第12回ワークショップ(April 16-18, 2018, Hualien, Taiwan)
第13回ワークショップ(April 21-22, 2021, Seoul, Korea Virtual meeting)
第14回ワークショップ(April 12-14,2023,kanazawa,Japan)




