2025年度事業報告
1.委員会の実施
幹事会及び本委員会を4回開催した(WebexによるWeb会議形式を併用)。
2.研究報告及び特別講演の実施
本委員会において下記の6件の研究報告及び特別講演を行った。
2.1 「ハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機の安全対策」
2.2 「ファイバーレーザ溶接機「FLM-2000W」について」
2.3 「中国最新レーザ技術 深圳JPT オプトエレクトロニクスのご紹介」
2.4 「ハイスピードカメラによる画像解析事例」
2.5 「60年間の研究及び技術開発を振り返って(溶接ワイヤの作製からレーザ技術開発まで)」
2.6 「コールドスプレーバルブシート量産工法の開発」
3.見学会の実施
3.1 第2回本委員会(開催日2025年9月4日)で、(株)ナックイメージテクノロジー 横浜工場(所在地:神奈川県横浜市)において、高速度カメラの製造工程やカメラを用いたモニタリングシステムについて紹介を実施した。
3.2 第3回本委員会(開催日2025年12月4日)で、IPGフォトニクスジャパン(株)中部テクニカルセンター(所在地:愛知県安城市)において、ファイバーレーザ発振器や周辺機器の紹介と各種レーザ加工設備の見学を実施した。
4.シンポジウムの開催
2025年3月5日と3月6日の2日間で、会場開催(つくば国際会議場、所在地:茨城県つくば市)とWeb開催(Zoomウェビナー)によるハイブリッド方式にて、LMPシンポジウム2026「レーザ加工技術の基礎・応用と最新動向」を開催し、86名の参加者を得て13件の講演を実施し、見学会として国立研究開発法人物質・材料研究機構 NIMS・千現地区 (本部)にて、金属粉末レーザ積層造形装置や試験機などを見学した。
5.レーザ関連ISO及びIIW規格等の国際標準に関する活動
5.1 ISO/TC 44/SC 7国際会議及びIIW-VI委員会に参加し、レーザ溶接、熱切断及びプラスチックの接合・接着の用語作成・見直しに関する活動に参画した。その後のワーキング作業にも参画した。
5.2 ISO/TC 44/SC 7/WG 1(記号)に参加し、溶接記号の規格修正に関する活動に参画した。
5.3 ISO/TC 44/SC 10/WG 5(施工要領)に参加し、施工要領書の規格修正に関する活動に参画した。
5.4 その他ISOのレーザ加工に関する各種規格の制定及び定期見直しに関して、日本を代表して審議、修正提案及び投票を行った。
6.レーザ関連JIS、WES等の国内標準に関する活動
安全衛生・環境委員会には委員代表が参加し、WES の改正や溶接ヒュームの特定化学物質規制について、レーザ溶接・加工の観点から協議に加わった。また今年度は、安全衛生・環境委員会と共同で新設規格WES9009-7 「溶接、熱切断及び関連作業における安全衛生(第7部:レーザ溶接)」を策定し、2025年10月1日に制定された。
WES9009-3 「溶接,熱切断及び関連作業における安全衛生 第3 部:有害光」の見直しで、レーザ溶接部分を新たにWES9009-7に規定するため、レーザ溶接にかかわる部分を除いて内容を整理する作業を行った。
7.国際会議出席報告
下記の国際会議に出席した委員により、下記の2件の出席報告を行った。
7.1 Joint Intermediate Meeting with C-I, C-IV, C-XII and C-XIX (2026/3/4~6、ハエン・スペイン)
7.2 43rd International Congress on Applications of Lasers & Electro–Optics – ICALEO 2024(2024/11/4~7、カリフォルニア・米国)
8.最近のレーザ加工技術関連文献の調査及びデータベース化
2025年に発刊された国内外の学会誌や雑誌及びEALA2025などの国際会議のプロシーディングなど25を超える学術情報誌から、レーザ加工に関する485件の文献をリスト化しマイクロソフトエクセルのファイルとしてデータベース化した。
9.共同調査
ハンドヘルドレーザ溶接WGより、以下の1件の講演と1件のその講演の解説記事作製を実施した。
・9.1 「安全なハンドヘルドレーザ溶接作業の方法」(一般社団法人 軽金属溶接協会、一般社団法人日本溶接協会 安全衛生・環境委員会主催、“溶接の安全・衛生を取り巻く最近の環境-労働安全衛生規則及びハンドヘルドレーザ溶接の最新動向-”シンポジウム)という題目にて、口頭発表(2025-10-1)
・9.2 「ハンドヘルドレーザ溶接機の安全利用に向けた基本的な考え方」という題目で、産報出版『レーザ加工技術』Vol.9 と『溶接技術』6月号に掲載予定
また、前々年度に実施した「自動機によるレーザ溶接での溶接ヒューム測定」の共同調査の結果報告を、溶接ヒューム測定を依頼した調査・分析機関である(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所より、以下の内容について学会報告を実施した。
・9.3 日本産業衛生学会第2回関東地方会学会(2025/7/26、東京都品川区):「溶接ヒュームばく露に関する最近の知見とリスク管理」という題目で、レーザ溶接のヒューム測定に関する内容を口頭発表




