GXに向けた自動車分野の溶接・接合技術の展開(2024/11/12開催)【締切りました】
2024年7月25日公開
(第10回溶接・接合プロセス研究委員会主催シンポジウム)
開催趣旨
地球温暖化による環境問題が世界的に深刻化しており、我が国においても温室効果ガスの排出をゼロにする、いわゆる「カーボンニュートラル」を2050年までに実現することが政府の方針として掲げられています。カーボンニュートラルへの取り組みを通して、社会システムや産業構造を変革して持続可能な経済成長へとつなげる、「GX(グリーントランスフォーメーション)」が重要な取り組みとして位置付けられています。特に、温室効果ガスの主要な排出源の一つとなっている自動車産業においては、GXへの取り組みが強く要望されています。
このような背景の下,当委員会では、ものづくりの基盤技術である溶接・接合技術の視点から、温室効果ガスの排出量削減と産業競争力向上の両立を図るべく様々な取り組みが実施されている自動車製造分野の取り組みに焦点をあてました。本シンポジウムでは、自動車製造に関わる研究者・技術者の皆様を講師に迎え、我が国におけるGXの実現に向けた自動車産業としての取り組みに関する最新情報をご紹介させていただく機会として企画させていただきました。さらに、講師の皆様を含む参加者全員で、GXの具現化と生産効率の向上に対する将来展望についてディスカッションさせていただく機会にしたいと存じます。今回の企画が皆様にとって、新たな情報の共有と有意義な議論の場となれば幸いです。
開催要領
開催日 | 2024年11月12日(火) 10:00~17:00(開場09:30) |
会 場 | (一社)日本溶接協会 溶接会館2Fホール/WEB会場 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20 |
定 員 | 現地・2Fホール: 70名 ※先着により締切り、都合による変更有 WEB会場 :100名 |
受講料 | 協会会員:18,000円 (日本溶接協会 会員会社) 後援会員:21,000円 (後援団体・指定機関 会員会社) 一 般:26,000円 (上記以外) ※受講料区分の詳細は、「申込方法他」をご確認下さい。 ※上記金額は消費税を含みます。現地、WEBでの受講料に差異はありません。 |
プログラム
①エネルギーミニマムでのモノづくりを実現する固相接合法 大阪大学 藤井 英俊 氏 ギガキャストと呼ばれるアルミニウム合金のダイキャスト一体成型技術は、製造効率は向上させるが、本来のCO2排出量削減の概念を無視した大量のエネルギー量を使用する手法である。本講演では、それとは対極となるわずかなエネルギーの付与で接合可能な固相技術である、固相抵抗スポット接合(CSJ)、低温線形摩擦接合(LFW)、低温摩擦攪拌接合(FSW)などの技術を紹介する。 |
②GXに向けた自動車分野におけるアルミニウム合金の溶接・接合技術の展開 (株)UACJ 福田 敏彦 氏 アルミニウムおよびアルミニウム合金は、軽量、高耐食、高導電率などの性質を有する。これらは温室効果ガスの排出量削減に効果的である。従って、アルミニウムおよびアルミニウム合金の適用は今後も拡大してゆくと予想される。そこで、今回は、材料面からの視点として自動車への軽金属(Al合金)の適用の可能性を接合技術と結び付けて報告する。【一部、資料の配布制限有り】 |
③自動車の電動化と接合技術の進化 日産自動車(株) 樽井 大志 氏 自動車産業におけるカーボンニュートラルの達成の主要方策として電動化が挙げられる.自動車の電動化はエンジンがモーターに変わるだけではなく車体構造にも影響を与え,ものづくりが大きく変わっている.本発表では自動車の電動化が車体構造,材料に与える影響と,それに伴う接合技術へのニーズについて紹介する. |
④Hondaにおける金属AM活用状況と自動車分野への適用拡大にむけて (株)本田技術研究所 木皮 和男 氏 Additive Manufacturing(AM)は革新的な製造技術として注目されており、欧米や中国では主に航空宇宙分野での普及が進んでいますが、自動車分野への適用は依然として進展していない状況です。本稿では、HondaにおけるAM技術の適用状況を紹介し、自動車OEMの視点からAM適用の課題と普及に向けた方向性を提案します。【資料の配布無し】 |
⑤レーザ・アークハイブリッド接合法による異材接合技術の開発 (株)ダイヘン 惠良 哲生 氏 自動車産業における車体重量の軽量化において、構造材料のマルチマテリアル化が検討されている。亜鉛メッキ後半とアルミニウム合金を対象に、アークとレーザのハイブリッド化により金属間化合物の生成を抑制し,同時に幅の広い接合面積を確保することで、継ぎ手効率約80%の接合強度と母材破断を実現した接合例について報告する。 |
⑥ダイカストの車体部品への適用と超大型化 リョービ(株) 井澤 龍介 氏 高真空、短時間充填といったダイカストの高品位化技術の進化に伴って、車体部品へのダイカストの適用が進んでいる。ここでは、その技術動向および課題について説明すると同時に、近年注目される超大型ダイカスト(ギガキャスト)の動向について紹介する。 |
申込方法他
(1)お申込はWEB専用となります(日本溶接協会ホームページトップでご案内)。
(2)申込締切は,11月8日(金)とします。※定員になり次第締切ります。
(3)「協会会員」は,日本溶接協会本部団体会員となります。「後援会員」は,本シンポジウムの後援団体及び日本溶接協会指定機関の会員となります。
(4)申込確定後に届く“受講確定メール”には,受講番号,受講料お振込先,請求書・領収書等ご依頼の情報についてご案内します。
・受講料のお支払いはお振込みに限ります。
・原則として銀行口座への振込をもって領収に代えさせて頂きます。
・請求書やその他ご要望がある場合は、申込時の摘要欄にご記載頂くかメールでご連絡下さい。
(5)WEB受講者には,直前にWEB会議室情報(接続テスト情報含む)をご登録のメールへお知らせします。WEB会議システムは Zoomを使用します。
(6)資料については、すべての受講者に対して事前に配布できるようご案内します。資料はパスワード付きPDF(印刷不可)を配布予定です。なお,現地受講者には同資料を刷り出し配布します。一部、配布を行わない講演もございます。
(7)次の事項を遵守していただきます。
注意事項
1. WEB受講するときは,
・事務局から送付する招待メールに記されたURL等の参加者限定情報を第三者に伝えません。
・参加者以外に講演を視聴させることや参加者以外が講演を視聴可能な状態にしません。
・複数台のPC等で入室しません。
・WEB会議室に入室された受講者の名称が確認できない場合に,当日お知らせいただきますが,お尋ねに応じない場合は,会議室の外へ移動されます。
2. 現地受講する場合で,ご体調のすぐれないときは,聴講をお断りすることがございます。
3. 本シンポジウムの運営に支障をきたす行為が発覚した場合,本シンポジウムを中断,強制的に停止又は終了,WEB受講の場合はWEB会議室の外へ移動されることがあります。
4. 本シンポジウムに係る一切のデータについては,複写,記録,保存及び再配布しません。
5. 本シンポジウムの主催者からの指示があれば従います。
6. 申込確定後、受講料をお支払いいただきます。
※振込後の受講料は返却致しません。欠席の場合は、代理出席をお願い致します。
(8)現地参加の受講者向けにwi-fiは提供しておりません。
(9)ご昼食は各自ご用意下さい。
(10)当委員会は当協会の最新の新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインに従います。
受講者のマスク着用は任意といたします。
(11)本シンポジウムは,やむを得ない事情により運営上の変更等がある可能性がございます。
(12)ご記載いただいた個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り,一般社団法人日本溶接協会が定めた個人情報保護方針に従って管理いたします。詳細は別にお尋ね下さい。
以上
【終了】“DX・AIの現状と溶接・接合技術への展開”シンポジウム(第9回)(2023/11/6開催)
終了しました。
2023年8月23日公開
(第9回 溶接・接合プロセス研究委員会主催シンポジウム)
DX・AIの現状と溶接・接合技術への展開
開催趣旨
近年、様々な分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)の活用が進んでおり、製造業でもこれらの技術がますます進展しています。特に、溶接・接合技術分野では、デジタル技術を活用した新たな製造プロセスや教育システムの開発など、大きな進歩がありました。
このような背景から、当委員会では、我が国におけるDXとAIの現状、特に溶接・接合技術を中心としたものづくりへの適用に関する情報共有と今後の展開について議論する場を提供するためにシンポジウムを企画しました。
本シンポジウムでは、我が国の材料分野におけるDXとAIの戦略と政策の紹介から始め、さらに構造設計への活用や各製造分野での最新の適用事例について紹介します。これらの技術の活用によって、溶接・接合技術分野における課題解決や生産性向上、製品品質の向上、技術の伝承や技術者教育に及ぼす効果について、実際の事例を交えて議論します。
また、今後の技術の発展についても考察し、産官学の交流を促進する場としても役立てたいと考えています。本シンポジウムへの参加により、DXとAIの活用による溶接・接合技術分野の進展や将来の展望について深く理解し、産業界全体の発展に貢献できる有益な機会となれば幸いです。
開催要領
1.開催日
2023年11月6日(月)10:00~17:00(開場9:30)
2.会場
(一社)日本溶接協会 溶接会館 2F会館ホール/WEB会場
現地会場/〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
WEB会場/後日受講者へご案内
3.定員
・70名(2Fホール)※先着により締切。都合により変更する場合があります。
・100名(WEB)
4.受講料
・協会会員:15,000円(日本溶接協会 会員会社)
・後援団体:18,000円(後援団体・指定機関 会員会社)
・一 般:23,000円(上記以外)
※上記金額は消費税を含みます。
※現地会場、WEBで受講料の差異はありません。
5.プログラム
①「マテリアル革新力強化戦略に基づくマテリアルDXプラットフォームの実現について」
文部科学省 研究振興局
参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当) 宅間 裕子 氏
②「トポロジー最適化に基づく高性能・高機能構造の創成設計法」
京都大学
大学院工学研究科 機械理工学専攻
教授 西脇 眞二 氏
③「ものづくりにおけるAI活用の現状と展望」
日鉄ソリューションズ株式会社
技術本部 システム研究開発センター
主席研究員 笹尾 和宏 氏
④「コマツの溶接・生産技術のデジタルトランスフォーメーション」
株式会社小松製作所
生産技術開発センタ板金構造物G構造最適化チーム
チーム長 笠岡 裕紀 氏
⑤「DXを活用した溶接技術の高度化」
株式会社IHI
技術基盤センター 接合・素形材Gr.
主任研究員 野々村 将一 氏
⑥「溶接のバーチャルトレーニングシステム“ナップ溶接トレーニング”のご紹介(開発の経緯、研修の効果、今後の展望)」
株式会社コベルコE&M
経営企画部企画室 室長 兼 市場開発室
課長 青山 雄一郎 氏
6.申込方法他
(1) お申込みは、WEB 専用となります。
(2) 申込締切は,10月31日(火)とします。 ※定員になり次第締切ります。
(3) 「会員」は,日本溶接協会 本部団体会員となります。日本溶接協会ホームページにてご確認ください。
「後援会員」は,本シンポジウムの後援団体及び日本溶接協会 指定機関の会員となります。
(4) 申込確定後に届く“受講確定メール”には,受講番号,受講料お振込先,請求書・領収書等ご依頼の情報についてご案内します。なお,受講料のお支払いはお振込みに限ります。ご入金された受講料は,原則ご返金いたしません。
(5)WEB受講者には,直前にWEB会議室情報をご登録のメールへお知らせします。
WEB会議システムは「Cisco Webex Meetings」を使用します。
(6) 資料については、すべての受講者に対して事前に配布できるようご案内します。
なお,現地受講者には同資料を刷り出し配布します。
(7) 次の注意事項を遵守していただきます。
・本シンポジウムに係るデータや提供資料については,転載,複写,改変,第三者へ開示,提供及び譲渡してはならないものとします。
・本シンポジウムでの録音・録画は禁止とさせていただきます。
・本シンポジウムの運営を妨害する行為があった場合は受講を中断させていただきます。
・当日ご体調のすれない場合は,聴講をお断りさせていただく場合がございます。
(8) 現地参加の受講者向けにwi-fiは提供しておりません。
(9) ご昼食は各自ご用意下さい。
(10) 当委員会は当協会の最新の新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインに従います。
受講者のマスク着用は任意といたします。
(11) 本シンポジウムは,やむを得ない事情により運営上の変更等がある可能性がございます。
(12) ご記載いただいた個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り,当協会が定めた個人情報保護方針に従って管理いたします。詳細はお尋ね下さい。
以上
【終了】“カーボンニュートラルに貢献する溶接技術”(第8回シンポジウム )(2022/12/9開催)
終了しました。
2022年9月27日公開
(第8回 溶接・接合プロセス研究委員会主催シンポジウム)
カーボンニュートラルに貢献する溶接技術
開催趣旨
我が国では,温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」を2050年までに実現する方針を掲げており,それに向けて,すでに様々な産業分野において積極的な取り組みが行われております.地球温暖化の抑制という世界規模での大きな目標の達成に向けて全世界が動いている中,各国と協調しつつも国際競争を勝ち抜いていかなければならず,我が国を取り巻くビジネス環境は益々厳しさを増しています.もはや「カーボンニュートラル」の具現化と各製造業での生産能力の発展を両立することが,今後生き残っていくための必須条件ともなりつつあります.ものづくりの基盤技術である溶接・接合技術においても,このための大きな技術革新が求められています.
このような背景の下,当委員会では,本シンポジウムにおいて,「カーボンニュートラル」というキーワードを基に,「水素(社会)」や「脱炭素」といった技術革新の方向性に加え,「アディティブマニュファクチャリング(AM)」をはじめとした新たな製造技術の展開にも着目し,各業界/製造メーカーでの取り組みを紹介するとともに,様々な新製造技術が今後どのような革新をもたらすのか,皆様とともに考える機会を設けさせていただきました.我が国における「カーボンニュートラル」の実現に向けて,様々な業界から専門家の皆様を講師に迎え,最新動向に関する情報を提供致します.また,講師の方々を含む参加者全員で,「カーボンニュートラル」の具現化と生産効率の向上に関する今後の展望について議論させていただく機会と致したいと存じます.
今回の企画が皆様にとって有意義な情報共有と議論の場となれば幸いです.
(WEB聴講は締め切りました)
開催要領
1.開催日
2022年12月9日(金)10:00~17:00(開場9:30)
2.会場
(一社)日本溶接協会 溶接会館 2F会館ホール/オンライン
(現地会場 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20)
3.定員
・40名(2Fホール)※先着により締切。都合により変更する場合があります。
・100名(オンライン)※Cisco Webex Meetingsを利用。
4.受講料
・協会会員:15,000円(日本溶接協会 会員会社)
・後援団体:18,000円(後援団体・指定機関 会員会社)
・一 般:23,000円(上記以外)
※上記金額は消費税を含みます。
※現地会場、オンラインで受講料の差異はありません。
5.演 題
①「カーボンニュートラル社会の実現に向けたプラント設備の動向」
千代田化工建設株式会社NFEチーム・サプライチェーンマネージャー 坂田 健太郎 氏
②「IHIにおけるカーボンニュートラルへの取り組みと溶接技術」
株式会社IHI 技術開発本部
副本部長 山岡 弘人 氏
③「国際水素サプライチェーン構築に向けた取組み -液化水素タンクの溶接技術開発-」
川崎重工業株式会社 技術開発本部 技術研究所 生産技術研究部
青木 篤人 氏
④「高圧水素用ステンレス鋼の高強度と耐水素脆性の両立技術及びその溶接方法」
日本製鉄株式会社 技術開発本部 関西技術研究部 材料研究室
室長 小薄 孝裕 氏
⑤「車体の軽量化に貢献する新接合技術の開発」
株式会社ダイヘン 技術開発本部接合技術開発部
課長 長谷川 慎一 氏
⑥「カーボンニュートラル実現に向けたものづくりの進化.~接合技術開発の取り組みとその方向性~」
トヨタ自動車株式会社 車両製造技術開発部
主査 牧野 潤一郎 氏」
⑦「カーボンニュートラルに寄与するAM技術(DfAMと品質保証)」
三菱重工業株式会社 総合研究所
フェローアドバイザー 石出 孝 氏
⑧「アルミニウムのリサイクルにおける溶接技術 ― 富山の取り組み ―」
富山大学 学術研究部・都市デザイン学系
教授 柴柳 敏哉 氏
6.申込方法他
(1) お申込みは、オンライン受付となります。
(2) 「会員」は,日本溶接協会 本部団体会員となります。日本溶接協会ホームページにてご確認ください。
「後援会員」は,本シンポジウムの後援団体及び日本溶接協会 指定機関の会員となります。「後援団体」はプログラムに掲載の団体です。
(3) オンラインで申込確定後に届く“受講確定メール”には,受講番号,受講料お振込先,請求書・領収書等ご依頼の情報についてご案内します。なお,受講料のお支払いはお振込みに限ります。
(4)オンライン受講者には,直前にオンライン会議室情報をご登録のメールへお知らせします。オンライン会議システムは「Cisco Webex Meetings」を使用します。
(5) 資料については、現地参加者には当日配布、オンライン参加者には登録住所へ届くよう送付しますが,3日前までに届かない場合はご連絡下さい。講演に使用されたデータ提供及び資料の拡大配布はいたしません。また,当日の録画および録音はご遠慮下さい。
(6) 現地参加の受講者向けにwi-fiは提供しておりません。
(7) 当委員会は日本溶接協会のガイドラインに従い、シンポジウムにおける新型コロナウイルスの感染防止対策を講じます。
(8) 本シンポジウムについて,やむを得ない事情により中止等の変更がある場合にはご連絡します。今後の新型コロナウイルスの感染状況により開催を中止する場合は,返金方法含めてご登録のメールへご連絡します。
(9) ご記載いただいた個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り,一般社団法人日本溶接協会が定めた個人情報保護方針に従って管理いたします。詳細はお尋ね下さい。
以上
【終了】“ものづくりにおける最新のDX・DT(デジタルトランスフォーメーション・デジタルツイン)~溶接・接合技術への展開~”(第7回シンポジウム )(2021/11/12開催)
終了しました。
(第7回 溶接・接合プロセス研究委員会主催シンポジウム)
ものづくりにおける最新のDX・DT
(デジタルトランスフォーメーション・デジタルツイン)
~溶接・接合技術への展開~
開催趣旨
IoTやAI,VRといった高速インターネット通信やコンピュータサイエンスに基づく最新デジタル技術を駆使した技術革新に向けた取り組みは,すでに様々な産業分野において積極的に行われており,これまでのビジネスモデルや産業構造を一変させるような大きな変革の潮流となっているのはご承知の通りかと思います.そのデジタル技術に対する要求は,国際競争や貿易摩擦の激化に伴い益々厳しさを増しており,その発展と有効活用は,あらゆる産業において国際競争を勝ち抜くための必須条件ともなりつつあります.とくに,製造技術の基盤となる溶接・接合技術に対する高度なデジタル技術の応用は,技術革新の促進のみならず,我が国の製造業における国際的な優位性を確保するためにも必要不可欠であるといえます.
このような背景の下,当委員会では従来のIT化技術をさらに発展させた考え方である「デジタルトランスフォーメーション(DX)」や「デジタルツイン(DT)」に着目し,これらの最新デジタル技術が溶接・接合技術にどのような革新をもたらすのか,皆様とともに考える機会を設けさせていただきました.本シンポジウムでは,DX・DTに関する基礎的な考え方から,その溶接・接合技術や造船,建築などの製造技術への応用・展開を含む最新動向について,専門家の皆様を講師に迎え,情報をご提供いただきます.また,講師の方々を含む参加者全員で,DX・DTの活用に関する今後の展望について議論させていただく機会にしたいと存じます.今回の企画が皆様にとって有意義な情報共有と議論の場になれば幸いです.
開催要領
1.開催日
2021年11月12日(金)10:00~17:00(開場9:30)
2.会場
(一社)日本溶接協会 溶接会館 2F会館ホール/オンライン会場
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
3.定員
・40名(2Fホール)※定員になり次第締切。
・100名(オンライン)※Cisco Webex Meetingsを利用。
4.受講料
・協会会員:15,000円 (日本溶接協会 会員会社)
・後援団体:18,000円 (後援団体・指定機関 会員会社)
・一 般:23,000円
※受講料区分の詳細は、プログラムをご確認ください。
※上記金額は消費税を含みます。
※現地会場、オンラインで受講料の差異はありません。
5.プログラム
10:00~10:05 開会挨拶
10:05~10:45
①【特別講演】「デジタルツインを取り巻く現状と日本のものづくり革新に向けた課題」
(国開)科学技術振興機構 中村 亮二 氏
10:45~11:25
②【基調講演】「造船工場の見える化:溶接施工のデジタルマネジメントに向けて」
東京大学 青山 和浩 氏
11:25~12:05
③【基調講演】「労働生産人口低下に対する人・機械協調AI研究」
(国開)産業技術総合研究所 谷川 民生 氏
12:05~13:15 昼食休憩
13:15~13:55
④「溶接狙い位置自動補正(L-ROBOT)」
リンクウィズ㈱ 鈴木 紀克 氏
13:55~14:35
⑤「AI技術を活用した溶接外観検査の自動化・省人化へのソリューション開発」
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ㈱ 小松 嵩宙 氏
14:35~14:50 休憩
14:50~15:30
⑥「建築施工のデジタル化を推進する「鹿島スマート生産ビジョン」と溶接ロボット技術の開発および運用」
鹿島建設㈱藤本 信夫 氏
15:30~16:10
⑦「ファイバーレーザ最新技術と溶接モニタリングについて」
IPGフォトニクスジャパン㈱菊地 淳史 氏
16:10~16:50
⑧「認知アーキテクトを考慮したマルチモーダルVR溶接訓練システムの開発」
(国開)産業技術総合研究所 大山 潤爾 氏
16:50~ 総合討論
~17:00 閉会挨拶
※詳細はプログラムをご確認ください。
6.申込方法他
(1)お申込みは、オンライン受付となります。
(2)「会員」は,日本溶接協会 本部団体会員となります。
日本溶接協会のホームページ(http://www-it.jwes.or.jp/kain/kaindsp.jsp)を参照ください。
「後援会員」は,本シンポジウムの後援団体および日本溶接協会 指定機関(http://www-it.jwes.or.jp/office/map.jsp)の会員となります。
「後援団体」はプログラムに掲載の団体です。
(3)“受講確定メール”には,受講番号,受講料お振込先,請求書・領収書等ご依頼の情報についてご案内いたします。なお,受講料のお支払いはお振込みに限ります。
(4)現地会場にて受講される方は,“受講番号”が記載された“受講確定メール”を印刷のうえ,当日の確認用にご持参ください。
(5)オンライン会議システムは「Cisco Webex Meetings」を使用します。オンライン受講者には,直前にオンライン会議室情報をご登録のメールへお知らせします。
(6)申込受付後にご入金された受講料は原則ご返金いたしませんのでご注意ください。当協会主催の別の講習会やシンポジウム参加料等と合算して送金される場合は,ご連絡ください。
(7)当日,ご欠席等により代理出席される場合は,事前に代理人情報(ご氏名,所属,メールアドレス等)をお知らせください。
(8)資料は当日配布します。オンライン参加者には登録住所へ事前に届くようこちらから送付しますが,3日前までに届かない場合はご連絡ください。講演に使用されたデータ提供及び資料の拡大配布はいたしません。また,当日の録画および録音はご遠慮ください。
(9)ご昼食は各自ご用意ください。
(10)定員は変更する場合がございます。
(11)現地参加の受講者向けにwi-fiは提供しておりません。
(12)当委員会は日本溶接協会のガイドラインに従い、シンポジウムにおける新型コロナウイルスの感染防止対策を講じます。
(13)ご本講習会について,やむを得ない事情により中止等の変更がある場合にはご連絡いたします。今後の新型コロナウイルスの感染状況により開催を中止する場合は,返金方法含めてご登録のメールへご連絡いたします。また,その際は当協会該当のホームページにもご案内します。
(14)最新情報は日本溶接協会のホームページ(http://www.jwes.or.jp/)から ご確認ください。
(15)ご記載いただいた個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り,一般社団法人日本溶接協会が定めた個人情報保護方針に従って管理いたします。詳細はお尋ねください。
以上
【終了】第6回シンポジウム "自動車産業における最新の接合技術Ⅱ~次世代自動車とその製造技術における材料,接合技術の展望~"(2019/7/26開催)
終了しました。
(第6回 溶接・接合プロセス研究委員会シンポジウム)
自動車産業における最新の接合技術Ⅱ
~次世代自動車とその製造技術における材料,接合技術の展望~
開催趣旨
自動車産業では,海外メーカーとの競争の激化や輸出入時の貿易上の摩擦など,取り巻く環境は日に日に厳しさを増しています。我が国の自動車産業が国際競争を勝ち抜くためには製造技術の高度化は必要不可欠であり,とくにその基盤となる溶接・接合技術においてアドバンテージを確保することは,極めて重要であると考えられます。
このような背景の下,当委員会では,昨年「自動車産業における最新の接合技術」と題するシンポジウムを企画し,接合・接着の基礎から最近の自動車産業における接合・接着技術に関するトピックスまで幅広くご講演いただきました。
今回はその第2弾として,EV化や自動運転など次世代の自動車産業の動向を踏まえた上で,車体軽量化対応を含めた自動車用材料や接合技術の将来動向について,自動車,材料,接合技術それぞれの専門家の皆様を講師としてお招きし,最新の情報を提供頂きます。また,講師の方々を含む参加者全員で,今後の展望について議論させていただく機会と致したいと存じます。
今回の企画が,皆様にとって有意義な情報と議論をご提供できる場となれば幸いです。
開催要領
1.開催日
令和元(2019)年7月26日(金)10:10~17:00(開場9:45)
2.会場
(一社)日本溶接協会 溶接会館 2F会館ホール(東京:秋葉原)
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
3.定員
80名(定員になり次第締切ります。)
4.受講料
協会会員:15,000円 (日本溶接協会 会員会社)
後援会員:18,000円 (後援団体・指定機関 会員会社)
一 般:23,000円
※受講料区分の詳細は、プログラムをご確認ください。
※上記金額は消費税を含みます。
5.スケジュール
10:10~10:15 開会挨拶
10:15~11:00 ①「“もっといいクルマづくり“を支える最新の接合技術」
トヨタ自動車㈱ 杉野 弘宜 氏
11:00~11:45 ②「将来自動車と軽量化およびモノづくりの動向」
日産自動車㈱ 南部 俊和 氏
11:45~12:45 昼食休憩
12:45~13:30 ③「自動車軽量化に寄与する高強度薄鋼板の進歩と展望」
JFEスチール㈱ 占部 俊明 氏
13:30~14:15 ④「展伸用アルミニウム合金による自動車の軽量化技術」
㈱神戸製鋼所 櫻井健夫 氏
14:15~14:30 休憩
14:30~15:15 ⑤「自動車産業におけるアーク溶接技術の動向と展望」
㈱ダイヘン 恵良 哲生 氏
15:15~16:00 ⑥「自動車産業におけるスポット溶接技術の開発の流れと今後の展開」
㈱ナ・デックスプロダクツ 西脇 由起男 氏
16:00~16:45 ⑦「摩擦攪拌点接合の次世代自動車への適用可能性」
川崎重工業㈱ 小林 良崇 氏
16:45~16:55 総合討論
16:55~17:00 閉会挨拶
※詳細はプログラムをご確認ください。
6.申込方法他
(1)お申込みは、オンライン受付(https://www-it.jwes.or.jp/seminar/)となります。
(2)「会員」は,日本溶接協会 本部団体会員となります。
日本溶接協会のホームページ(http://www-it.jwes.or.jp/kain/kaindsp.jsp)を参照ください。
「後援会員」は,本シンポジウムの協賛団体および日本溶接協会 指定機関(http://www-it.jwes.or.jp/office/map.jsp)の会員となります。
「後援団体」はプログラムに掲載の団体です。
(3)ご記載いただいた個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り,一般社団法人日本溶接協会が定めた個人情報保護方針に従って管理いたします。
詳細につきましては別にお尋ねください。
(4)受講確定メールには,受講番号,受講料お振込先のご案内のほか,請求書・領収書等の各種ご依頼の情報についてご案内いたします。
(5)受講確定メールには,“受講番号”が記載されておりますので,当日印刷してご持参ください。
(6)お振込後の受講料は返金いたしませんのでご注意ください。
(7)協会主催の別の講習会やシンポジウム参加料と合算して送金される場合は,ご連絡ください。
(8)ご欠席される場合は代理出席して構いませんが,事前に代理人のご氏名をお知らせください。
(9)ご昼食は各自ご用意ください。
(10)資料は当日配布します。講演に使用されたデータ提供および資料の拡大配布はいたしません。また,当日の録画および録音はご遠慮ください。
以上