ロボット溶接の技術は、現在世界各国で急速に、かつ多方面の産業分野に広がりを示しています。また、現在は、薄板ばかりでなく大物、厚板の構造物の溶接にも広く使用されています。今後、産業界では現在のアーク溶接をはじめとして多くの産業分野で使用されることが見込まれております。

我が国においてもすでに多くの企業でロボット溶接技術が実用化されています。特に現在は自動車産業での実用化が目覚ましいですが、航空機、電気・電子、原子力、船舶産業等、幅広い業界においても実用化・高度化が進んでゆくものと考えられます。

このような状況の中、一般社団法人日本溶接協会は、平成2年にロボット溶接施工法の標準化並びに品質評価の標準化、及びJIS原案の作成などを目指して当委員会を設立致しました。

設立以来、個別プロジェクト含め年4回以上の会議を開催するとともに特別講演、シンポジウム、見学会などを実施し、ロボットの溶接技術における各国・各産業界の動向、ISO・JISや各国規格の制定・改定、論文・文献紹介による最新の研究開発の動向などについての情報が豊富に報告されています。

是非ロボット溶接研究委員会にご入会いただきたく、ご案内申し上げます。

【委員会概要】

・ 本委員会  年3回開催 【 6月・10月・3月 】
ロボット溶接分野における見学会実施あり
・ 年会費    A会員(メーカ):¥200,000(税別)/B会員(ファブリケータ):¥100,000(税別)

・ 問合せ先    (一社)日本溶接協会 業務部 ロボット溶接研究委員会事務局
          TEL:03-5823-6324
※委員会入会には当協会団体会員への加入が必要となります。
※ご入会希望、また活動内容に関するお問い合わせ等は上記事務局へご連絡ください。

【これまでの歴史】
一般社団法人日本溶接協会では、平成18年2月に『溶接情報センター』を開設致しました。
上記に掲載している『日本溶接協会50年史』において、各部会・研究委員会の歴史を皆様にご覧いただけます。
当委員会の歴史もこちらにございますので、ご興味がございましたら、こちらをクリックして下さい。(溶接情報センターのロボット溶接研究委員会ページへジャンプします)