下記の各項目をクリックの上、必要な情報をご確認願います。

1.溶接技能者資格には色々な種類があるけれど、どれを受験すればいいの?

実際の溶接作業と同じか近い内容で選ぶ、もしくは発注元からの要求に応じるのが基本です。溶接技能者資格は、まず溶接する材料や対応する業界により、大きく 9 種類に分かれています。例えば、炭素鋼の資格(手溶接技能者資格、半自動溶接技能者資格、すみ肉溶接技能者資格)、ステンレス鋼の資格(ステンレス鋼溶接技能者資格)、基礎杭業界に対応する基礎杭溶接技能者資格、石油業界に対応する石油工業関係溶接士資格などがあります。次に、この 9 つの種類の中で、①溶接方法、②裏当て金の有無、③板厚・肉厚、④溶接姿勢などにより、さらに細かく具体的な資格種別が分かれます(A-2F など略号で表記しているのが具体的な資格種別です)。これら資格種別から、実際の溶接作業に適合するものや、発注元からの要求に沿うものを選んで受験してください。各資格種類の詳細は、次のそれぞれのボタンをクリックすれば確認できます。

【参考】受験件数が多かった資格種類と資格種別(クリック)

これから溶接作業の仕事に取り組むのにあたり、どの資格を取得したらよいか悩んでいる方への一助になれば幸いです。初心者の方には、まずは裏当て金ありの種別の受験をおすすめします。【2020年度実施分にて集計

  • 第1位  半自動溶接資格(約25,000件)
  1. SA-2F[マグ溶接・裏当て金あり・中板の下向姿勢](約8,000件)
  2. SA-3F[マグ溶接・裏当て金あり・厚板の下向姿勢](約3,800件)
  3. SA-3H[マグ溶接・裏当て金あり・厚板の横向姿勢](約2,500件)
  4. SA-3V[マグ溶接・裏当て金あり・厚板の立向姿勢](約2,000件)
  5. SN-2F[マグ溶接・裏当て金なし・中板の下向姿勢](約1,500件)
  • 第2位  手溶接資格(約20,000件)
  1. A-2F[被覆アーク溶接・裏当て金あり・中板の下向姿勢](約7,000件)
  2. A-2V[被覆アーク溶接・裏当て金あり・中板の立向姿勢](約2,300件)
  3. A-2H[被覆アーク溶接・裏当て金あり・中板の横向姿勢](約1,600件)
  4. T-1F[ティグ溶接・裏当て金なし・薄板の下向姿勢](約1,500件)
  • 第3位  ステンレス鋼溶接資格(約10,000件)
  1. TN-F[ティグ溶接・裏当て金なし・薄板の下向姿勢](約5,600件)
  2. TN-P[ティグ溶接・裏当て金なし・薄肉管](約2,600件)

【Point】受験条件

各資格で受験条件が異なります。受験条件を満たしているか、必ず確認した上で、申し込んでください。上記、各資格のボタンをクリックすると、受験条件も確認できます。

2.基本級と専門級の違いはなに?

溶接姿勢により区分しています。下向姿勢(F)が「基本級」です。それ以外の立向姿勢(V)・横向姿勢(H)・上向姿勢(O)・管(P)が「専門級」です。原則として、「基本級」を取得していないと、「専門級」の受験はできません。ただし、受験者ご自身の判断により、「基本級」に合格することを前提として「基本級」と「専門級」を同時に受験することもできます。この場合、仮に「専門級」が合格でも、「基本級」が不合格であれば全て不合格となりますのでご注意ください。また、「基本級」のみが合格した場合は、「基本級」のみの適格性証明書が発行されます。

3.外国の人も受験できるの?

受験できます。ただし、受験当日の各種説明や案内は全て日本語で行います。ご了承ください。なお、学科試験問題は、資格種類によっては一部、日本語ルビ付きや外国語も用意しています(下表で〇印を付しているもの)。ルビ付きや外国語で学科試験を受験したい場合は、受験申し込み時に選択できるので、予め申告してください。受験申し込み後の変更はできませんので、ご注意ください。

資格種類日本語 ルビ付英語韓国語中国語ポルトガル語タイ語インドネシア語ベトナム語
手溶接
手溶接(組合せ)×××××××
半自動溶接
半自動溶接(組合せ)×××××××
ステンレス鋼溶接××
チタン溶接×××××××
銀ろう××××××××
プラスチック溶接××××××××

4.受験対策はどうすればいいの?

以下を参考にしてください。

  • 学科試験

学習参考書として、資格種類ごとに「受験の手引き(日本溶接協会編・産報出版㈱発行)」を用意しており、産報出版㈱や受験の受付窓口で販売しています。これには演習問題も載っています。ただし、外国語には対応しておりません。

  • 実技試験

実技試験の内容は、各資格の準拠規格(JISなど)や上記「受験の手引き」で確認できます。溶接作業そのものですので、先輩方から教わってもよいでしょうし、ポリテクセンターなどの訓練機関に通うのも一手です。最後は、練習しかありません。

【Point】溶接技能向上のための講習会

指定機関(各都道府県の溶接協会)によっては、日本溶接協会の溶接技能者教育委員会が管理する「溶接技能向上のための講習会」を開催しています(日本語のみ対応)。 開催する資格種類、講習内容(学科のみ・実技のみ・両方)などの区分は、指定機関ごとに異なりますので、詳細は各指定機関にお問合せください。学科講習については、その修了試験に合格すれば、対応する学科試験が免除となるため、おすすめです。

5.「e-Weld 溶接技能者」ってなに?

オンライン上で、受験申込み、資格取得後のサーベイランス申込み、再評価試験の受験申込みなどができるWEBシステムです。

6.「e-Weld 溶接技能者」でスマートフォンは使えないの?

e-Weldは、パソコン用に作成されたものです。スマートフォンでは、文字などが小さくなってしまい、使い勝手が悪くなります。パソコンや大きめのタブレットの使用をおすすめします(ただし、受験の申込みはできません)。

7.「e-Weld 溶接技能者」を使うには、最初になにをすればいいの?

まずは、マイページを作成してください。個人で自分自身の資格を登録・管理したい方は「本人管理マイページ」を、従業員などの資格をまとめて登録・管理したい会社は「勤務先管理マイページ」を作成してください。 なお、パソコンがなく、e-Weldにアクセスできない方は、お近くの受付窓口に相談してください。

  • 本人管理マイページの作成

e-Weldより、自分自身で作成してください。「本人管理マイページ作成」ボタンをクリックすると、マイページ作成の説明画面が開きます。説明画面に従って、氏名やEメールアドレスなどの利用者情報を入力してください。

  • 既得資格があればマイページに登録してください。有効期間内の資格は登録必須です。
  • 勤務先管理マイページの作成

受付窓口が作成しますので、お近くの指定機関に申し出てください。また、地区検定委員会が主催している試験を受験する場合は、地区検定委員会に申し出てください。 受付窓口から渡される勤務先管理マイページの作成依頼書にメールアドレスなど必要事項を記入・提出すると、登録したメールアドレスにログインIDと仮パスワードが送信されます。その後、勤務先管理マイページにアクセスして、登録内容に誤りがないかを確認してください。

  • 既得資格があればマイページに登録してください。有効期間内の資格は登録必須です。
  • マイページに資格登録していない方の受験を申し込む場合は、「本マイページの利用者名簿」に氏名などの利用者情報を入力し、登録してください。(既得資格者については、その既得資格をマイページに登録すれば、「本マイページの利用者名簿」にも併せて自動登録されます)。

【Point】マイページへの資格登録前の当事者間の同意

本人管理マイページに登録した資格は資格者(従業員)自身が管理責任者となり、勤務先管理マイページに登録した資格は会社が管理責任者となります。資格者自身と会社のどちらが管理責任者となるか、後々齟齬が生じないよう、予め当事者間で同意を得るようにしてください。e-Weldでマイページに資格登録する際には、当事者間での同意を得ていることを申告する操作を必須としています。

講習会と評価試験は指定機関で受付

サーベイランスは各地区検定委員会で受付

8.マイページはいくつ作成するの?

次のとおり、マイページの種類ごとに異なります。

  • 本人管理マイページ

1人につき1つのみです。このマイページから、全国どの受付窓口にも申し込むことができます。

  • 勤務先管理マイページ

次のような場合は、同じ会社であっても複数のマイページを作成する必要があります。詳しくは受付窓口に問い合わせてください。

  • 同じ会社の所属で、申し込む受付窓口も同じではあるが、料金の支払い部署を別々に分けたい場合
  • 通常申し込んでいる受付窓口とは異なる受付窓口に申し込みたい場合 (勤務先管理マイページは受付窓口ごとに作成します。このため、申し込む受付窓口が複数ある場合は、それぞれの受付窓口の勤務先管理マイページを作成する必要があります)

9.利用者情報の変更方法は?

マイページにログイン後、[マイページ利用者情報の確認・変更]画面にて、利用者情報の内容を変更できます。利用者情報に登録している氏名などの情報はマイページを管理するものであり、適格性証明書の情報とは異なる管理のため、利用者情報の変更は、適格性証明書には反映されません。 適格性証明書の記載事項の変更や再発行には、別途手続きが必要です(有料)。

10.既得資格はマイページに必ず登録しなくてはいけないの?

WEB申し込み開始前に取得した有効期間内の資格は、資格者本人もしくは勤務先担当者において必ずマイページに登録してください。資格登録しないとサーベイランスも再評価試験も申し込むことはできません。また、資格登録することにより、サーベイランスや再評価試験の通知がEメールやマイページメニューに届くようになり、申し込み手続きが楽になります。 なお、WEB申し込みにより受験し、取得した資格は、自動的にマイページへ登録されます。

【Point】有効期間外(過去)の資格の登録について

マイページへの登録は任意ですが、登録していると受験条件などの自動判別に利用できるため、便利です。

11.既得資格をマイページに登録できない! なぜ?

次の4点の理由が考えられます。

  1. 1997年以前に取得した資格は、検索・登録できません。
  2. 1998年以降に取得した資格が検索結果に反映されない場合は、マイページ利用者情報登録画面に入力した内容と適格性証明書記載の内容をチェックしてください。例えば氏名・勤務先の字体(旧字体あるいは異体字)や生年月日に違いがあれば、検索結果に反映されません。この場合は、[マイページ利用者情報の確認・変更]画面にて、利用者情報を適格性証明書の表記に合わせるように変更してください。
  3. 勤務先管理マイページを所管する受付窓口と、該当資格を受験した時点の受付窓口が異なる場合は、2回目のサーベイランス手続きが終了するまで勤務先管理マイページに登録することはできません。2回目のサーベイランス手続きが終了してから、勤務先管理マイページに登録してください。
  4. 同一資格は複数のマイページに同時登録できません。別のマイページに該当資格が既に登録されている場合は、他のマイページに既に登録済みである旨、検索結果の備考欄に表示されます。別のマイページで該当資格を解除しない限り、登録はできません。

12.登録した資格を別のマイページに移す方法は?

まず、現在登録しているマイページから該当資格を解除し、次に、別のマイページに再登録することで移してください。 マイページの移行には次のようなパターンがあり、それぞれ再登録できるタイミングに条件があります(マイページからの解除方法については、次項Qを参照のこと)。

  1. 本人管理マイページから勤務先管理マイページへ移行したい場合、以下の通り、移行先の勤務先管理マイページを作成する受付窓口により異なります。
  • 受験時の受付窓口と同じ場合 …いつでも再登録できます(※)
  • 受験時の受付窓口と異なる場合…2回目のサーベイランス手続きが終了するまで、 再登録できません。
  • 勤務先管理マイページから本人管理マイページへ移行したい場合
  • 受付窓口に関係なく、いつでも再登録できます(※)。
  • 勤務先管理マイページから勤務先管理マイページへ移したい場合、以下の通り、移行先の勤務先管理マイページを作成する受付窓口がにより異なります。
  • 受験時の受付窓口と同じ場合 …いつでも再登録できます(※)
  • 受験時の受付窓口と異なる場合…2回目のサーベイランス手続きが終了するまで、 再登録できません。

※ ただし、受験やサーベイランスの手続実施中(申込み~合否通知まで)は再登録できません。

13.マイページに登録した資格の解除方法は?

受験やサーベイランスの手続実施中(申込み~合否通知まで)は解除できません。この期間を除けば、マイページメニューの「登録済み資格の一覧」において、いつでも解除できます。

【Point】解除した資格について

有効期間内の資格を解除したままにしていると、その資格に対するサーベイランスや再評価試験の通知ができません。手続き期限までにサーベイランスや再評価試験を受けないと、その資格は失効してしまいますので、ご注意ください。

14.評価試験の受験の申し込み方法は?

新規試験(学科追試含む)・再評価試験とも、WEB申し込みのみ受付けます。e-Weldのマイページ上から受験を申し込んでください。マイページを作成していない方は、まずマイページを作成してください。 なお、パソコンがなく、e-Weldにアクセスできない方は、お近くの受付窓口に相談してくだい。

講習会と評価試験は指定機関で受付(⼀部の評価試験は検定委員会も受付)

サーベイランスは各地区検定委員会で受付

15.再評価試験の受験タイミングと申し込み方法は?

再評価試験の受験可能期間は、資格を取得・継続して2年4か月~2年10か月の間です。再評価試験の受験可能期間が近づいた方には、以下の方法で受験の案内をお送りします。

  1. 本人管理マイページに資格を登録している方

利用者情報としてマイページに登録している、ご本人のメールアドレス(マイページログインIDと同一)に案内を送信します(※)。本人管理マイページから受験の申込みを行ってください。

  • 勤務先管理マイページに資格を登録している方

勤務先担当者情報としてマイページに登録している、勤務先担当者のメールアドレスに案内を送信します(※)。勤務先管理マイページから受験の申込みを行ってください。

  • マイページを作成していない方

案内を郵送いたします。 ただし、受験はWEBでしか申し込みできません。案内受領後、まずマイページを作成し、それに対象資格を登録したうえで、申し込んでください。

※ メールアドレスを変更した場合は、マイページでも必ず変更手続きを行ってください。

16.溶接材料の準備はどうするの?

使用する溶接材料は受験当日、受験者自身で持参してください。 その銘柄はe-Weldでの受験申し込み時において、予め選択したものに限ります。

17.シールドガスの準備はどうするの?

シールドガスは試験会場に備えているものを使用するのが原則です(※)。

使用できるシールドガスの種類はe-Weldでの受験申込み時において、予め選択したものに限ります。ただし、希望の種類を備えていない試験会場もありますので、その際は別の種類のシールドガスを選択するか、希望の種類を備えた試験会場を選び直してください(どの種類のシールドガスを備えているかは、試験会場の選択画面でも示しています)。

※ 試験会場や受験内容によっては、受験者自身でのシールドガスを持ち込むことができる、もしくは持ち込みをお願いする場合もあります。適宜、受付窓口と相談してください。

18.申し込んだ後に、受験内容の変更はできるの?

恐れ入りますが、資格種別や溶接材料の銘柄、シールドガスの種類をはじめ、一度申し込んだ内容を変更することはできません。お申し込みの前に再度、内容を確認してください。

19.受験当日は何を持って行けばいいの?

次のものを持参してください。

  1. 共  通:受験票
  • 学科試験:筆記用具
  • 実技試験:作業着、安全防具、工具類、溶接材料、(必要に応じてシールドガス)
  • その他、受付窓口が指示するもの

※ 試験直前になっても受験票が届かない場合は、受付窓口に問い合わせてください。受領した受験票は申し込み内容と相違ないか、受験前に必ず確認してください。溶接材料の銘柄には、特に注意してください。

【Point】受験時の安全

受験時に注意してもらいたい事項を当協会ホームページに、資格種類毎に記載しています。作業着や安全防具に関する説明もありますので、確認してください。お互いに事故を起こさないよう、ご協力をお願いします。ご安全に!

20.受験後、どの位の期間で合否通知や適格性証明書などは届くの?

受験日から、約2か月後に簡易書留郵便で合否通知を送付します。合格や学科合格していれば、適格性証明書や学科合格証明書も同封します。なお、合否結果は同じく約2か月後にマイページ上でも確認できます。

21.サーベイランスの申し込み方法は?

サーベイランスの申し込み可能期間が近づいた方には、以下の方法で案内をお送りします。

  1. 本人管理マイページに資格を登録している方

利用者情報としてマイページに登録している、ご本人のメールアドレス(マイページログインIDと同一)に案内を送信します(※)。本人管理マイページからサーベイランスを申し込んでください。

  • 勤務先管理マイページに資格を登録している方

勤務先担当者情報としてマイページに登録している、勤務先担当者のメールアドレスに案内を送信します(※)。勤務先管理マイページからサーベイランスを申し込んでください。

  • マイページを作成していない方

案内を郵送いたします。ただし、サーベイランスはWEBでしか申し込みできません。案内受領後、まずマイページを作成し、それに対象資格を登録した上で、申し込んでください。

※ メールアドレスを変更した場合は、マイページでも必ず変更手続きを行ってください。

22.申し込んだ後に、支払い方法は変更できるの?

恐れ入りますが、一度選択した支払い方法を変更することはできません。お申し込みの前に再度、支払い方法を確認してください。

23.予定していた受験ができなくなった!受験料などは返金されるの?

恐れ入りますが、一度お支払いされた受験料などは、返金できません。お申し込みの前に再度、ご予定のご確認をお願いします。 なお、当日欠席された場合も同様です。