2026年度事業計画

1.委員会活動

1.1   本委員会・幹事会3回:2026/6、2026/10、2027/3
1.1.1 議事
第1回:2026年度事業計画・2025年度事業報告書の確認を行う。
第2回:2027年度の事業計画案作成を行う。
第3回:2026年度の事業報告案作成を行う。
1.1.2 講演会
1.1.3 プロジェクト研究の進捗報告
1.2   他の学・協会との連携、共催の推進
1.3   ロボット溶接オペレータの認証作業推進及び関連規格のJIS化のため、他部門・機関(建築鉄骨ロボット溶接オペレータ認証委員会、日本ロボット工業会、AW検定協会等)との連携促進
1.4   ISO規格関連の動きに合わせた技術協力

2.プロジェクト研究活動

2.1  知的情報処理制御・システム化技術検討プロジェクト

講演会等を通じて溶接システム及びロボットに関連した最新技術の調査・検討を行う。溶接現象の知的情報を捉える手法や蓄積された溶接データを解析し溶接ロボットを知能化する手法について検討する。具体的には、溶接アーク近辺の開先や溶融池形状などの情報をオンラインセンシングする研究や機械学習などのAI技術をロボットシステムに適用する研究を調査し、溶接ロボットに応用する方法について議論する。

2.2  厚板向けの最適ロボット溶接施工技術開発プロジェクト

2.2.1 組立て溶接に使用する溶接材料が完全溶込み溶接の品質に及ぼす影響

母材に建築構造用の高強度鋼を使用した完全溶込み溶接部において、開先内に組立て溶接を行う場合に溶接金属部の機械的性質並びに割れ発生性状へ溶接材料が及ぼす影響について、550N/㎟級鋼を対象に行った溶接施工試験の実験結果について引き続き分析を進め、投稿論文などにその成果をまとめる。

2.2.2 角形鋼管柱溶接のパス間温度の管理手法の検討

パス間温度を測定するための角形鋼管柱とダイアフラム接合部の溶接施工実験を行い、角形鋼管を溶接ロボットで溶接施工する際の溶接部の力学的性能を担保するために、入熱・パス間温度の管理手法の提案を行うことを目的とする。BCP角形鋼管柱の溶接施工実験結果で得られた温度履歴と機械試験結果を分析し、BCRを含めパス間温度測定を省略できるサイズと板厚の範囲を検討するなど、より合理的な入熱・パス間温度の管理手法の提案を行う。

2.2.3 鉄骨溶接ロボットの分野開拓

これまで様々な溶接ロボットシステムが開発され、コラム・仕口等に広く適用されており、現場柱-柱溶接などへ適用も見られようになったが、今後さらなるロボットの活用が期待されている。「ロボット活用による生産性アップ」をテーマとして、ロボットメーカや溶接材料メーカの最新技術の情報収集を行い、建築鉄骨へのロボット化における問題点・要望点などについて検討を行い、今後のロボットシステムの発展性を論じる。

  2.2.4 建設鉄骨ロボットアンケート調査 過去2回、建築鉄骨ロボットに関するアンケート調査を行なっており、直近の調査後10年近く経過していることから、定期的な動向の把握などを目的とし、同様のアンケート調査を実施する。2026年度にアンケート案、実施対象、実施方法を決定し、アンケート依頼と回答の収集を行い、45周年の2027年度に結果まとめ報告・発表会等を実施する予定である。これまでのロボット利用の変遷、今後のロボット動向やニーズを把握するための情報となるものと考える。