1.本委員会
本委員会は、当委員会の中心的な活動行事である。委員会メンバーは、当委員会がカバーする技術分野、すなわち、耐食・耐熱・耐摩耗材料の溶接、異材及び肉盛溶接、耐熱材料の補修溶接並びに余寿命評価、先進材料の接合、表面処理技術等に関する研究発表や情報交換を、年4回(6、9、12、3月)の本委員会開催を通じて行う。
2.見学会
上記本委員会の地方開催に合わせ、開催場所あるいはその近隣の工場、研究機関、インフラ施設等の見学会を催し、委員会メンバーの知見拡大に資するとともに、見学先機関との交流を図る。
3.講習会
1972年度から現在まで通算47回にわたって実施している特殊材料の溶接に関する講習会を、1回程度開催する。内容に関しては、産業界の人材育成ニーズとのマッチングを図りながら、当委員会が保有する技術内容をベースに適宜、見直しながら具体化する。
4.書籍発刊計画
2018年度に完成した特殊材料溶接研究委員会ガイドブック「異材溶接および肉盛溶接」ブリテンの内容をベースにして新たな内容も追加し、継続して書籍化を進める。
5.「スタディグループ」の活動推進
材料学的な視点での金属積層技術(AM)に関する研究・情報交換を目的として2020年度に創設した「AM組織・欠陥制御スタディグループ」の活動を推進する。
6.規格関係
特殊材料溶接関係のJIS、WES等、諸規格の新規作成及び見直し作業を、必要に応じて行う。