2024年度事業計画

1.委員会の実施

4回の本委員会及び幹事会を開催する。(感染症拡大防止のためWebexなどによるWeb会議形式での開催も可とする)

また、本委員会開催4回中の1回で、レーザ加工に関する製造現場、実験設備、最新機器展示・デモ等の参加委員向けの見学会を実施する。(感染症の情勢により実施可否を判断し、Web会議形式でのオンライン見学会も検討する)

2.研究報告及び特別講演の実施

本委員会において、最新のレーザ加工技術に関する参加委員の研究報告及び専門家による特別講演を実施する。

3.レーザ加工シンポジウムの開催

2025年2月頃に参加者100名規模のシンポジウムを開催する。開催場所は今後協議して決定することとし、オンライン形式での開催も検討する。シンポジウムは10数件の講演から構成し、会場に参集しての開催とする場合は見学会の併催も検討する。

4.レーザ関連ISO及びIIW規格等の国際標準に関する活動

ISO/TC 44/SC 7(Representation and terms)及びSC 10(Quality management in the field of welding)での国際規格立案および見直しに関する活動を行うとともに、IIW-VI委員会(Terminology)でのレーザ溶接等の用語の国際規格に関する活動に参画する。

 ※ ISO/TC 44/SC 10/WG 9(Hybrid welding)とWG13(Beam welding)は活動休止のため計画から削除

5.レーザ関連JIS及びWES等の国内標準に関する活動

JIS Z 3001-5「溶接用語-第5部:レーザ溶接」のISOに合わせた改正、WESでのレーザ加工に関する安全衛生・環境に関する改正、WESの改正書面審議など、レーザ加工に関する国内規格の審議及び改正に関する活動を進める。

6.国際会議出席報告

下記の国際会議について、参加委員による出席報告を少なくとも1件行う。

・77th IIW Annual Assembly and International Conference – IIW 2024(2024/7/7~12、ロードス・ギリシャ)

・43rd International Congress on Applications of Lasers & Electro–Optics – ICALEO 2024(2024/11/4~7、カリフォルニア・米国)

・その他所属委員が参加するレーザ加工関係の国際会議

7.最近のレーザ加工技術関連文献の調査及びデータベース化

2024年に発刊される国内外の学協会誌や雑誌及び国際会議の発表論文など30を超える学術情報誌を対象として文献調査リストを作成し、レーザ加工に関する情報をデータベース化する。

8.共同調査

2024年度に実施する共同調査として、情報収集など本委員会参加委員及び国内レーザ溶接・加工業界に有益と考えられる活動を検討する。