2021年度 活動報告(2022.4.1)
2021年度 3D積層造形技術委員会 活動報告
1.本委員会
(第6回2021.5.26,第7回2021.9.10,第8回2021.12.17,第9回2022.3.18)
本年度もコロナ禍は終息せず,WEB併用による本委員会(全4回)が開催された。本委員会での技術講演(以下,全17講演)では,主に委員各社の取組事例や課題を共有した。
・「最新の各種金属積層技術(SLM・LMD・EBAM・WAAM)と関連技術動向」
(愛知産業㈱ 木寺 正晃 氏)
・「高ビーム品質青色レーザのご紹介」
・「高ビーム品質青色レーザのご紹介」
(パナソニックスマートファクトリーソリューションズ㈱ 宮野 謙太郎 氏)
・「AMインプロセスモニタリング技術の開発」(三菱重工業㈱ 渡辺 俊哉 氏)
・「トポロジー最適化による新奇な熱交換器設計」(大阪大学 大学院 工学研究科 矢地 謙太郎 氏)
・「粉末およびワイヤ積層造形の取り組み」(大同特殊鋼㈱ 杉山 健二 氏)
・「SLMプロセスにおける欠陥および凝固割れの発生を考慮したプロセスパラメータ選定手法の提案」(国開)物質・材料研究機構 北野 萌一 氏)
・「WAAM技術を支える低入熱・極低スパッタ溶接法のご紹介」(㈱ダイヘン 恵良 哲生 氏)
・「AM技術の適用検討」(㈱SUBARU 飯塚 隆 氏)
・「溶接プロセスの数値シミュレーション技術とAMプロセスへの展開」
・「AMインプロセスモニタリング技術の開発」(三菱重工業㈱ 渡辺 俊哉 氏)
・「トポロジー最適化による新奇な熱交換器設計」(大阪大学 大学院 工学研究科 矢地 謙太郎 氏)
・「粉末およびワイヤ積層造形の取り組み」(大同特殊鋼㈱ 杉山 健二 氏)
・「SLMプロセスにおける欠陥および凝固割れの発生を考慮したプロセスパラメータ選定手法の提案」(国開)物質・材料研究機構 北野 萌一 氏)
・「WAAM技術を支える低入熱・極低スパッタ溶接法のご紹介」(㈱ダイヘン 恵良 哲生 氏)
・「AM技術の適用検討」(㈱SUBARU 飯塚 隆 氏)
・「溶接プロセスの数値シミュレーション技術とAMプロセスへの展開」
(大阪大学 大学院 工学研究科 荻野 陽輔 氏)
・「L-PBFの伝熱・熱変形シミュレーション開発」(㈱先端力学シミュレーション研究所 池田 貴 氏)
・「ガスアトマイズ粉末の製造技術のご紹介」(三菱製鋼㈱ 青山 俊文 氏)
・「レーザクラッディングの魅力と可能性」(丸文㈱ 江嶋 亮 氏)
・「「付加製造(3Dプリンティング)に関するガイドライン」のご紹介」
・「L-PBFの伝熱・熱変形シミュレーション開発」(㈱先端力学シミュレーション研究所 池田 貴 氏)
・「ガスアトマイズ粉末の製造技術のご紹介」(三菱製鋼㈱ 青山 俊文 氏)
・「レーザクラッディングの魅力と可能性」(丸文㈱ 江嶋 亮 氏)
・「「付加製造(3Dプリンティング)に関するガイドライン」のご紹介」
((一財)日本海事協会 大滝 一紀 氏)
・「レーザ加工における可視化・モニタリング技術」(㈱日立製作所 宮城 雅徳 氏)
・「金属造形の実務を支援するソフトウェア開発の取組み状況」(マテリアライズジャパン㈱ 小林 剛 氏)
・「溶接の変形・残留応力からAMへの展開」(大阪府立大学 大学院 工学研究科 柴原 正和 氏)
・「AM熱交換器の量産(商品化)に向けての課題」(住友精密工業㈱ 富田 進 氏)
そして,本委員会としては,委員各社がAM技術実用化のための研究に効率的に取り組むため,産-産-学によって共同研究できる枠組み(研究WG,下記)をつくり,運用できるよう内規関係を整備した。そのうち,WG1及びWG2が稼働しはじめた。
今後,本委員会はこの研究WGを支援し成果を共有することでAM技術の普及・拡大に努めることとした。
・WG1:金属AM材料の機械的特性に及ぼす製造条件の影響評価に関する研究
・WG2:チタン合金ワイヤを用いたDEDの高速化,高精度化に係る研究
・WG3:造形プロセスと造形体品質の相関についての研究(準備中)
なお,第8回本委員会において,今後の活動方針について審議し,来期(2022~2023年度)も現体制(臨時専門委員会)を維持することとなった。
2.幹事会
本年度の幹事会(全4回,WEB開催)は,主に研究WGが稼働するための仕組みづくりとして,「研究WGに関する内規」の制定等に時間を費やした。
また,2022年度に開催されるウエルディングショーの特設展示コーナーの目玉となる「AMコーナー」について計画した。AMコーナーでは,商用展示とコンセプト展示に分け,AMの技術革新のアピールと将来の可能性に触れる展示を目指すべく検討した。
3.外部向けセミナー開催
3.1 シンポジウム
外部向けセミナーの一つとして,今年度は溶接学会と共同企画によりAMシンポジウム(各テーマは下記の通り)を共催した。
・「AM技術の現状と実用化への課題」(三菱重工業㈱ 石出 孝 氏)
・「液体ロケットエンジンにおけるAdditive Manufacturing(AM)の適用事例と課題について」
外部向けセミナーとして,(公財)溶接接合工学振興会主催のセミナー企画に関わり,AM委員を派遣した。
・「溶接技術からワイヤーアーク方式積層造形技術(WAAM)へ」
・WG1:金属AM材料の機械的特性に及ぼす製造条件の影響評価に関する研究
・WG2:チタン合金ワイヤを用いたDEDの高速化,高精度化に係る研究
・WG3:造形プロセスと造形体品質の相関についての研究(準備中)
以上
・「レーザ加工における可視化・モニタリング技術」(㈱日立製作所 宮城 雅徳 氏)
・「金属造形の実務を支援するソフトウェア開発の取組み状況」(マテリアライズジャパン㈱ 小林 剛 氏)
・「溶接の変形・残留応力からAMへの展開」(大阪府立大学 大学院 工学研究科 柴原 正和 氏)
・「AM熱交換器の量産(商品化)に向けての課題」(住友精密工業㈱ 富田 進 氏)
そして,本委員会としては,委員各社がAM技術実用化のための研究に効率的に取り組むため,産-産-学によって共同研究できる枠組み(研究WG,下記)をつくり,運用できるよう内規関係を整備した。そのうち,WG1及びWG2が稼働しはじめた。
今後,本委員会はこの研究WGを支援し成果を共有することでAM技術の普及・拡大に努めることとした。
・WG1:金属AM材料の機械的特性に及ぼす製造条件の影響評価に関する研究
・WG2:チタン合金ワイヤを用いたDEDの高速化,高精度化に係る研究
・WG3:造形プロセスと造形体品質の相関についての研究(準備中)
なお,第8回本委員会において,今後の活動方針について審議し,来期(2022~2023年度)も現体制(臨時専門委員会)を維持することとなった。
2.幹事会
(第1回2021.5.25,第2回2021.9.1,第3回2021.12.13,第4回2022.2.18)
本年度の幹事会(全4回,WEB開催)は,主に研究WGが稼働するための仕組みづくりとして,「研究WGに関する内規」の制定等に時間を費やした。
また,2022年度に開催されるウエルディングショーの特設展示コーナーの目玉となる「AMコーナー」について計画した。AMコーナーでは,商用展示とコンセプト展示に分け,AMの技術革新のアピールと将来の可能性に触れる展示を目指すべく検討した。
3.外部向けセミナー開催
3.1 シンポジウム
「日本のAM技術の取組みの現状と課題」(2021.4.16,オンライン開催)
外部向けセミナーの一つとして,今年度は溶接学会と共同企画によりAMシンポジウム(各テーマは下記の通り)を共催した。
・「AM技術の現状と実用化への課題」(三菱重工業㈱ 石出 孝 氏)
・「液体ロケットエンジンにおけるAdditive Manufacturing(AM)の適用事例と課題について」
(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 沖田 耕一 氏)
・「電子ビーム方式金属積層造形によるNi基合金のレシピ開発」(㈱IHI 毛利 雅志 氏)
・「レーザメタルデポジション方式による積層・補修技術の開発」(川崎重工業㈱ 坂根 雄斗 氏)
・「減圧・予熱積層造形プロセス技術の開発と機械学習を用いた造形条件の最適化」
・「電子ビーム方式金属積層造形によるNi基合金のレシピ開発」(㈱IHI 毛利 雅志 氏)
・「レーザメタルデポジション方式による積層・補修技術の開発」(川崎重工業㈱ 坂根 雄斗 氏)
・「減圧・予熱積層造形プロセス技術の開発と機械学習を用いた造形条件の最適化」
(㈱日立製作所 朴 勝煥 氏)
・「AM技術を適用した航空機用熱交換器の開発」(住友精密工業㈱ 梅山 和也 氏)
・「AMインプロセスモニタリング技術の開発」(三菱重工業㈱ 渡辺 俊哉 氏)
・「自動車業界におけるアディティブマニュファクチャリング技術の適用例と課題」
・「AM技術を適用した航空機用熱交換器の開発」(住友精密工業㈱ 梅山 和也 氏)
・「AMインプロセスモニタリング技術の開発」(三菱重工業㈱ 渡辺 俊哉 氏)
・「自動車業界におけるアディティブマニュファクチャリング技術の適用例と課題」
(日産自動車㈱ 南部 俊和 氏)
・「金属AM技術の普及に向けて」(東芝エネルギーシステムズ㈱ 辻 大輔 氏)
3.2 セミナー
・「金属AM技術の普及に向けて」(東芝エネルギーシステムズ㈱ 辻 大輔 氏)
3.2 セミナー
「金属AM技術の現状と課題」(2022.3.23,オンライン開催)
外部向けセミナーとして,(公財)溶接接合工学振興会主催のセミナー企画に関わり,AM委員を派遣した。
・「溶接技術からワイヤーアーク方式積層造形技術(WAAM)へ」
(大阪大学国際共創大学院 平田 好則 氏)
・「レーザービーム方式積層造形(L-PBF)の現況とこれから」
・「レーザービーム方式積層造形(L-PBF)の現況とこれから」
(㈱NTTデータザムテクノロジーズ 酒井 仁史 氏)
・「航空エンジン・エネルギー分野におけるDED方式金属積層造形技術の開発」
・「航空エンジン・エネルギー分野におけるDED方式金属積層造形技術の開発」
(川崎重工業㈱ 岩崎 勇人 氏)
・「電子ビーム方式積層造形の特徴と課題」(㈱ I H I 毛利 雅志 氏)
・「金属AM用粉末の製造方法とAMならでは材料開発」(日立金属㈱ 大坪 靖彦 氏)
・「金属AMにおける課題 ―AMにおけるDfAMと品質保証―」(三菱重工業㈱ 石出 孝 氏)
4.研究WG
AM委員で構成された研究WGが以下の通り稼働し始めた。
WGによる共同研究は,研究開発のコスト軽減,リスク分散又は期間短縮,異分野の事業者間での技術等の相互補完等によって,研究活動を活発で効率的なものとし,技術革新が促進されることを期待される。
・「電子ビーム方式積層造形の特徴と課題」(㈱ I H I 毛利 雅志 氏)
・「金属AM用粉末の製造方法とAMならでは材料開発」(日立金属㈱ 大坪 靖彦 氏)
・「金属AMにおける課題 ―AMにおけるDfAMと品質保証―」(三菱重工業㈱ 石出 孝 氏)
4.研究WG
AM委員で構成された研究WGが以下の通り稼働し始めた。
WGによる共同研究は,研究開発のコスト軽減,リスク分散又は期間短縮,異分野の事業者間での技術等の相互補完等によって,研究活動を活発で効率的なものとし,技術革新が促進されることを期待される。
・WG1:金属AM材料の機械的特性に及ぼす製造条件の影響評価に関する研究
・WG2:チタン合金ワイヤを用いたDEDの高速化,高精度化に係る研究
・WG3:造形プロセスと造形体品質の相関についての研究(準備中)
以上