2023年度事業計画

1.本部会

 2022年度の部会事業報告および決算報告の承認ならびに2023年度の部会事業計画(案)および部会予算(案)の審議・承認を行う。

2.技術委員会および分科会

 2023年度は年4回の頻度で技術委員会を開催し、各分科会の活動内容を審議する。本年度は、調査第1、調査第6および規格化第9の3つの分科会活動と、化学機械溶接研究委員会との合同WG活動を行う。

(1)溶接材料の国際規格適正化調査研究(調査第1分科会:継続)

 2022年度は、JIS Z 3224(ニッケル及びニッケル合金被覆アーク溶接棒)について、ISO規格に整合させたJIS制定・改正素案の検討を行った。
 2023年度は、引き続きJIS Z 3224について、ISO規格に整合させたJIS制定・改正素案の作成を行い、日本規格協会への公募を行う予定である。また、継続してISO規格の定期見直しおよび改訂案に対する意見のとりまとめを行い、日本市場の特徴を反映した提案を行う。

(2)アジアにおける溶接材料共通規格の検討(調査第6分科会:継続)

 2023年度は年2回(4月、10月)開催されるAWF会議の標準化委員会において、日本より溶接材料に関するISO規格およびJIS規格の制改訂状況とISO、IIWの活動に関連する情報を報告し、AWFメンバーと共有する。またメンバー各国の国家規格の制改訂状況及び国際規格への整合化の状況について情報を入手して共有する。将来的にはAWFメンバーに共通したISO規格への意見を集約しISO規格へ反映させることを目指す。

(3)溶接材料のISO、JISおよびWESへの対応(規格化第9分科会:継続)

 2023年度は、以下に示す4つのWGを運営しつつ、技術委員会傘下の各分科会と連帯し、ISO/TC 44/SC 3を中心とした国際会議への対応、JIS及びWESの制定/改正原案作成実務を中心に活動する。

  • WG 1:ISO全般への対応(継続)
  • WG 2:JISおよびWES改正への対応(継続)
  • WG 3:WES 2302(溶接材料の管理指針)改正への対応(継続)
  • WG 4:WES XXXX 溶着金属のトランス・バレストレイン試験方法(新規)

(4)化学機械溶接研究委員会との共同研究WG(継続)

 2023年度は、配管溶接におけるArおよびN2ガスの置換特性の評価を行うとともに、N2バックシールド適用指針を作成する。

3.関係専門部会・研究委員会および関連団体への協力活動

 2022年度に引き続き以下の委員派遣を行う。

(1)(一社)日本溶接協会 規格委員会
   規格化第9分科会主査が出席し、規格委員会の運営に参画する。

(2)(一社)日本溶接協会 電気溶接機部会 技術委員会 アーク溶接機小委員会
   技術委員会幹事長が出席し、技術委員会の活動状況報告および新規共同テーマ案の探索を行う。

(3)(一社)日本溶接協会 JPVRC施工部会
   技術委員会幹事長が出席し、鉄鋼部会、機械部会、規格委員会および化学機械溶接研究委員会との情報共有化を図る。

(4)(一社)日本高圧力技術協会 日本圧力容器研究会議(JPVRC)運営委員会
   技術委員会幹事長が出席し、技術委員会の活動状況を報告するとともに、運営にも参画する。

(5)(一社)日本溶接協会 安全衛生・環境委員会
   連絡委員が出席し、情報の共有化を図る。

(6)(一社)日本溶接協会 溶接情報センター運営委員会
   連絡委員が出席し、情報の共有化を図る。

4.出版物の発刊

 2022年度の技術委員会および分科会の活動成果をまとめて「溶接の研究」No.62(PDF版)を作成する。

5.講習会

「溶接の研究」講習会を開催する。