~AMプロセスとその理解…シミュレーションと現象観察~

2025.5.1公開

本セミナーではPBFとDED(WAAMを含む)を対象として、シミュレーションやその場観察によって、AMプロセスの現象をどこまで理解できるようになってきたのか、その現状を紹介。

溶融池の温度分布や流動、レーザやアークなどの熱源とAM材料の相互作用、金属蒸気の挙動、スパッタやポロシティ・未溶融部などの発生機構について、国内外のスペシャリストが講演。

未来のエンジニアを応援!
学生の 聴講・ポスター発表は無料!

★セミナーパンフレット 

★受講お申込み ※1名ずつの申込みとなります

展示会への出展・ポスターセッション募集要領 ※出展希望者

☆展示申込書(word)

〈特別企画〉AM関連展示と産学ポスター展示

AM関連業界からの製品等の展示、開発中・開発結果の発表・討論の場としての産学ポスター展示を実施します。ポスタセッション形式での能動的な交流は双方に有意性を体感していただけます。

AM関連展示・産学ポスター展示 希望者募集

出展者の展示概要の紹介(現時点)

ニコンツアー〉

ニコン創立100周年プロジェクトによりリニューアルオープンしたミュージアムとショールームのガイドツアー及びSLMを含めたニコンのAM戦略に迫る(55分間)

ツアーは班分けにより実施します。班分けは申込み順により編成し、直前にお知らせいたします。
※ツアーの時間枠のうち、ツアー以外の時間では、AM関連展示・産学ポスター展示のご見学または休憩をとっていただきます。

セミナー概要

開催日 2025年7月18日(金)
セミナー            10:00-17:30(受付開始9:30)
AM関連展示と産学ポスター展示 9:30頃(開場)から15:50まで
 休憩時間 ①9:30-10:00、②11:25-12:50、③14:10-15:50(ニコンツアーを除く時間内)
 ※班分けで出発するニコンツアー(55分間)の前後に、休憩やAM展示見学の時間がございます。
情報交換会 17:45-19:45
会 場株式会社ニコン 本社 イノベーションセンター
(ローソン Sニコン 本社イノベーションセンター店前ホール)
〒140-8601 東京都品川区西大井1-5-20
アクセス:JR西大井駅徒歩4分
「ローソン Sニコン 本社イノベーションセンター店」側の入り口(立会道路側)からお入り下さい。
※本セミナーの受付は、1Fスクリーン下を予定しています。

〈駅からの行き方〉
駅改札を出たら、西大井駅前交番側に進み、みずほ銀行ATMコーナーの方向に直進下さい(立会道路)。
西大井広場公園を抜けると、ニコン社屋がございます。
社屋内にあるローソン側入り口からお入り下さい。

〈会場〉
セミナー/AM展示と産学ポスター展示:本社イノベーションセンターホール
情報交換会:ニコン・カフェテリア(DINING1917)
定 員150名(定員に達し次第、締め切ります)
受講料
情報交換会参加費
(税込/1名)
受講料
溶接協会会員後援団体会員(下記):30,000
 ※会員企業様であれば、1名様当たり会員価格が適応されます。
 ※後援団体(下記に記載)所属企業の方も、1人名様当たり会員価格でご参加いただけます。
非会員35,000
学 生無料(申込みは必要です)
 ※学生は28歳まで。当日受付で学生証をご提示いただきます。

情報交換会参加費
一律:5,500
※情報交換会は、同社屋カフェテリア(DINING1917)で実施します。
 情報交換会だけにご参加される場合は、遅くとも17時までに受付(1F予定)を済ませていただきます。

※WEB申込後の確定メールに、お支払先請求書領収書等についてご案内します。
お申込
締切:2025/7/15
申込みはWEB専用です。確定メールが届いたら申込完了です。
日本溶接協会の専用ページから該当のセミナーをご選択いただき、所定の事項に記載下さい。

★受講お申込み ※恐れ入りますが、1名ずつのお申込みとなります。

〈特別企画〉AM関連展示と産学ポスター展示 の出展を希望される方はこちら
その他・お申込後の確定メールお支払先請求書領収書等についてご案内します。
・昼食は各自でお済ませ下さい。
・会場の都合、テーブル・背もたれはございません。wi-fi環境はご自身でご用意下さい。
・セミナー資料は、3日前予定で申込者宛に電子配信します(当日の配布はありません)。
 ※メール等の配信は迷惑メールフォルダ含めてよくご確認下さい。
・質疑の時間は、各講演後に設けます。
・駐車場はございません。

■注意事項
・ご体調がすぐれない時は聴講をお断りすることがございます。
・本イベントの運営に支障を来す行為が発覚した場合,中断又は終了、会議室外へ移動いただくことがあります。
・本イベントに係る一切のデータについては複写,記録,保存を禁じます(許可されたもの除く)。
・主催者からの指示には従って下さい。
・学生(28歳迄)で参加の場合は,当日受付で学生証を提示下さい。
・受講者変更、欠席及び遅刻の場合はご連絡下さい。
・昼食は各自でお済ませ下さい。
・セミナー資料(3日前予定)が配信された対象者は、欠席しても費用は発生します。
・情報交換会の欠席は7/16まで迄承りますが、過ぎた場合は費用が発生いたします。

[申込者特典]:『入門 金属3Dプリンター技術』(本体2,800円)の割引販売
割引適用の詳細はこちらをご確認下さい。
本書籍は、AM部会技術委員会により企画製作され、2024年9月1日に刊行いたしました。
当日の資料ではございませんが、金属3Dプリンタ技術に関する数少ない貴重な一冊です。
本書籍は、当協会のISOに基づくAM技術者研修会の教本として指定しております。
参加者には、1割引きで事前販売いたします(AM部会員には2割引きで販売)。
当日は、受付で定価販売を予定しています。

〈プログラム

 時 間 テーマ/講師
9:30-開場展示・産学ポスター展示
10:00開会のご挨拶
株式会社ニコン 代表取締役 兼 社長執行役員 德成 旨亮 氏(予定)
10:05-10:45AMの品質を紐解くプロセススルーCAE開発
株式会社デンソー
先進プロセス研究部 加工DX推進室 デジタル技術研究課
課長 田中  宏一 氏

高精度AMプロセス設計と品質保証を導くためプロセススルーCAE開発を進めている。
今回、レーザ溶融形状と溶融後のミクロ組織に基づく強度予測の事例を中心に紹介する。
10:45-11:25熱プラズマ・電極現象の可視化と理解から探究するWAAMプロセス最適化への道
大阪大学 接合科学研究所
教授 田中 学 氏

WAAMプロセスの熱源である熱プラズマと電極との相互作用はプロセスの安定性に本質的な影響を与える。
可視化による現象の理解を通じて、プロセス最適化への道を探る。
11:25-12:50昼食休憩/AM展示・産学ポスター展示/ニコンミュージアム自由見学
12:50-13:30「電流制御によるWAAM精密造形技術の開発」
大阪大学 大学院工学研究科
准教授 荻野 陽輔 氏

WAAMプロセスにおいて電流はアークや溶融金属の現象を決める重要な因子です。
本講演では、電流制御によるWAAMプロセスの高度化、特に精密造形に向けた検討について紹介します。
13:30-14:10溶融池での熱流動と欠陥挙動の詳細シミュレーション
島根大学 次世代たたら協創センター
教授 新城 淳史 氏

LPBFやDEDの溶融池でのスパッタ・欠陥(気泡、融け残りなど)の発生や凝固の挙動を実験や数値シミュレーションにより明らかにし、最適化への道筋を探ります。
14:10-15:50ニコンツアー(55分間)AM展示・産学ポスター展示/休憩
15:50-16:30DED法を用いた非溶接性ニッケル基超合金IN738LCの造形パラメータの最適化
株式会社ニコン アドバンストマニュファクチャリング事業部 第二開発部
部長 長坂 博之 氏

熱シミュレーションで最適化した条件を用い、ニコンのDED装置で難溶接性IN738LCのクラックフリー造形を実現。
複数粉体を同時かつ自在に供給できる追加機能も紹介。
16:30-17:30【特別講演】「Particle-based Modeling of Laser Powder Bed Fusion of Metals (PBF-LB/M)」
 ※英語講演
Fraunhofer IWM,
Group Leader “Powder Technology and Particle Simulation”,
Dr. Claas Bierwisch

The laser powder bed fusion process for metals is modelled holistically. The Discrete Element Method is used for powder spreading.
Smoothed Particle Hydrodynamics simulations are then used to study the melt pool dynamics.
A Cellular Automaton calculates provides a prediction for the microstructure formed during solidification.
Crystal Plasticity Finite Element Analyses qualitatively describe texture dependent mechanical properties.
17:30全体の総括閉会のご挨拶
AM部会長/大阪大学 接合科学研究所
教授 田中 学 氏 
17:45-19:45情報交換会 ※申込者のみ。先着100名。同社屋カフェテリアにて立食形式。                  

〈情報交換会〉

同社屋カフェテリア(DINING1917)にて、セミナー登壇者、参加者間で情報交換できる場を提供します。
立食形式(先着、5,500円/1人、税込)。事前申込制。

〈AM関連展示・産学ポスター展示 募集〉

セミナーの特別企画として、AM関連展示品や産学ポスター展示の場を提供いたします。
展示を希望される方は、下記要領をご確認してお申し込み下さい。

セミナー受講料を含めた良心的料金

学生と中立機関は無料・企業PR展示歓迎

 展示時間     9:30(開場)から15:50までの主に休憩時間。
休憩時間 ①9:30-10:00、②11:25-12:50、③14:10-15:50
展示場所ホール モニター脇にある大きな空間を利用。
展示物AM関連展示(装置、計測器、製品、サンプル品、カタログなど)〉
・折畳テーブル(W1200xD600xH720) 1台貸与
・パーテーション(H1800xW900xD20) 1枚貸与(片面)
 枠はアルミ製、面は布製で、テープで張り付ける形となります。画鋲不許可。

ポスター展示
・パーテーション(H1800xW900xD20) 1枚貸与(片面)
 枠はアルミ製、面は布製で、テープで張り付ける形となります。画鋲不許可。

※展示概要は、ホームページ(下記)、事前配布資料にも掲載させていただきます。
料金溶接協会会員後援団体会員):40,000円(税込、セミナー受講料1名分込み)
・非会員:50,000円(税込、セミナー受講料1名分込み)
・学生・中立機関:無料(申込みは必要です)
※展示スペース前に立つのは複数人可能ですが、セミナーの聴講は申込者1名分のみとします。
展示申込み
締切:
2025/6/30
こちらの申込書からお申し込み下さい(先着20パーテーション予定)。
☆展示会での出展・ポスターセッション募集要領
展示申込書(word)
ご注意/ご確認・具体的な展示場所は、先着順により指定させていただきます(後日お知らせします)。
・パネル片面貸与のため、パネル裏面に別の展示者が利用される可能性があります。
・パネル枠はアルミ製、面は布製です。テープで張り付ける形となります。画鋲不許可。テープはご用意下さい。
・パネル業者は設置のために8:30に、撤収のために15:50に来場しますので、8:30以降に設営、15:50には撤去していただきます。
・折畳テーブル・パーティションのサイズ内に収まる展示をお願いします。
・電源を必要とする方は事前にお知らせいただきます(基本1口1000W以下2口分を想定)。
・駐車場の用意はございませんので、車両を利用の場合は近隣の駐車場をご利用下さい。
・設営と撤収の時は、通勤退勤されるニコン社員様・他のご来客様へご配慮お願いします。
・お持ち込みされる展示品等の管理は申込者ご自身で行って下さい。
・展示用荷物の事前の送付は承れませんので、当日お持ち込み下さい。
・終了後の荷物の送付に関しては、モニター裏手のローソンをご利用できます(サイズによる)。
・講演中は、声や音などでセミナーの邪魔にならないようご配慮下さい。
・ニコンガイドツアーには参加できません(ニコンツアーの時間帯にセミナー受講者が集中的に展示コーナーに訪問すると思われます。個別にミュージアムへ見学はできます)。ニコンガイドツアーの時間帯(14:10-15:50)に、6組程の班分けで、時間をずらしてスタートします。ツアーは55分予定ですが、遅めに出発する班と、早めに戻ってくる班があり、班によりガイドツアーの前後に時間が生じます。その時間がポスタセッション(または休憩時間)となるため、出展者はこの時間帯(14:10-15:50)は対応いただく必要があり、ガイドツアーに参加できないことになります。仮に、この時間帯に、ポスタのみの展示として、張り付かなくてよろしければ、
ガイドツアーへ参加いただくことは可能です。
・当日は係の者に従って下さい。
・お申込事項に変更が生じたり、キャンセルする際は事前にご連絡下さい。
・お申込後はご請求いたしますので、ご入金をよろしくお願いします。なお、入金済の展示料金は原則ご返金できません。

AM展示・産学ポスター展示 出展概要の紹介

当日の展示概要をお知らせします。
出展者については、順次掲載してまいります。

出展者           展示概要

三菱電機株式会社
ワイヤ・レーザDED方式金属3Dプリンタ 造形・適用事例ご紹介
指向性エネルギー堆積方式(DED)を採用した「ワイヤ・レーザ金属3Dプリンタ」は、高速制御に適したレーザ光を制御することで高速で緻密な積層造形を実現しています。また造形に使用する材料は、市販の溶接ワイヤです。材料の飛散が少ないことから、材料の利用効率が高く、人と環境に配慮した造形を実現しております。本展示では最新の造形・適用事例につき、ご紹介させていただきます。

マテリアライズジャパン
株式会社
コストも時間も、無駄にしない:AM を加速するスマートシミュレーション
金属 3D プリンタでビジネスの成果を得るには、コストと時間の最適化が不可欠です。Materialise Magics は、データ修正やサポート設計・パーツ配置を効率化し、造形準備の品質とスピードを大幅に向上させます。さらに Ansys Simulation モジュールを連携すると、造形前にパーツの熱変形や残留応力を予測してリスクを可視化。予測結果に基づいた適切な向きやサポート構造を考慮することで、初回から狙い通りの造形を支援します。これらは、粉末材料の無駄を削減し、開発サイクルを短縮、生産コストの着実な低減が可能です。Magics と Simulation の相乗効果が実機の造形・検証に頼る従来の試行錯誤をデジタルシミュレーションに置き換えることで、金属AM 市場で一歩先を行く競争力を生み出します。

日本電子株式会社
掲載予定
金属3Dプリンタによる造形サービス(工具・ノズル・誘導加熱コイル)
当社は、高雄工業グループの新しい技術開発の発信を担う企業として、金属3Dプリンタでの受託造形を事業展開しております。金属3Dプリンタでは困難といわれている銅の造形が可能で、高周波誘導加熱用銅製コイルでは多数の造形実績がございます。ロウ付けで接合する部分がなくなり、設計の自由度が増すことによる改善を折り込み、コイル寿命の安定・向上が可能となります。更に、製作期間の短縮が図れ、お客様からも大変好評を頂いております。コイル以外でも、3Dプリンタで切削工具の造形に取り組んでおります。機械加工では通常不可能な内部流路形状を造形することにより、切りくず巻き付きの改善ができ、軽量化も可能となります。また、研削加工で使用するノズルも3D造形での開発をしております。砥石の洗浄・冷却を一つのノズルで同時に実施可能となります。

株式会社キグチテクニクス
材料試験の紹介
弊社キグチテクニクスは金属、樹脂などの材料強度に関する試験を行っています。
AM 材料においても造形方法の違いにより様々な特性の把握が必要となる中で、弊社ではお客様よりいただいた材料から評価に必要な試験片の加工、材料試験を行っております。
また、試験片の加工および試験において航空機業界からの各種認定も頂いており、高品質、高精度な試験結果をアウトプットできます。
掲載予定

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★セミナーパンフレット 

★受講お申込み ※1名ずつの申込みとなります

展示会への出展・ポスターセッション募集要領 ※出展希望者

☆展示申込書(word)

〈主催〉 
一般社団法人 日本溶接協会 AM部会

〈後援〉 

一般社団法人溶接学会

公益財団法人溶接接合工学振興会

一般社団法人日本高圧力技術協会

ステンレス協会

一般社団法人表面技術協会

公益社団法人日本材料学会

一般社団法人全国鐵構工業協会

日本粉末冶金工業会

一般社団法人軽金属溶接協会

公益社団法人土木学会

公益社団法人腐食防食学会

公益社団法人日本船舶海洋工学会

 一般社団法人日本保全学会

 一般社団法人日本鋼構造協会

一般社団法人日本鉄鋼協会

レーザ加工学会

公益社団法人精密工学会

 一般社団法人日本機械学会

 一般社団法人日本建築学会

一般社団法人自動車技術会、 一般社団法人日本非破壊検査協会、レーザ協会、一般社団法人日本原子力学会、一般社団法人日本接着学会、一般社団法人日本橋梁建設協会、一般社団法人日本複合材料学会、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会、国立研究開発法人産業技術総合研究所(依頼中を含む)

〈協力〉