このたび当協会鉄鋼部会での活動成果が認められ、令和8年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰(※) 科学技術賞(開発部門)を受賞しました。

業績名:ISO国際標準に貢献する破壊靭性CTODの新算定式の開発

受賞者(当活動を主導したグループ代表者)
・田川 哲哉:JFEスチール(株)スチール研究所 主席研究員
・川畑 友弥:東京大学大学院工学系研究科 教授 

鉄鋼部会の下で、破壊靭性試験:CTOD(Crack Tip Opening Displacement:亀裂先端開口変位)算定法に関する調査研究を2006年より開始。2021年までの16年間、活動を行いました。
成果として、材料の降伏比の依存性を考慮した新算定式を確立。その知見の国際的認知活動を行い、ISO規格へ織り込みを達成しました。

鉄鋼部会は今後も我が国の鉄鋼の溶接に関する技術の向上並びに普及を図ることを目的に、破壊・疲労などに関する研究動向の把握及び海外も含めた調査を行うとともに、最新の技術・情報を反映した規格化及び標準化活動を推進してまいります。

表彰式(2026年4月15日 文部科学省講堂)左:川畑氏 / 右:田川氏

(※)科学技術分野の文部科学大臣表彰(文部科学省HPより)
科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的としています。