Certification for Inspection of Welds

CIW認定について

CIW認定について

溶接構造物非破壊検査事業者の認定(通称;CIW認定)

   溶接構造物の品質保証の要ともいえる非破壊検査の実施は、様々な業界で必要不可欠となっております。
   鋼構造物の溶接部を放射線検査(RT)、超音波検査(UT)、磁気検査(MT)、浸透検査(PT)、電磁誘導検査(ET)及びひずみ測定(SM)などの非破壊検査手法を用いて検査する検査機関(検査会社など)の技術者数や配置、設備・機器の管理及び品質システム体制について審査して認定基準(WES 8701:2007)に達していると判定した事業者に対して認定を行っております。
   溶接構造物の製作工程で検査する場合、発注者又は監理者に代わって行う検査があり、この認定を受けた検査機関は、後者の検査を行う場合(第三者検査と呼ぶ場合がある)の資格として活用されているもので、例えば建築鉄骨の第三者検査を行う場合の資格として展開しているものです。

 1.適用する規格

    WES 8701:2007“溶接構造物非破壊検査事業者等の認定基準”

 2.認定検査部門
    認定検査部門は、非破壊検査方法によって次の6部門に区分します。
         (1)放射線検査部門(RT)
         (2)超音波検査部門(UT)
         (3)磁気検査部門(MT)
         (4)浸透検査部門(PT)
         (5)電磁誘導検査部門(ET)
         (6)ひずみ測定部門(SM)

3.建築鉄骨検査適格事業者

   上記の認定検査部門の超音波検査部門(UT)において、WES 8701:2007附属書3(規定)付加要求事項「建築鉄骨検査適格事業者」の区分があります。

4.認定種別と検査部門数・技術者の構成
      認定種別は、A~D種の4種類で、各種別の検査部門数と技術者の構成は、次のとおりです。
種別認定検査
部門数
検査技術管理者数認定検査部門の
上級検査技術者数
認定検査部門の
検査者数

A種

5又は6

5名以上

16名以上

該当検査部門

に各1名以上

該当検査部門の

上級検査技術者

1名につき、

 1~10名

B種

3又は4

3名以上

 8名以上

C種

2

1名以上

 4名以上

D種

1

1名以上

2名以上

注)検査技術管理者は、認定検査部門ごとに上級検査技術者又は検査技術者のいずれかと重複登録することができる。
上級検査技術者は、同一検査部門の検査技術者として重複登録することはできない。



5.認定の審査項目

認定のための審査項目は次のとおりです。

   (1) 法人の設立登記と組織機構
   (2) 試験・検査の実績
   (3) 品質保証体制の構築と実施
   (4) 技術者の資格と構成人員
   (5) 認定に必要な設備及び機器

 

6.認定に必要なCIW技術者の任務及び責任

CIW各技術者の任務及び責任は、次のとおりです。

技術者の種類主 な 任 務 及 び 責 任

検査技術管理者

溶接構造物の検査について,次の事項を実施し,検査に関する総括的な責任を負う技術者

   (1) 検査の計画と実施(検査仕様書の確定及び検査手順書の承認)
   (2) 判定基準の決定
   (3) 検査の総合判定
   (4) 作業記録,検査成績書及び検査報告書の承認

上級検技術者

当該検査部門について,次の事項を実施し,業務遂行のため監督・指導を行う技術者

(1) 検査の計画と実施(検査仕様書の確認及び検査手順書の作成)
(2) 関連法規,規格及び検査仕様書の解釈
(3) 検査業務手順の立案
(4) 検査技術者の監督・指導
(5) 検査設備及び機器の点検・校正
(6) 検査業務の実施
(7) 検査結果の判定
(8) 作業記録及び検査成績書の確認
(9) 検査報告書の作成

検査技術者

当該検査部門について,上級検査技術者の指導の下で次の事項を実施する技術者

(1) 検査業務の実施
(2) 検査結果の一次判定
(3) 作業記録の作成

 

7.CIW各技術者の登録条件とCIW技術者試験

CIW各技術者の登録条件として、認定事業者又は認定を取得しようとする事業者に所属している技術者であること。また、下表のとおりJSNDI資格などの資格を保有していること。
   さらに、検査技術管理者及び上級検査技術者は当該CIW技術者試験に合格の上、資格登録をする必要があります。

技術者の種類資 格 の 種 類

検査技術管理者

以下のいずれかの資格を保有していること

  (a) (社)日本非破壊検査協会(以下,JSNDIという。)のNDIS 0602に基づく技術者の資格
  (b) 二つの検査部門の上級検査技術者資格
  (c) JIS Z 3410(WES 8103)に基づく特別級又は1級溶接管理技術者資格と一つの検査部門の上級検査技術者資格

上級検査技術者

認定検査部門に該当する次の資格を保有していること

  (a) JSNDIのJIS Z 2305に基づくレベル3

検査技術者

認定検査部門に該当する次のいずれかの資格を保有していること

  (a) JSNDIのJIS Z 2305に基づくレベル1以上の資格
  (b)放射線検査部門については,(社)軽金属溶接構造協会のJIS Z 3861に基づくB種技術者資格






obj_ba2_left.gifCIW検査事業者認定制度パンフレット
(PDFファイル *要AdobeReader6以上) ~ WES8701:2007 「溶接構造物非破壊事業者等の認定基準」に基づくCIW認定




CIW認定とは、社団法人 日本溶接協会規格 WES 8701に則った、 非破壊検査事業者の資格です。