2026年2月17日(火)~2月18日(水)開催
「プラント圧力設備の溶接補修指針(改訂版)」
シンポジウム

1. 主催
(一社)日本溶接協会 化学機械溶接研究委員会
2. 日時
- 2026年2月17日(火曜日) 10:00 ~ 17:00
- 2026年2月18日(水曜日) 9:30 ~ 17:00
※オンラインでご参加される方は、2日目(2/18)12:10までとなります。
3. 開催趣旨
国内の石油・化学プラントおよび電力・ガスプラントでは、運転開始から長期間が経過しており、高経年化した設備が多数存在しています。これに伴い、安全運転を確保する観点から、設備保全管理の重要性はますます高まっています。
日本溶接協会 化学機械溶接研究委員会では、圧力設備の補修溶接を対象として、1983年に「補修溶接施工法指針」を初めて発行し、その後1993年に改訂を行いました。さらに、内容を全面的に刷新した「圧力設備溶接補修指針(CP-0902)」を2009年に刊行するなど、溶接補修技術の体系的な整備に継続的に取り組んでまいりました。その後、関連業界から規格化の強い要望があり、CP-0902をベースに溶接補修全般の留意事項と、肉盛溶接、窓形溶接、及び外面当て板溶接による補修方法を、2012年に日本溶接協会規格群WES 7700-1〜7700-4として制定し、2019年に改正して内容充実を図りました。最近の動きとして、2023年12月の高圧ガス保安法の一部改正により保安検査基準・規格の複線化が本格化し、2024年7月にWES 9801:2024「特定認定高度保安実施者による保安検査基準」及びWES 9802:2024「圧力設備の維持管理基準」が制定され、その中でWES 7700が圧力設備の具体的な補修方法として引用されています。
この度,CP-0902の刊行から約10年が経過したことを受け、法令に基づく技術基準や最新の国内外規格との整合性を図ること(WES 7700との整合など)を目的として、2020年より全面的な改訂作業に着手し、2025年10月に改訂版の刊行に至りました。この契機に、プラント保全に携わる関係者の理解を一層深めていただくことを目的として、本シンポジウムを企画いたしました。シンポジウムは二日間構成となっており、改訂指針の要点解説と補修事例の紹介を行うとともに、パネル討論を通じて圧力設備の保全管理における溶接補修の位置づけや方向性について理解を深めることを目指しております。 プラント圧力設備の保全・検査、健全性評価、補修・改造などに携わる技術者および研究者の皆様におかれましては、ぜひ本シンポジウムにご参加いただき、日頃の課題やご要望をお聞かせいただくとともに、積極的な意見交換の場としてご活用いただければ幸いです。
4. お申込み要領
(1) 定 員
- 会場:100名
- オンライン:100名
※申込先着順とし、定員になり次第締切らせていただきます。
(2) 聴 講 料
| 化学機械会員※1 | JWES会員※2 | 協賛団体※3 | 非会員 | |
| 現 地 | 33,000円 | 38,500円 | 48,400円 | 55,000円 |
| オンライン | 27,500円 | 33,000円 | 38,500円 | 44,000円 |
| ※ テキスト代・消費税10 %を含みます。 ※ オンラインでご参加される方は、2日目(2/18)12:10までとなります。 | ||||
※1)化学機械会員とは、化学機械溶接研究委員会に所属している会社です。
※2)JWES会員とは、“化学機械会員”を除く日本溶接協会 団体会員会社です。
※3)協賛団体とは、本シンポジウムの協賛団体(パンフレット 1ページ目に記載)会員の方です。
(3) 申 込 締 切 日
2026年2月6日(金)
(4) 配 布 物
- 現地参加者:書籍『プラント圧力設備の溶接補修指針(改訂版)』(1冊)を当日配布いたします。講演発表資料を事前にオンライン上でアップロードいたします。
- オンライン参加者:書籍『プラント圧力設備の溶接補修指針(改訂版)』(1冊)を事前に郵送いたします。講演発表資料を事前にオンライン上で
アップロードいたします。
(5) 申 込 要 領 ほ か
- 参加のお申込は、オンライン(Web)にて受付致しております。
下記に記載されておりますURLに当協会で開催予定のシンポジウム・講習会の一覧が表示されます。
『プラント圧力設備の溶接補修指針(改訂版)シンポジウム』の“現地”又は“オンライン”のいずれかを選択し、申込情報をご入力下さい。 - ご記載された個人情報は「個人情報保護に関する法律」に則り、一般社団法人 日本溶接協会が定めた個人情報保護方針に従い管理いたします。詳細につきましては別にお尋ねください。
- 参加費は、下記へご送金下さい(銀行振込手数料は各自ご負担下さい)。
銀行振込: 三井住友銀行 神田駅前支店 普通預金口座 NO.146921 (一社)日本溶接協会 - 振込後の聴講料は返却致しません。欠席の場合は、代理出席をお願い致します。
参加お申込み後、ご出席方法の変更に伴う差額の返金等は受け付けておりません。 - 受講確定メールには、【受講番号】が明記されております。受付の際、受講番号で出席確認いたしますので、受講確定メールを印刷いただくか、メール画面をスマートフォンでご提示下さい。
- 領収書をご希望の方は、シンポジウム終了後を目途に、JWESトップページ(電子領収書)からダウンロードできるようになります。
◆ お申込みから当日までの流れ【溶接会館へお越しの方】
- 受講確定メールには、【受講番号】が明記されております。受付の際、受講番号で出席確認いたしますので、印刷またはスマートフォンでの画面をご提示下さい。
- 冊子は、シンポジウム1日目に配布いたします。シンポジウム発表資料は、シンポジウム開催の約1週間前までに指定のURLにアップロードいたします。
◆ お申込みから当日までの流れ【オンライン(WEB)参加の方】
- 受付手続完了後に当協会よりお送りする受講確定メールに【受講番号】が記載されております。下記登録の際に必要となります。
- オンライン事前登録完了後、オンラインセミナー参加用URLをお送りいたします。
※ 参加用URLはご登録者様専用のため、他の人との共有はできません。
※ シンポジウム開催の1週間前までに事前登録用URLがお手元に届かない場合は、事務局までご連絡下さい。 - オンラインセミナー当日、2.のURLにアクセスいただき、ご参加ください。
- 冊子は、シンポジウム開催の約1週間前までに郵送いたします。シンポジウム発表資料は、シンポジウム開催の約1週間前までに指定のURLにアップロードいたします。
※ 1. ~3. につきましてはお申込みの方へ別途、詳しい手順をご案内致します。 - 両日とも、参加確認を致しますので、シンポジウム開始時間15分前までにはお知らせ致しましたURLより入室下さい。
(6) 注 意 事 項
- インターネット経由でのライブ配信ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。また、状況によっては講義を中断し、再接続して再開する場合がありますが、あらかじめご了承ください。
- 本オンライン講習会はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴すること や複数人での視聴は禁止させて頂きます。
- 本オンライン講習会の録画・録音・撮影等は法律に基づき、固く禁止させて頂きます。
(7) 会 場
-現地会場-
一般社団法人日本溶接協会2階会館ホール
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20

【交通案内】
JR 秋葉原駅 昭和通口から徒歩8 分
JR 浅草橋駅 西口から徒歩8 分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 1 番出口より徒歩7 分 都営新宿線 岩本町駅 A4 出口より徒歩12 分
都営浅草線 浅草橋駅 A3 出口より徒歩11 分
つくばエキスプレス 秋葉原駅 A2 出口より徒歩12 分
-オンライン会場-
Zoomウェビナー
(8) そ の 他
その他やむを得ない事由により、講師による講演は別会場から講演となる可能性、又はシンポジウムが中止となる場合がございます。シンポジウムが中止となった場合にのみ、費用は全額返金致します。手続きの詳細はシンポジウム事務局までお問い合わせください。最新情報は当協会ホームペ-ジにてご連絡をいたしますので、適宜ご確認願います。
過去の開催実績
過去に化学機械溶接研究委員会の主催で開催された講習会・シンポジウムは次のとおりです。
・2025年11月25日(火):第2回WES 2820(圧力設備の供用適性評価方法ー減肉評価)講習会
・2025年7月9日(水):「二相ステンレス鋼の溶接―溶接施工のかんどころー」書籍発刊記念シンポジウム
・2025年3月6日(木)~3月7日(金):第2回 圧力設備の溶接設計施工テキスト講習会




