2026年1月29日(木)開催「溶接部の腐食トラブル防止の基礎と実際」-溶接部の耐環境性能とトラブル・対策-講習会
1.主催
(一社)日本溶接協会 特殊材料溶接研究委員会
2.開催趣旨
近年、製品の供用環境が多様化・過酷化するなか、構造物に対する耐環境性能の要求がますます厳しくなってきています。腐食環境、高温環境、水素環境など厳しい環境下で使用される構造物の多くには、高級鋼のほか、ステンレス鋼、ニッケル、コバルト合金などのいわゆる特殊材料が適用されていますが、母材とは特性が異なる溶接部での損傷事故が多く、信頼性の高い製品を供給し続けていくためには、これらの事故を未然に防止し、高性能・高信頼性を担保するための対応策を講じることが必要です。
今般、一般社団法人日本溶接協会の特殊材料溶接研究委員会では、これらの要求に応えるべく、溶接部耐環境性能小委員会を発足させました。これまで培ってきた各種の特殊材料の溶接部の性能確保のための知見をベースに、委員会内外の識者の有為な新しい知見と融合し、さらには学術的な検討も加え、「溶接部耐環境性能の確保」にフォーカスした、汎用性のある基盤技術として深化・発展させることを目指すこととしました。
溶接部の耐環境性能の中でも、「腐食」に関しては、損傷事例が特に多く、原因調査や防止対策など数多くの調査・検討・研究がなされてきました。これらの失敗事例や検討事例から教訓を得ることが大切ですが、これまで溶接と腐食は別々の分野と考えられており、お互いの知見を持ち寄る機会は多くありませんでした。しかしながら、今般、耐環境性能小委員会に関連する有志が集い、各種プラント溶接部における腐食トラブル事例を調査・収集し、溶接分野と腐食防食分野の専門家が両分野の叡智を集めて共同で解析して、2025年に「溶接部の腐食トラブル事例集」と題する書籍として発刊することになりました。
本書籍の発刊を機に、特殊材料溶接研究委員会では、得られた知見をベースにして、わかりやすい講演プログラムに構成した「溶接部の腐食トラブル防止の基礎と実際、-溶接部の耐環境性能とトラブル・対策-」と題する講習会を企画いたしました。この講習会は、過去の腐食トラブルの事例を学術的な観点から掘り下げて解析し、その結果から得られた原因と実務に即した対策について、各分野の専門家がわかりやすく説明する講演と原因解析・対策の裏付けとなる基礎的知見(ステンレス鋼等鉄鋼材料の基礎、溶接の基礎、腐食の基礎)の平易な解説から構成されており、専門外の方々にも理解しやすい内容となっています。
この機会をご利用頂き、実務に携わる方はもちろんのこと、若手の技術者にも是非参加いただき、最新の技術動向を実践に役立てる一助にご活用いただけますようご案内申し上げます。なお,本講座はWES溶接管理技術者の更新クレジットポイントならびにIIW 資格の特認コースの履修ポイント対象になります。関係各位におかれましては、上記趣旨をご理解いただき、多数ご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。
※本書籍「溶接部の腐食トラブル事例集」は講習会の当日、出版社が会場にて販売する予定ですので、この機会に購入をご検討いただけますれば幸甚です。

3.開催要領
(1)開催日
2026年1月29日(木) 9:00~17:00
(2)定員
現地会場で参加の方:50名
オンライン(Web)で参加の方 :100 名
※申込先着順とし、定員になり次第締切らせていただきます
(3)受講料
主催団体料金:30,000円 ((一社)日本溶接協会 会員会社)
後援・協賛学協会料金:35,000円
一般料金:45,000円
※「会員会社」は日本溶接協会ホームページ https://www.jwes.or.jp/about/membership/ をご参照下さい。
(4)申込要領他
◎受講料は下記の方法でご送金下さい(銀行振込手数料は各自ご負担下さい)。
銀行振込:三井住友銀行 神田駅前支店 普通預金口座 No.146921 シャ)ニホンヨウセツキョウカイ
(原則として銀行口座への振込みをもって領収に代えさせて頂きますのでご了承下さい)
◎請求書ご希望の際はお申し込みの際に備考欄等にその旨ご記載願います。
◎振込後の受講料は返却致しません。欠席の場合は、代理出席をお願い致します。
◎オンライン申し込みいただきますと受講案内がメール送付されます。こちらを印刷して当日ご持参下さい。
◎資料は当日会場受付でお渡しいたします(現地参加者の皆様)。
◎昼食は各自でご用意願います。
◎講演に使用されたデータ提供および資料の拡大配布は致しません。
◎当日の講演の撮影・録音等はご遠慮ください。
・お申込みから当日までの流れ【現地会場へお越しの方】
①受講確定メールには、【受講番号】が明記されております。受付の際受講番号で出席確認いたしますので、印刷またはスマートフォンでの画面をご提示下さい。
②書籍及び資料(テキスト)は、当日会場でお渡し致します。
※ただし、講演に使用したパワーポイントのデータは提供いたしません
・お申込みから当日までの流れ【オンライン(Web)参加の方】
①受付手続完了後に当協会よりお送りする受講確定メールに【受講番号】が記載されております。下記登録の際に必要となります。
②オンライン事前登録完了後、オンラインセミナー参加用URL をお送りいたします。
※参加用URL はご登録者様専用のため、他の人との共有はできません。
※講習会開催の1週間前までに事前登録用URL がお手元に届かない場合は、事務局までご連絡下さい。
③ オンラインセミナー当日、②のURL にアクセスいただき、ご参加ください。
④ 資料(テキスト)は、2026年1月26日までにご登録の住所へ郵送致します。ただし、講演に使用したパワーポイントのデータは提供いたしません。
※①~③につきましてはお申込みの方へ別途、詳しい手順をご案内致します。
⑤当日は、参加確認を致しますので 講習会開始時間15 分前までにはお知らせ致しましたURL より入室下さい。
⑥修了証をご希望の場合は、講習会終了後ご登録の住所へ郵送致します(事務局への連絡要)。
【注意事項】
✦インターネット経由でのライブ配信ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合がありますが、あらかじめご了承ください。
✦本オンラインセミナーはお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止させて頂きます。
✦本オンラインセミナーの録画・録音・撮影等は法律に基づき、固く禁止させて頂きます。
(5)申込締切
現地会場で参加の方:2026年1月26日(月)
オンライン(Web会議)で参加の方:2026年1月21日(水)(冊子テキスト発送のため)
(6)事務局
一般社団法人 日本溶接協会 事務局
業務部 染谷(ソメヤ) 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
(7)会場
-現地会場-
一般社団法人日本溶接協会2階会館ホール
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20

【交通案内】
JR 秋葉原駅 昭和通口から徒歩8 分
JR 浅草橋駅 西口から徒歩8 分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 1 番出口より徒歩7 分 都営新宿線 岩本町駅 A4 出口より徒歩12 分
都営浅草線 浅草橋駅 A3 出口より徒歩11 分
つくばエキスプレス 秋葉原駅 A2 出口より徒歩12 分
-オンライン会場-
Zoomウェビナー
(8)その他
その他やむを得ない事由により、講師による講演は別会場から講演となる可能性または、講習会が中止となる場合がございます。講習会が中止となった場合のみ費用は全額返金致します。手続きの詳細は講習会事務局までお問い合わせください。最新情報は当協会ホームペ-ジにてご連絡をいたしますので、適宜ご確認願います。
2025年11月20日(木)開催「ステンレス鋼のアーク溶接および新しい溶接方法による施工技術の実際」
1.主催
(一社)日本溶接協会 特殊材料溶接研究委員会
(一社)溶接学会 四国支部
2.開催趣旨
近年、我が国の産業界では、ますます厳しさを増す国際競争を勝ち抜いていくための対応力強化の必要に迫られ、様々な変革が進められております。加えて、産業構造の変化から製造業、特に素材、組み立て加工分野での円滑な技術伝承と新たなニーズに対応できる人材の育成の成否が、今後の飛躍への鍵を握っているとも言われています。
国際競争力の視点からは、高付加価値の商品へのシフトが、有力な選択肢の一つですが、その製造技術においては溶接が容易でない材料の施工管理が必要不可欠となりそれがまた海外製品との差別化のカギにもなります。産業界においては溶接構造物の製作に際してはトラブルの未然防止は言うに及ばず、コストダウンとの両立が常に求められています。新たな設計の視点から従来用いていた材料を見直し、さらには溶接プロセスを見直すことはコストダウンの有力な選択肢の一つとなります。しかしながら見直しに伴って新たなトラブルのリスクも懸念され、事前の対策検討が成否を大きく左右することとなります。すなわちステンレス鋼の特性を十分理解して設計の観点から最大限にその特性を使い切るとともに、溶接にともなうリスクも可能な限り把握し対策に織り込んでおくことが極めて重要と言えます。
ステンレス鋼の溶接にともなうリスクを十分に把握しそれに基づく対策を事前に折り込むことでトラブルを未然に防ぐとの立場から、(一社)日本溶接協会 特殊材料溶接研究委員会では、第一線の研究者や技術者が参画して多年の歳月をかけて資料の収集や内容の検討を行い、「ステンレス鋼の溶接トラブル事例集」を発刊しており、好評を得て現在も版を重ねて刊行されています。
本講習会では当委員会が長年にわたって収集してきた各種ステンレス鋼の溶接に関する技術知見をベースにして、母材特性、溶接の基礎、溶接材料の選定などアーク溶接を適用した際の溶接施工のポイントに加え、これまでではステンレス鋼の分野では適用が必ずしも広範にはすすんでいなかった従来のアーク溶接以外の新しい高能率・高品質なアーク溶接やレーザ溶接等の新溶接プロセスの近年の適用事例、さらにはステンレス鋼の溶接トラブル事例とその対策について、第一線の専門家が解説いたします。基本から実際の溶接施工方法までを包括した内容ですので、これからステンレス鋼を扱おうとしている経験の浅い方にも、これまで経験を積まれた方にも、有用な講習となっています。
さらに、IIW資格取得に向けた特認コースの履修ポイント及び溶接管理技術者再認証クレジットポイ ントの対象講習会の申請をしております。 関係各位におかれましては、上記趣旨をご理解頂き、多数ご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

3.開催要領
(1)開催日
2025年11月20日(木) 9:30~17:20
(2)定員
現地会場で参加の方:60名
オンライン(Web)で参加の方 :100 名
※申込先着順とし、定員になり次第締切らせていただきます
(3)受講料
会員料金:25,000円 ((一社)日本溶接協会 会員会社、溶接学会賛助員・正会員)
一般料金:30,000円
※「会員会社」は日本溶接協会ホームページ https://www.jwes.or.jp/about/membership/ をご参照下さい。
「賛助員」は溶接学会ホームページ https://jweld.jp/about/sanjo/ をご参照ください。
(4)申込要領他
◎受講料は下記の方法でご送金下さい(銀行振込手数料は各自ご負担下さい)。
銀行振込:三井住友銀行 神田駅前支店 普通預金口座 No.146921 シャ)ニホンヨウセツキョウカイ
(原則として銀行口座への振込みをもって領収に代えさせて頂きますのでご了承下さい)
◎請求書ご希望の際はお申し込みの際に備考欄等にその旨ご記載願います。
◎振込後の受講料は返却致しません。欠席の場合は、代理出席をお願い致します。
◎オンライン申し込みいただきますと受講案内がメール送付されます。こちらを印刷して当日ご持参下さい。
◎資料は当日会場受付でお渡しいたします(現地参加者の皆様)。
◎昼食は各自でご用意願います。
◎講演に使用されたデータ提供および資料の拡大配布は致しません。
◎当日の講演の撮影・録音等はご遠慮ください。
・お申込みから当日までの流れ【現地会場へお越しの方】
①受講確定メールには、【受講番号】が明記されております。受付の際受講番号で出席確認いたしますので、印刷またはスマートフォンでの画面をご提示下さい。
②書籍及び資料(テキスト)は、当日会場でお渡し致します。
※ただし、講演に使用したパワーポイントのデータは提供いたしません
・お申込みから当日までの流れ【オンライン(Web)参加の方】
①受付手続完了後に当協会よりお送りする受講確定メールに【受講番号】が記載されております。下記登録の際に必要となります。
②オンライン事前登録完了後、オンラインセミナー参加用URL をお送りいたします。
※参加用URL はご登録者様専用のため、他の人との共有はできません。
※講習会開催の1週間前までに事前登録用URL がお手元に届かない場合は、事務局までご連絡下さい。
③ オンラインセミナー当日、②のURL にアクセスいただき、ご参加ください。
④ 資料(テキスト)は、2025年11月17日までにご登録の住所へ郵送致します。ただし、講演に使用したパワーポイントのデータは提供いたしません。
※①~③につきましてはお申込みの方へ別途、詳しい手順をご案内致します。
⑤当日は、参加確認を致しますので 講習会開始時間15 分前までにはお知らせ致しましたURL より入室下さい。
⑥修了証をご希望の場合は、講習会終了後ご登録の住所へ郵送致します(事務局への連絡要)。
【注意事項】
✦インターネット経由でのライブ配信ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合がありますが、あらかじめご了承ください。
✦本オンラインセミナーはお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止させて頂きます。
✦本オンラインセミナーの録画・録音・撮影等は法律に基づき、固く禁止させて頂きます。
(5)申込締切
現地会場で参加の方:2025年11月17日(月)
オンライン(Web会議)で参加の方:2025年11月12日(水)(冊子テキスト発送のため)
(6)事務局
一般社団法人 日本溶接協会 事務局
業務部 染谷(ソメヤ) 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
TEL:03-5823-6324 FAX:03-5823-5244
一般社団法人溶接学会 四国支部事務局
真中 俊明(新居浜高専) E-mail: t.manaka@niihama-nct.ac.jp
(7)会場
-現地会場-
一般社団法人日本溶接協会四国地区溶接技術検定委員会
〒792-0896 愛媛県新居浜市阿島1丁目5−56
【交通案内】 JR新居浜駅より8km(タクシーでおおよそ20分) 松山自動車道「新居浜I.C.」より10km
【新居浜駅までのアクセス情報】
・東京方面からお越しの場合
1)東京駅⇒岡山駅(新幹線) 岡山駅⇒新居浜駅(特急しおかぜ/いしづち)
2)羽田空港⇒松山空港(航空便) 松山空港⇒松山駅(リムジンバス) 松山駅⇒新居浜駅(JR)
・関西方面からお越しの場合
1)新大阪駅⇒岡山駅(新幹線) 岡山駅⇒新居浜駅(特急しおかぜ/いしづち)
2)伊丹空港⇒松山空港(航空便) 松山空港⇒松山駅(リムジンバス) 松山駅⇒新居浜駅(JR)
・九州方面からお越しの場合
1)博多駅⇒岡山駅(新幹線) 岡山駅⇒新居浜駅(特急しおかぜ/いしづち)
2)福岡空港⇒松山空港(航空便) 松山空港⇒松山駅(リムジンバス) 松山駅⇒新居浜駅(JR)
-オンライン会場-
Zoomウェビナー
(8)その他
その他やむを得ない事由により、講師による講演は別会場から講演となる可能性または、講習会が中止となる場合がございます。講習会が中止となった場合のみ費用は全額返金致します。手続きの詳細は講習会事務局までお問い合わせください。最新情報は当協会ホームペ-ジにてご連絡をいたしますので、適宜ご確認願います。




