この度、2025年1月1日付けで以下の通り、WESの新規制定(1件)/改正(4件)、及び手引きの改定を実施いたしました。
規格内容自体に大きな変更はございませんが、これに伴い、申請書類が新様式に変更となっております。
そこでお手数ですが、2025年1月以降の申請については、新たなWESと手引き、及び申請書類の利用をお願いいたします。
HP上で公開しております（下記リンク参照）。
目的
原子力施設の適用基準である日本機械学会 発電用原子力設備規格 溶接規格について、2020年版が、現在原子力規制委員会の技術評価中ですが、
溶接を行う者の呼称、溶接方法の区分（資格区分）などが2007年版/2012年版（2013追補）から変更となる見込みです。
これらに対応するための関連WESの構成整理が目的となっております。
新規制定及び改正の内容
- WES8210を1部（JSME S NB1-2007及びJSME S NB1-2012/2013A適用）と2部(JSME S NB1-2020適用)に分割（2部は来年度以降発行予定）
- WES8218を「電気事業法に基づく施工法」に限定
- WES8219を「原子炉等規制法に基づく施工法」に関する規格として2部構成で新規制定
1部（JSME S NB1-2007及びJSME S NB1-2012/2013A適用）、2部(JSME S NB1-2020適用)（2部は来年度以降発行予定） - 表現の適正化（全WES共通）
- 関連WES間の表記統一（全WES共通）
WES
| 区分 | 種類 | 適用WES |
| 発電用火力設備 (民間製品認証) | 溶接士技能認証 | 電気事業法に基づく溶接士技能認証試験基準（発電用火力設備 民間製品認証適用） WES 8209：2025 |
| 溶接士技能資格の更新 | ||
| 発電用火力設備 (民間製品認証非適用) | 溶接士技能確認 | 電気事業法に基づく溶接士技能確認試験基準（発電用火力設備 民間製品認証非適用） WES 8208：2025 |
| 溶接士技能資格の更新 | ||
| 溶接施工法確認 | 電気事業法に基づく溶接施工法確認試験基準 WES 8218：2025 | |
| 原子力施設 | 溶接士技能認証 | 原子炉等規制法に基づく溶接士技能認証試験基準（原子力施設） 第1部：JSME S NB1-2007及びJSME S NB1-2012/2013A適用 WES 8210-1：2025 |
| 溶接士技能資格の更新 | ||
| 溶接施工法認証 | 原子炉等規制法に基づく溶接施工法認証試験基準 第1部：JSME S NB1-2007及びJSME S NB1-2012/2013A適用 WES 8219-1：2025 |
手引き
| 区分 | 適用ガイド |
| 発電用火力設備 (民間製品認証) | 「溶接士技能認証試験の手引き（発電用火力設備 民間製品認証適用）DKQS-ガイド-001」_Rev3 |
| 発電用火力設備 (民間製品認証非適用) | 「溶接施工法確認試験の手引き（発電用火力設備）DKQS-ガイド-003」_Rev3 |
| 「溶接士技能確認試験の手引き（発電用火力設備 民間製品認証非適用）DKQS-ガイド-010」_Rev2 | |
| 原子力施設 | 「溶接士技能認証試験の手引き（原子力施設）DKQS-ガイド-002」_Rev3 |
| 「溶接施工法認証試験の手引き(原子力施設) DKQS-ガイド-004」_Rev3 |
