2024年度事業報告

1.委員会の実施

 幹事会及び本委員会を4回開催した(WebexによるWeb会議形式を併用)。

2.研究報告及び特別講演の実施

本委員会において下記の5件の研究報告及び特別講演を行った。

  2.1 「BRACEシリーズによるレーザ加工応用事例と今後の展望」

  2.2 「レーザを用いた複合材塗装の選択剥離技術の開発」

  2.3 「マルチビーム式レーザ粉体肉盛による超高速肉盛コーティングの技術開発」

  2.4 「眼科医療におけるマイクロチップレーザの開発」

  2.5 「自動車パワートレインにおけるレーザ表面改質」

3.見学会の実施

3.1 第2回本委員会(開催日2024年9月13日)で、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(株)関西本社(所在地:兵庫県加西市)において、車載電池の生産ラインの各種工程の見学を実施した。

  3.2 第3回本委員会(開催日2024年12月6日)で、(株)レーザックス本社(所在地:愛知県知立市)において、レーザジョブショップの紹介と各種レーザ加工設備の見学を実施した。

4.シンポジウムの開催

2025年3月4日と3月5日の2日間で、会場開催(北九州国際会議場、所在地:福岡県北九州市)とWeb開催(Zoomウェビナー)によるハイブリッド方式にて、LMPシンポジウム2025「レーザ加工技術の基礎・応用と最新動向」を開催し、93名の参加者を得て13件の講演を実施し、見学会として安川電機株式会社 安川電機みらい館/歴史館と福岡県工業技術センター機械電子研究所のレーザ溶接ほか種々のレーザ加工のデモンストレーションおよびレーザ関連装置を紹介した。

5.レーザ関連ISO及びIIW規格等の国際標準に関する活動

5.1 ISO/TC 44/SC 7国際会議及びIIW-VI委員会に参加し、レーザ溶接、熱切断及びプラスチックの接合・接着の用語作成・見直しに関する活動に参画した。その後のワーキング作業にも参画した。

5.2 ISO/TC 44/SC 7/WG 1(記号)に参加し、溶接記号の規格修正に関する活動に参画した。

5.3 ISO/TC 44/SC 10/WG 5(施工要領)に参加し、施工要領書の規格修正に関する活動に参画した。

  5.4 その他ISOのレーザ加工に関する各種規格の制定及び定期見直しに関して、日本を代表して審議、修正提案及び投票を行った。

6.レーザ関連JIS、WES等の国内標準に関する活動

安全衛生・環境委員会に委員代表が参加し、WES改正、溶接ヒュームの特定化学物質規制などに関してレーザ溶接・加工の観点から協議に加わり、今年度は、安全衛生・環境委員会と共同で、新設であるWES9009-7「溶接、熱切断及び関連作業における安全衛生(第7部:レーザ溶接)」の原案作成に着手した。

7.国際会議出席報告

下記の国際会議に出席した委員により、下記の1件の出席報告を行った。

  7.1 43rd International Congress on Applications of Lasers & Electro–Optics

– ICALEO 2024(2024/11/4~7、カリフォルニア・米国)

8.最近のレーザ加工技術関連文献の調査及びデータベース化

2024年に発刊された国内外の学会誌や雑誌及びEALA2024などの国際会議のプロシーディングなど25を超える学術情報誌から、レーザ加工に関する556件の文献をリスト化しマイクロソフトエクセルのファイルとしてデータベース化した。

9.共同調査

前年度に実施した「自動機によるレーザ溶接での溶接ヒューム測定」の共同調査の結果報告を、溶接ヒューム測定を依頼した調査・分析機関である(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所より、以下の内容について委員会内報告と学会報告を実施した。

9.1  第1回LMP委員会内(2024/6/4、溶接会館):共同調査「レーザ溶接時の溶接ヒューム測定」結果報告

9.2  第63回日本労働衛生工学会(2024/10/16、福岡県):自動レーザ溶接装置を用いた溶接作業現場におけるヒューム濃度測定に関する事例紹介