1.本部会

1)開催状況
  第70回部会総会 2025年6月13日(金)溶接会館10階特別鍵室
2)議事内容
(1)2024年度事業報告を承認した。

(2)2024年度決算報告を承認した。

(3)2025年度事業計画案を承認した。

(4)2025年度予算案を承認した。

(5)ろう部会退会を承認した。

(6)ろう部会・部会内規改正を承認した。

2.業務委員会

1)開催状況
・2025年5月23日(水)   溶接協会

・2025年8月22日(水) 溶接協会

・2025年12月12日(金)  溶接協会

「臨時打ち合わせ」

・2026年12月6日(金)     溶接協会 

・2026年2月20日(金)     溶接協会

2)事業内容
(1) 事業報告・計画、決算・予算の検討を行い本部会に上申した。
(2) ろう部会全体の活性化について検討を行った。
(3) ろう部会入会案内の検討を行った。
(4)「銀ろう市場調査を行った。
(5) 「現場に役立つろう付技術講習会」実施計画を検討し、開催した。

  第89回:2025年10月3日(金)名古屋国際会議場(愛知・名古屋) 受講者:77名

  第90回:2025年12月12日(金)溶接会館 2階ホール(東京・秋葉原)受講者:80名

 【講演題目】

  ①《ろう付基礎と継手の特性》   国立大学法人 新潟大学名誉教授 渡辺健彦 氏

  ②《実際のろう付作業のコツ》       東京ブレイズ(株) 寺田 亮一 氏

  ③《バーナーろう付の自動化》   大進工業研究所 髙橋 稔 氏

  ④《ろう付設備 雰囲気ろう付炉》  関東冶金工業(株) 神田輝一 氏

  ⑤《アルミニウムのろう付技術》  ナイス(株) 山本敬晃氏

  ⑥《ステンレス鋼のろう付技術》 学校法人東海大学 教授 宮沢 靖幸 氏

(6) アンケート調査:講習会受講者にアンケート調査を実施し、集計・解析を行った。
(7) 機関誌「ぶれいず130号」企画及び発刊を行った。
(8) 部会文献(ぶれいず技術特集編、ろう付DVD等)の頒布を行った。

(9) ろう付技術資料(DVD等)の最新版改定の検討を行った。

(10)「ぶれいず友の会」の運営を行った。

(11)技術委員会との共通問題の審議を行った。

(12)自動車部会との交流会を実施した。

3.技術委員会

2025年度技術委員会の本委員会開催はなかったが、適宜業務委員会で審議した。

1)先端材料接合委員会      (主査:山﨑 敬久)
先端材料接合委員会では2025年度において3回の講演会を行った。そのうち、第2回委員会では、溶接学会「界面接合研究委員会」との合同委員会を開催した。

第1回委員会 2025年7月25日(金)

①鉄鋼材料とアルミニウムの炉中ろう付

②チップと基板の固相接合における短時間接合の検討

③ろう付用アルミニウム材料における溶融ろうの生成挙動

④ヘテロ凝固機構とそのデポジション式積層造形法への応用

第2回委員会 2025年10月24日(金)

①マテリアルズ・インフォマティクスの「状態図と熱処理」

②ステンレス鋼ろう付の際のニッケルろう材中のボロンの有効性

③真空バルブに用いられる接合技術および表面制御技術

④核融合炉ダイバータにおけるろう付け技術の適用:ITERプロジェクトにおける製作実績に基づく要件と認証プロセス

⑤金属-セラミック接合体界面における接合強度のマルチスケール解析

⑥ろう付関連規格の最新動向と将来展望

第3回委員会 2026年3月13日(金)

①リフロー実装に対応するはんだ付け性試験の新規前処理の検討

②逐次近似多目的最適化のパワーデバイス構造最適化への適用による短時間化

③陽極接合における導体側材料の酸化反応の応用

④マルチフェイズフラックスの流動物性と交流電場を用いたセンシング

2)規格調査・分析委員会 (主査:岸本貴臣)
  規格調査・分析委員会では2025年度において4回の委員会を開催した。

また、JISZ3270(ISO17672)改正WGは、1回のWGを開催した。

 (1)委員会開催状況

規格調査・分析委員会

・2025年6月20日(金) 溶接協会

・2025年9月5日(金)  溶接協会

・2025年12月19日(金) 溶接協会

・2026年2月27日(金) 溶接協会

JISZ3270(ISO17672)改正WG

・2025年4月18日(金) WEB

 (2)審議事項

  規格調査・分析委員会の担当内容は以下の①〜②である。

①ろうに関わる規格(JIS、ISO、WESなどのろう材、ろう材分析法、ろう付試験方法)の

 制定や改正、廃止などの精査およびJIS定期見直しに対応した。

②2025年度においては2025年6月、9月、12月、2026年2月の4回委員会を開催した。ISO会  

 議(TC44/SC13)は2025年12月にオンラインで開催され、3名が出席した。

  • ろうの材料規格については、該当する国際規格である ISO 17672 の改正が完了し2024年4月に発行された。本年度は、当該規格に対応する JIS 規格の改正を目的としてワーキンググループ(WG)を立ち上げて審議を進め、素案作成を完了させた。また当該素案を基に、JIS Z 3270 原案作成委員会立ち上げの申請を行い、2026年4月より同委員会が開始されることとなった。来年度も引き続き審議を進め、原案作成を完了させる計画である。
  • 溶接用語の規格改正について、本委員会において JIS Z 3001-3「溶接用語―第3部:ろう接」を対象とした。本規格はろうおよびはんだの双方に関連することから、はんだ部会の委員と合同で原案作成委員会を立ち上げ審議を進め、改正原案完成・改正作業完了となった。
  • ろうの分析に関する規格について、昨年度に実施したアンケート調査の結果、既存の分析規格に使用実態が確認されたことから、現行規格については現状を維持する方針とした。一方、JIS Z 3270 において新たに規定される成分および不純物が存在し、既存の分析規格では対応できない項目があることから、分析通則等を含め引用可能な規格を検討する必要がある。このため、WGを立ち上げ審議を行うこととした。