【受付中】2022年度 デジタルラジオグラフィに関する技術講習会 -工業分野におけるデジタルラジオグラフィの基礎とその適用-2022/7/25-26開催(2022.4.28公開)
受付中※本年も東京地区のみの開催となります。
本講習(2日間で合計16時間)により、
・JIS Z 2305(非破壊試験技術者の資格及び認証)に規定するNDT訓練及び訓練時間を証明する文書(修了証)を発行いたします。
・WES 8701に規定するRT部門の更新審査レポートのCIW保有資格に基づく継続的専門能力開発実績の記録になります。
【開催趣旨】
工業製品では,品質管理の一環として各種非破壊試験技術が利用され,このうち鋼構造物の溶接部の健全性を調査する最も確実な方法として,放射線透過試験(RT)が用いられています。近年,医用分野では,デジタル検出器を利用するデジタルラジオグラフィ(D-RT)が普及していますが,工業分野においても画像の観察が容易,現像,定着などの写真処理が不要といった特長が注目され,D-RTの適用が拡大しています。また,D-RTによる溶接継手を対象とした国内規格(JIS規格)が制定され,今後,D-RTを広く普及させるためにこれに対応できる技術者の育成と確保が求められています。
(一社)日本溶接協会 非破壊試験技術実用化研究委員会では,D-RTに関する撮影実験,国内外規格の調査・研究を行い,海外との情報交換等を図って,D-RTの規格に基づく実用化に努めています。その一環として,本年度も引き続き,D-RTに取り組もうとしている方々を対象に,制定されたJIS規格を基に試験研究の成果などを交えた講義と実習(基礎的な画像観察)による講習会を計画しました。
講習会の初日は,講義(D-RTの基礎,システム概要,撮影技術,画像評価),2日目は主としてD-RT画像観察の実習とし,D-RTに関する規格内容の理解を深めるとともに,実務上の技術を学んでいただきます。
プログラム(PDF)はこちらから
★お申込みはこちらから
【日程】
日にち:2022年7月25日(月)・26日(火)9:00~18:00(両日,受付開始8:30)
場所:溶接会館 2階ホール(東京地区のみの開催となります)
【プログラム】
初日(座学): 7/25(月)
①デジタルラジオグラフィの動向
②デジタルラジオグラフィ及びデジタル放射線透過画像の基礎
③デジタルラジオグラフィシステムの概要
④F-RT及びD-RTの撮影技術
⑤画像評価へのアプローチ及びD-RT固有の画像条件(1)
⑥画像評価へのアプローチ及びD-RT固有の画像条件(2)
2日目(実習): 7/26(火)
デジタルラジオグラフィ画像観察実習
※PC1台/1人貸与
【開催要領】
(1)会 員:41,800円(日本溶接協会 団体会員)
(2)後援団体:44,000円(本講習会の後援団体及び日本溶接協会指定機関の会員)
※書籍価格については、本受講料の会費区分とは異なり、当協会の団体会員等級が適用されます。送料別。
★テキスト購入先(溶接情報センター文献オンライン)
<参考図書>
日本産業規格JIS Z 3110:2017(溶接継手の放射線透過試験方法-デジタル検出器によるX線γ線撮影技術)のご持参を推奨します。
規格票のご購入手続きは日本規格協会ホームページを参照下さい。
4.必要なもの
(1)筆記用具
(2)電卓
(3)テキスト(上記3項)※事前にご購入して下さい。
講習会終了時に,すべての時間を受講された方には”受講修了証”を発行します(英文修了証の発行も対応)。
① (一社)日本非破壊検査協会が実施しているJIS Z 2305(非破壊試験技術者の資格及び認証)に規定するNDT訓練及び訓練時間を証明する文書
② (一社)日本溶接協会のWES 8701(溶接構造物非破壊検査事業者等の認定基準)におけるRT部門の更新審査レポートの「CIW保有資格に基づく継続的専門能力開発実績の記録」
6.申込みの流れ
以下の各事項にご同意できる方のみお申込み下さい。
8.会場ご案内
溶接会館 2階ホール
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20 一般社団法人日本溶接協会
お問合せ:一般社団法人日本溶接協会 業務部 川﨑
toshifumi_kawasaki@jwes.or.jp
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以上