本AM2級研修会では、AMの基礎から造形法、プロセス、評価、品質保証まで幅広い最新技術・知識を学ぶことができます。また、受講修了者はAM2級認証試験の受験資格を得ることができます。
★本研修及び認証は、国際規格であるISO/ASTM 52935(金属の積層造形-資格原則-AM技術者の資格)により運用しています。
資格認証の有効期間は5年間であり、認証取得後2年目でのサーベイランス、5年目での再認証審査(更新審査)が必要となります。
★本研修は、IAMQSのCU00「AMプロセスの概要」のRoA取得に必要な講義を内包しております。欧州溶接連盟(EWF)管理の国際的なAM資格取得の一単位として認定され、他のCU受講によりdiploma(終身資格)取得へ繋げることができます。
IAMQSの概要についてはパンフレットをご参照下さい。
※IAMQS:International Additive Manufacturing Qualification System
※CU:Competence Unit
※RoA:Record of Achievement
※EWF:EUROPEAN WELDING FEDERATION
開催要領
1.日程・会場
◎東京会場 (状況により開催日時・会場など変更になる場合があります)
日程:2025年9月9日(火)~11日(木)
会場:溶接会館 2階ホール(東京・秋葉原)
東京都千代田区神田佐久間町4-20
2.プログラム(天候等の状況により開始時間などを変更する場合があります)
2級対象研修会 ≪3日間≫
日程 | 時間 | 演題 |
第1日 | 09:10~12:30 | 実用金属部材のAM(前編) (造形原理と技術分類、造形熱源と工程検討) |
13:30~16:50 | 実用金属部材のAM(後編) (PBF方式の造形装置、DED方式の造形装置) | |
16:50~17:00 | ガイダンス | |
第2日 | 09:10~12:30 | 金属AMの造形現象(前編) (局所溶融と温度分布、移動溶融と凝固組織) |
13:30~16:50 | 金属AMの造形現象(後編) (相変態と組織制御、熱変形と残留応力) | |
16:50~17:00 | ガイダンス | |
第3日 | 09:10~12:30 | 金属AMの品質評価(前編) (使用環境と試験方法、非破壊検査と規格制定) |
13:30~16:50 | 金属AMの品質評価(後編) (造形現象の評価観察、造形部材の品質保証) | |
16:50~17:00 | 修了証授与 |
3.受講料(税込料金:消費税 10%、演習問題集代金を含む)
AM2級研修会:46,200円[税抜金額:42,000円、消費税額(10%):4,200円]
4.定員
東京会場 80名
5.申込締切
受付開始までしばらくお待ちください。
6.申込要領他
オンライン申込(講習会・シンポジウム)のページからお申込み下さい。
7.問合せ先
一般社団法人 日本溶接協会 AM技術者 研修会事務局
TEL:03-5823-6325 e-mail:
※お問合せについては出来るだけe-mail宛にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-20
8.テキスト
テキスト:-入門- 金属3Dプリンター技術[日本溶接協会 AM部会 技術委員会編] 定価:3,080円(税込)
- 受講に当たって必携としているテキストです。書店もしくは産報出版から事前購入し、研修会へご持参下さい。
(会場での販売は原則行いません。)
※産報出版株式会社 書籍販売 - 研修会は限られた時間で様々な内容の講義をしますので、テキストにより予習されることをお勧めいたします。
9.修了証書
- 研修会の全日程を受講された方には、AM2級研修会の修了証とIAMQS CU00の修了証の2種類が交付されます。
- 認証試験(AM2級)とIAMQSのCU00の試験は、同時受験となります。
- 受験には、AM2級研修会の修了証及びIAMQS CU00の修了証が必要条件となります。AM2級受験資格の有効期間は2年間、CU00受験資格の有効期間は1年間です。
- 欠席又は長時間にわたる離席や途中退室が確認された場合、修了証が発行されません。予めご了承願います。
10.AM2級認証試験
- AM2級認証試験は、毎年7月及び12月に実施予定です。[第1回AM2級認証試験2025年7月13日(日)予定/第2回AM2級認証試験2025年12月14日(日)予定]
- 受験資格有効期間内に受験、合格が資格認証取得に必要です。
- CU00と同時受験となります。有効期限にご注意下さい。
- 受験条件:研修会修了証受験資格有効期限内、実務経験不問、高等学校卒業以上の学歴