歴史

本部会は、2023年10年に設立しました。

活動内容

以下の委員会を設置し、それぞれの目的のもと活動を行います。

1.規格原案作成委員会

民間規格等作成機関として「高圧ガス保安法」等の圧力設備に関する技術規格基準類に引用される民間技術規格基準類を作成することで、当該設備の保安及び公衆の安全並びに操業の一層の効率化に資することを目的とします。

(1)WES 9801:特定認定高度保安実施者による保安検査基準(コンビナート等保安規則関係)

KHKS 0850-3を基に、コンビナート等保安規則(以下,コンビ則という。)第5条第1項第15号気密構造、コンビ則第5条第1項第17号及び第19号に係る耐圧性能・強度、第18号気密性能の規定に対し、国際的に広く活用されている海外の規格(API、ASME)を参考に作成した規格

(2)圧力設備の維持管理基準

API規格並びにASME規格の維持管理手法を体系的に国内向けに整理し、高圧ガス保安法が適用される設備を含め、圧力設備の適切な維持管理を達成するための規格

2.事例共有委員会

規格原案作成委員会で作成された「高圧ガス保安法」等の圧力設備に関する技術規格基準類に引用される民間技術規格基準類に対し、事例を共有し改善案等を検討することで当該設備の保安及び公衆の安全並びに操業の一層の効率化に資することを目的とします。

3.技術検討委員会

圧力設備の保安および公衆の安全並びに操業の一層の効率化に関わる技術的視点から、必要な技術検討を選定、実験などを実施し検証を行い、規格をさらに充実させることを目的とします。

4.基礎となる工学分野の教育研究助成事業

供用開始後の石油・石化産業の設備に関連する基礎的な研究、実験、教育または知識理論の普及(基礎的教科書等の執筆や学生への教育活動含む)に関する活動で各分野(溶接工学・機械工学・材料工学・安全工学等)に関連する内容を対象とした助成事業を2025年度より開始しました。助成事業-基礎となる工学分野の教育研究助成事業