Construction Division

活動報告

2020年度 活動報告(2021.4.1) 

建設部会 2020年度活動報告
1.本部会
建設部会は鉄骨・橋梁等を製作、架設する企業、溶接材料メーカ等を会員とし、中立を含めて13会員で構成している。なお、2020年度にゼネコン4社が入会し、当部会の活動が幅広く展開されることが期待される。
2020年度の部会は、新型コロナウイルス感染症の影響により活動中止期間があり、11月から対面+Web会議にて活動を再開し、書面審議(2回)と合わせて計5回開催された。内容を以下に報告する。

1.1 討議及び研究
(1) 組立溶接のヒールクラックの研究
建築鉄骨や鋼道路橋における組立溶接の脚長及び長さの規定緩和に向け、一般社団法人日本橋梁建設協会との共同研究として「組立溶接のヒールクラックの研究」を行っている。昨年度の試験溶接の結果、組立溶接の脚長と長さの緩和は十分に可能であり、今年度にヒールクラック発生の要因を更に明確にするための試験を実施する予定であったが、コロナ禍のため実施できなかった。

(2) 次年度の研究テーマについて[2020年11月30日、2021年1月20日]
次年度研究テーマとして、鉄骨の現場溶接における過大ルートギャップ処理方法について提案があった。一般的な処理方法としてバタリングがあるが、その他の方法で品質確保ができ工程短縮となる工法を見出せないかを検証することとした。

(3) 溶接部性能保証のためのシミュレーション技術について
現在、内閣府/国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主導する国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)革新的構造材料」において、「溶接部性能保証のためのシミュレーション技術の開発」拠点が設置され、溶接熱源のモデリングから継手性能評価まで一貫したシミュレーション技術の開発が推進されている。このシミュレーション技術は、①溶接熱源のモデル化とそれによる溶融池形成予測技術の開発、②凝固・組織変化を伴う溶接部の特性予測技術の開発、③溶接継手の性能予測技術の開発の3つのテーマにわかれ、そのうち、①溶接熱源のモデル化とそれによる溶融池形成予測技術の開発について、建設部会として何ができるかを検討していく。

1.2 マンガン及びその化合物並び に溶接ヒュームへの健康障害防止対策について
[2020年11月30日、2021年1月20日]
安全衛生・環境委員会主催の「溶接ヒュームへの健康障害防止対策に関する説明会(2020年12月7日)」への参加とその内容の報告、厚生労働省のホームページ掲載の資料の説明を行った。

1.3 溶接協会内委員会への委員派遣
本年度は、下記2委員会へ委員派遣を行った。
・規格委員会
・安全衛生・環境委員会
以上

2019年度 活動報告(2020.4.1) 

1.本部会
建設部会は鉄骨・橋梁等を製作、架設する企業、溶接材料メーカ等を会員とし、中立を含めて9会員で構成している。本部会の開催頻度は、年3回程度である。
2019年度の部会は、3回開催された。内容は以下に報告するとおりであり、鋼構造物(鉄骨・橋梁)の溶接に対する問題解決へ向けた検討を継続した。

1.1 討議及び研究
「組立溶接のヒールクラックについて」[2019年5月10日、2019年12月4日 於:溶接会館会議室]
建築鉄骨や鋼道路橋における組立溶接の脚長及び長さの規定緩和に向け、一般社団法人日本橋梁建設協会との共同研究として「組立溶接のヒールクラックの研究」を行っている。試験溶接の結果、組立溶接の脚長と長さの緩和は十分に可能である成果を得た。また、ヒールクラック発生の要因を更に明確にするための試験方法についても検討した

1.2  橋梁架設現場見学[2019年9月27日]
 他分野との交流により溶接技術の継続的改善を目的として、車両部会・台車溶接研究委員会との合同部会を開催し、国土交通省九州地方整備局発注のアーチ橋でMMB・宮地・川田JVで製作・架設している筑後川橋(福岡県)の現場見学を行った。

1.3 溶接協会内委員会への委員派遣
本年度は、下記2委員会へ委員派遣を行った。
・規格委員会
・安全衛生・環境委員会

以上

平成30(2018)年度 活動報告(H31(2019).4.1) 

1.本部会
建設部会は鉄骨・橋梁等を製作、架設する企業、溶接材料メーカ等を会員とし、中立を含めて8会員で構成している。本部会の開催頻度は、年3回程度である。
平成30年度の部会は、3回開催された。内容は以下に報告するとおりであり、鋼構造物(鉄骨・橋梁)の溶接に対する問題解決へ向けた検討を継続した。

1.1 討議及び研究
「組立溶接のヒールクラックについて」[平成30年5月11日、平成30年9月12日、平成30年3月22日]
建築鉄骨や鋼道路橋における組立溶接サイズ及び組立溶接長の規定緩和に向け、平成27年度にヒールクラック発生状況確認試験を行い、その結果を受け、平成28年度にはヒールクラックの発生に影響すると思われる組立溶接の溶込み深さが、被覆アーク溶接棒、マグ溶接(ソリッドワイヤ及びフラックス入りワイヤ)で同等とできるかを確認した。
平成27年度からの検討の結果、橋梁と建築鉄骨で組立溶接の要求事項や溶接部の要求性能は異なるが、組立溶接の脚長や長さの緩和はお互いにメリットがあり、当部会にて組立溶接のヒールクラックについて研究を行うことにした。試験体は既往の研究と同様とし、鋼材の炭素当量、溶接方法、溶接材料の種類、溶接長、脚長をパラメータとした。なお、本研究は一般社団法人日本橋梁建設協会との共同研究とした。
平成29年度に試験計画と鋼材の入手、平成30年9月に試験溶接を行った。その結果、組立溶接の脚長と長さの緩和は十分に可能である成果を得たが、ヒールクラック発生の要因を更に明確にするために継続して研究を行っていく。

1.2 溶接協会内委員会への委員派遣
本年度は、下記2委員会へ委員派遣を行った。
・規格委員会
・安全衛生・環境委員会
以上