安全衛生・環境委員会は1970年に溶接作業者の安全衛生のための特別委員会として設立されました(当時は安全衛生委員会として設立)。委員会設立後、作業環境の実態調査や規格・標準の原案作成、国際溶接会議(IIW)の第VIII委員会や衛生・安全への参画など活動範囲を広げてきました。昨今、国内外の安全衛生に関する認識は高まってきており、「溶接ヒューム」及び「塩基性酸化マンガン」について、神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがある事から、特定化学物質(第2類物質)に加える等の非常に重要な法改正も行われました。溶接作業者の皆様の安全と健康の為、ポスター・パンフレットの作成・配付、専門雑誌などへの投稿、溶接現場での実態調査、呼吸用保護具の フィットテスト動画の作成等、今後も時代のニーズに即した事業を積極的に実施してまいります。

溶接ヒュームの法改正情報

講習会・シンポジウム