Laser Materials Processing Committee

活動報告

平成31・令和元(2019)年度 事業報告

レーザ加工技術(LMP)研究委員会 平成31・令和元(2019)年度事業報告

1.委員会の実施
幹事会及び本委員会を3回開催した。(3月13日開催予定であった第4回は、新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大防止対策として中止し、委員会議事は電子メールでの審議で代用した。

2.研究報告及び特別講演の実施
本委員会において下記の6件の研究報告及び特別講演を行った。
2.1「超ハイテン鋼板の重ねレーザ溶接で発生する遅れ割れの動的観察および防止手段」
2.2「高出力青色半導体レーザ発振器の現状について」
2.3「ナ・デックスの最新の取り組み紹介~ビームプロファイルが及ぼすレーザ加工について~」
2.4「高出力レーザ溶接におけるスパッタ抑制技術の開発」
2.5「レーザ加工分野における欧米の最新動向」
2.6「自動車用高張力鋼板のレーザ溶接継手強度に及ぼす溶接線形状の影響」

3.見学会の実施
令和元年9月5日の第2回本委員会にて、株式会社ナ・デック技術センター(愛知県北名古屋市)を訪問し、リングモードレーザ発振器とそれを利用したアルミ材のスパッタレス溶接の実演など、同社が保有するレーザ装置及び開発技術を見学した。

4.シンポジウムの開催
令和2年1月22日~23日の2日間、株式会社ダイヘン六甲事業所(兵庫県神戸市)にて、LMPシンポジウム2020「レーザ加工技術の基礎・応用と最新動向」を開催し、89名の参加者を得て13件の講演と株式会社ダイヘン六甲事業所及び一般財団法人近畿高エネルギー加工技術研究所での見学会を実施した。

5.レーザ関連ISO及びIIW規格等の国際標準に関する活動
5.1 ISO/TC 44/SC 7国際会議及びIIW-VI委員会に参加し、レーザ用語の規格作成・見直しに関する活動に参画した。
5.2 ISO/TC 44/SC 7/WG 1(記号)に参加し、溶接記号の規格修正に関する活動に参画した。
5.3 ISO/TC 44/SC 10/WG 9(ハイブリッド溶接)の活動再開に伴い、レーザ・アークハイブリッド溶接施工の規格作成に関する活動に参画した。
5.4 ISO/TC 44/SC 10/WG 13(ビーム溶接)の新設に伴い、各種金属材料のレーザ及び電子ビーム溶接の品質基準の規格作成に関する活動に参画した。
5.5 その他ISOのレーザ加工に関する各種規格の定期見直しなどに関して、日本を代表して投票及び修正提案を行った。

6.レーザ関連JIS、WES等の国内標準に関する活動
安全衛生・環境委員会に委員代表が参加し、溶接、熱切断及び関連作業における安全衛生第3部:有害光(WES 9009-3)の改定内容の確認及び修正提案を行った。

7.国際会議出席報告
下記の国際会議に出席した委員により、出席報告を行った。
7.1「72nd IIW Annual Assembly and International Conference - IIW2019(2019/7/7~12、スロバキア・ブラティスラヴァ)
7.2「38th International Congress on Applications of Lasers & Electro-Optics - ICALEO2019(2019/10/7~10、米国・オーランド)」

8.最近のレーザ加工技術関連文献の調査及びデータベース化
2019年に発刊された国内外の学会誌や雑誌及びIIW、ICALEOほか国際会議の発表論文など30を超える学術情報誌から、レーザ加工に関する文献をリスト化しマイクロソフトエクセルのファイルとしてデータベース化した。

9.共同研究・共同調査
※今年度は特に活動なしのため記載なし。