Standardization Committee

ISO/TC 44 Plenary
会議出席報告

2021年度 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

日時:2021年9月29 日、30日 20:00~23:30(29日)、20:00~23:16(30日)【日本時間】

場所:WEB会議(Zoom Meeting)

出席者:17か国、合計49名参加(ISO中央事務局担当者を除く)

1. 議題の確認

 議事次第が一部修正の上,確認された。

2. 前回議事録の確認

 異議なく承認された。

3. 決議記録者の氏名

 Mr. Andrew Davis(アメリカ)及びMs. Elisabeth Guérin(フランス)が決議を記録する。

4. ISO/TC 44事務局(AFNOR)からの報告

  • P-メンバー国の会議への出席状況
    2年間参加していない下記のP-member国をO-member に変更することを中央事務局(ISO CS)に要求する。
    • Portugal、Russian Federation、Switzerland、Ukraine【Resolution 6/2021】
  • DIS/FDIS投票におけるNegative投票
    反対投票の時は理由が必要である。理由が不十分の場合、Committee Managerが投票したNSB(国家標準団体)に確認する。
  • ISO/TC 44 Business Plan
    ISO/TC 44 Business Planの見直しのため、2019年に発行されたStrategic Business Plan(TC 44 N 2294)に対するコメントをTC 44メンバー国に求めることとした。【Resolution 7/2021】

5. ISO中央事務局からの報告

  2021年5月に発行された専門業務用指針の主な改訂内容をTC 44 Committee Manager(Ms. Laurie Jardel、AFNOR)が紹介した。
  • Correction(規格の訂正)に関して
      旧指針では、発行済みの規格に対する訂正(正誤票<IEC>、訂正版<ISO>)の発行は、発行後3年以内の規格に対してのみ適用されていたが、今回の指針の改訂で、年数の制限が廃止された。従って、発行後、かなりの長期間経過したISO規格に対しても訂正版(改訂版ではない)が発行できることになる。
      誤りを発見したら直ちに正誤票・訂正版を発行すること、ユーザに分かりやすいようにするために、正誤票・訂正版発行情報をWebSiteで公開することをISO/CSに要求する。【Resolution 8/2021】
  • ISO/IECの専門業務用指針に関して
     ISO/TRには要求事項、推奨事項などを含んではならないことが明確化された。TC 44には用語規格の他、推奨事項を含む有用なISO/TRがあることから、今回の改訂は問題と考える。
     指針の改訂はISO/TMBのDMT(Directive Maintenance Team)が行い、TCが関わっていないことから、TC 44は指針の変更に関してTCに相談するよう、ISO/CSに要求する。【Resolution 9/2021】

6. Cohabitation Standard及びMultilingual Standardに関して

  ISO Central Secretariat が、共存規格と多言語用語規格の現行の表示方法(マルチコラム)ができなくなることを昨年提案している(XMLフォーマットを適用する上での問題)。今回、ISO/CSからTPMを会議に呼び、問題点などを提起した。
  ISO/TC 44はISO/CSにこれを変更しないか,含まれる情報が同じ・類似の方法で表示される解決策を提案することを 強く要望した。【Resolution 10/2021】

7. 溶接シミュレーション規格

  溶接シミュレーション規格の改訂要求の提案があり、その内容として、シンボル、コンピュータソフトの種類、Validationなどについての技術仕様(TS)を改訂する。
  しかし、これを取り扱っていたWG 5は解散していたので、再活動することになった。適用範囲を確認し、3年間で改訂作業を行うことが決定した。【Resolution 11/2021、Resolution 12/2021】

8. ウィーン協定による整合規格の遅れ

  ISO 13585:2012(Brazing — Qualification test of brazers and brazing operators)の改訂に関し、ウィーン協定に基づいてEN規格化が検討されたが、欧州指令の整合規格としてのEN規格作成が進まず、その結果、ISO/TC 44/SC 11の活動であるISO /FDIS 13585の投票も大幅に遅れた。このため、ISO 13585をウィーン協定から取り下げたことが報告された。
  他のプロジェクトでも同様のことが生じていることから、CEN/TC 121にウィーン協定下の整合規格の作成遅れの解消を依頼すること、及びISO/TC 44は、同様な問題が生じた場合、ケースバイケースで該当規格をウィーン協定から外し、ISO独自で投票・発行することが決議された。【Resolution 13/2021】

9. SC及びWGの報告

  1. SC 3(溶接材料)
      Mr. Andrew DavisがN 2355を用いて報告した。
      Additive ManufacturingのDED(Direct Energy Deposition)プロセスが溶接材料にも関係することから、ISO/TC 261へのLiaisonを新たに構築したことなどが報告された。
  2. SC 5 (溶接部の試験及び検査)
      Mr. Michel JambonがN 2356を用いて報告した。
      Pメンバー国(18か国)の内、8か国が2年以上参加していないこと、及び破壊試験に関するエキ スパートの不足が報告された。
      喫緊の課題であるISO 5173(Destructive tests on welds in metallic materials - Bend test)の改訂に関し、破壊試験を担当するWGが無いこと、及びSC 5にはエキスパートが少ないことから、TC 44としての対応を求めることが報告された。
      以下の3通りの案が示され、各国に問い合わせを行うこととした。
    • 新しいWGをSC 5の下に作る。(WG 3のRe-activiation)
    • TC 44に新しいSCを作る。
    • TC 44の直下にWGを作る。

      3案の内、2.及び3.は、WGには親委員会のPメンバー国及び指名されたLiaisonしか参加できないというISO指針があることから、SC 5のOメンバー国でISO 5173に興味をもつ米国やオーストラリアが参加できない問題に対する解決案である。
  3. SC 6(抵抗溶接及び機械的接合)
      Mr. Marcus PommertがN 2369を用いて報告した。
      アメリカが今年よりOメンバーになったので、WG 2とWG 4のSecretariatから降りたので、来年以降のConvenorとSecretaryを探している。
  4. SC 7 (溶接用語・記号)
      Mr. Jerome DietschがN 2370を用いて報告した。
      Mechanical joiningの用語に関して、デンマークからTC 44の適用範囲であるという意見が提示された。SC 7の適用範囲外であるので、ISO 4063改訂のExpertを集めることができないとのこと。
      Mechanical Joiningに関して新しいSCを作る案が出たが、結論までには時間がかかるので、今回は結論を出さず、各国で検討することとなった。
  5. SC 8(ガス溶接機器)
      Mr. Marcus PommertがN 2375を用いて報告した。
  6. SC 9 (安全・衛生)
      Mr. Andreas NaumovがN 2371を用いて報告した。
  7. SC 10 (溶接の品質管理)
      Mr. Holger ZernitzがN 2357を用いて報告した。
  8. SC 11 (溶接要員の適格性確認要求事項)
      Dr. Walter SperkoがN 2358を用いて報告した。
      WG 4 (Welder qualification) 及びWG 5 (Revision of ISO 14732) を新設した。
  9. SC 12 (はんだ付材料)
      Mr. Marcus Pommert がN 2376を用いて報告した。
  10. SC 13 (ろう付材料とプロセス)
      Mr. Marcus PommertがN 2377を用いて報告した。
  11. SC 14 (航空宇宙用途の溶接・ろう付)
      Ms. Laurie JardelがN 2359を用いて報告した。
  12. SC 15 (水中溶接)
      Mr. Andrew DavisがN 2360を用いて報告した。

10. Liaison報告

  Liaison Officerからの説明は会議の終了時間切れで、質問がある場合、Liaison Officerに直接メールで取り合わせる。

11. 次回会議

  2022年9月にFACE to FACEでマイアミにて行う。

12. 議決の承認

  8件の決議(Resolution 6/2021~Resolution 13/2021)が承認された。

13. その他

  ISO/CSのTPM(Mr. Charles-Pierre Bazin de Caix)とTC 44委員長(Mr. Patrick Verrier、任期は2021年末まで。)からの離任の挨拶があった。
以上

2020年 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

日時:2020年9月10日、11日 20:00~23:00 (日本時間)

場所:WEB会議(Zoom Meeting)

出席者:11ヵ国35名(除くISO/CS)

1. 開会の挨拶他

 Patrick Verrier(Chairman)の挨拶の後、議事が開始された。
 なお、Patrick Verrierの任期は2021年末であり、次期議長(Chair elect)としてGuy Cromer(AFNOR)を紹介した。
   [指針によれば、スムーズな引継を行うために、任期終了1年前から次期議長を指名できる。]

2. 前回議事録の確認

 2019年9月に開催されたSydney会議の議事録(N 2298)は異議なく承認された。

3. TC 44事務局からの報告

  • TC 44のWebサイトの変更が紹介された。
  • 過去2年間、TC 44会議に参画しないPメンバー国(12ヵ国)について、その地位を見直すことをTC 44事務局はISO/CSに連絡することとした。
    (Resolution 3/2020) ISO/TC 44 requests that ISO/CS review the participation of the following P-members in ISO/TC 44, with the view of changing their P-membership status to O-membership: Austria、Belgium、Iran、Italy、Netherland、Philippines、Portugal、Russia、Slovakia、South Africa、Switzerland、Ukraine.
  • SC 5のChairman Michel Jambonの任期は2020年末であるが、3年間延長することとした。
    (Resolution 4/2020) Having noticed that the Chairmanship of Mr. Michel JAMBON ends in December 2020, ISO/TC 44 agree to reappoint Mr. Michel JAMBON for 3 additional years from January 2021 to December 2023.
  • SC 13のChairman H. Schmoorの任期は2020年末であるが、3年間延長することをDINで検討中。
  • 前回Sydney会議で要Action項目となっていたISO 13918:2017(Welding - Studs and ceramic ferrules for arc stud welding)の追補の発行が遅れていることに対し、10月のSC 10会議で確認するとの事務局(Holger Zernitz)より説明があった。

4. ISO/CSからの報告

  • 2020年5月に発行したISO/IEC Directive Part 1の主な変更点が解説された。規格開発がスタートすると、ステージ40:00(DISの登録)及び60:60(ISの発行)のLimit Dateが自動的に設定される。また、開発期間の内、48カ月トラックは廃止された。これに対し、規格の中には数多くのコメントに対応するものがあり、開発トラックが制限されるのは問題であるという意見が出された。
  • また、ISOドキュメントの配布システムのプラットフォームが変更されることの説明があった。現在、ISOの関連ドキュメントは約280,000件が格納されており、約14,000人のエキスパートが利用している。エキスパートが使いやすいシステムを目指している。

5. SCとWGからの報告

  1. TC 44/JAG (ISO/CEN/IIWのJoint Advisory Group)
    • Andrew Davisより、IIW Commission XVII及びXVIIIでSolderingの品質要求事項に関する規格案をルートIIで検討している。(Project leader:Robert E. Shaw)SC 10及びSC 12のエキスパートは、積極的にIIWに参加してほしいとの要請があった。
    • 本件をTC 44のNP投票とすることに対し、会議では誰も反対しなかったために承認された。
      (Resolution 5/2020) ISO/TC 44 agree to circulate a new IIW draft “Soldering — Quality requirements for soldering of metallic materials” (similar to ISO 22688:2020 for brazing) for NP ballot in ISO/TC 44/SC 10 as an IIW Route 2 project.
  2. SC 3 (溶接材料)
    • Andrew Davisは、ISO 14344 "Welding consumables – Procurement of filler materials and fluxes"の改訂作業は、決められたLimit Dateを満足できない可能性があることに言及した。
    • このため、この案件についてのWeb会議を12月に開催することを計画しているとの報告がなされた。
  3. SC 5 (溶接部の試験及び検査)
    • ISO 5173 "Destructive tests on weld in metallic materials – Bend tests"が、破壊試験規格のメンテナンスを担当するAHG-1の提案によりスタートすることが報告された。
    • このISO 5173の改訂に関し、日、独及び仏に加えて、新たにオーストラリアと米国が協力することになった。来年初めに、改訂のためのWGを作るかどうかの投票を行うことが報告された。
  4. SC 6 (抵抗溶接及び機械的接合)
    • 現在、米国(ANSI)はWG 2 "Resistance welding equipment"とWG 4 "Joint TC 44/SC 6 and TC 2 WG Mechanical joining of sheet materials"のCommittee Managerを辞退することの報告がなされた。
  5. SC 7 (溶接用語・記号)
    • ISO 2553:2019 "Welding and allied processes – Symbolic representation on drawings – Weld joints"の出版過程で、ISO/CS側のミスで図に間違いが生じた。これを修正するために、追補又はMinor revision版を作成することとした。
      (Resolution 6/2020) Noting that an error was introduced by ISO/CS into the PDF version of ISO 2553:2019 that does not appear in the Word version of the same standard on ISO projects, ISO/TC 44 endorse ISO/TC 44/SC 7 Resolution 3/2020 requesting ISO/CS to issue a corrected version of this standard.
    • このISO 2553に関する問題をISO/CSが検討する過程で、ISO/CSはCohabitation規格(共存規格)の在り方を問題にしていることの報告がなされた。TC 44は、Cohabitation規格は規格の国際市場性を維持する上で有効な手段として認識していることから、ISO/CSに対してCohabitation規格の継続を求めることとした。
      (Resolution 7/2020) Noting that ISO/CS has proposed that the current method of presenting cohabitation standards (mainly in ISO/TC 44/SC 3 but also in ISO 2553:2019 and ISO 15614-1) is no longer possible, ISO/TC 44 strongly request that ISO/CS do not change the method of presentation or propose a solution where the information contained is presented in the same/similar way. See the information contained in the minutes of the meeting (to be circulated).
  6. SC 8 (ガス溶接機器)
    • 新しいWG:WG 8 "Pressure regulators"が設立されたことが報告された。
  7. SC 9 (安全・衛生)
    • マレーシアより、溶接の安全指針に関する質問が出された。IIWがフォローすることとした。
  8. SC 10 (溶接の品質管理)
    • ISO 15614-1:2017 “Specification and qualification of welding procedures for metallic materials – Welding procedure test – Part 1: Arc and gas welding of steels and arc welding of nickel and nickel alloys”のAmendment 1が2019年7月に発行され、現在、Amendment 2を作成中であることが報告された。
    • Jochen Mußmannより、このAmendment 2がCENで否決された場合にどうするかの質問があり、それはCEN/TC 121の問題であるとの回答がTC 44事務局からなされた。
  9. SC 11 (溶接要員の適格性確認要求事項)
    • Andrew Davisより、Pメンバーの参画状況が報告された。
  10. SC 12 (はんだ付材料)
    • SC 12/WG 8の活動状況が報告された。
  11. SC 13 (ろう付材料とプロセス)
    • Marcus Pommertより次回会議(11/24)の予定が紹介された。
    • ISO 10564 "Soldering and brazing materials – Method for the sampling of soft solders for analysis"が廃止されたことが報告された。
  12. SC 14 (航空宇宙用途の溶接・ろう付)
    • Additive Manufacturingに関わる規格は、ISO/ASTMの合同規格として開発していることが報告された。
  13. SC 15 (水中溶接)
    • 現在、Pメンバーとして参画している国は8か国であることが報告された。

6. Liaisonからの報告

  • 各Liaison Officerより、各TCの活動が報告された。
  • TC 135 "Non-destructive testing"が改訂作業を行っているISO/CD 9712 "Non-destructive testing – Qualification and certification of NDT personnel"は、2020年中にはDISを予定していることが報告された。
  • TC 269 "Railway application"が開発中のISO/DIS 23300-1 "Railway applications – Rail welding – Part 1: General requirements and test methods for rail welding"に関し、"General requirements"なのに溶接施工法に関する記述が無いとのコメントが出された。
  • TC 44として、TC 269/SC 1にコメントを提出することを決議した。
    (Resolution 8/2020) ISO/TC 44 request ISO/TC 269/SC 1 to have a deep look to ISO/DIS 23300-1 as there is a discrepancy between:
    • the title that addresses general requirements
    • the scope that indicates that welding requirements are addressed
    • the body of the text that does not address welding requirements

7. Liaison関係の見直し

 以下のLiaisonを継続することが確認された。
(Resolution 9/2020)
ISO/TC 17/SC 11, Steel castings W. Sperko
ISO/TC 61, Plastics J. Dietsch
ISO/TC 67, Materials, equipment and offshore structures for petroleum petrochemical and natural gas industries A. Davis
ISO/TC 107, Metallic and other inorganic coatings H. Zernitz
ISO/TC 135, Non-destructive testing M. Jambon
ISO/TC 167, Steel and aluminum structures A. Davis
ISO/TC 261, Additive manufacturing A. Davis
ISO/TC 269/SC 1, Railway applications, Infrastructure Y. Hirata
IEC/TC 26, Electric welding A. Davis
SBS, Small Business Standards F. Kania
IIW, International Institute of Welding A. Davis
 以下のLiaisonを解消することが確認された。
  • ISO/TC 79, Light metals and their alloys
  • ISO/TC 119, Powder metallurgy
  • ISO/TC 229, Nanotechnologies

8. 次回予定

 2021年9月~11月で追って決定する。場所は、Miami/USAとする。
以上

2019年 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

日時:2019年9月12 日 9:00~17:00、9月13日 9:00~12:00

場所:オーストラリア規格協会、シドニー(オーストラリア)

出席者:15カ国28名

1. オーストラリア規格協会の歓迎挨拶

 省略

2. 参加者の自己紹介

 今回、4名のWebでの参加者がいた。

3. 議題の確認

 N 2234の議事次第で行うことが確認された。

4. 前回議事録の確認

 異議なく承認された。

5. 事務局からの報告

  1. 今回の会議では4名がWeb参加したが、Plenaryに一部のSCの委員長やSecretaryが出席していないのは問題である。前回(Harbin)でも同じ問題があった。今後、Secretaryを担当している国は会議に参加することを期待する(決議3)。
  2. SC 12の委員長(Jorg TRODLER)の任期を3年延長(2022年末まで)する(決議4)。
  3. 2年以上参加していない国の取り扱いが問題になった。TC 44での数年議論しているが結論がでない。
     また、現状、WGにはPメンバー国がWGメンバーをノミネートするが、PメンバーでなくてもWGにエキスパートを参加させることができるように、指針を改訂することをISO中央事務局に要求する (決議5)。
  4. アメリカよりISO規格の作成方法に疑問が提示された(US position paper participation in ISO/TC 44)。ISOがEU指令の影響を受けているので、他の地域(環太平洋)の規格が反映されていないとの指摘があった。しかし、ISOは各国からの専門家を受けいれて共通規格を作っているので、他の地域はこれをもとに修正した整合規格を作ることができる。
  5. 昨年度からの議決事項の確認と行動と対応に対する報告が行われた。
  6. Mr. Rudiger BECKからMr. Claudia BERNHARDTに変更になった。

6. Business Plan

 コメントを元に修正が行われた。ヨーロッパ中心に書かれているので、他の地域の内容を入るような要望がされ、これが一部認められた。
 IARCに関する内容が記載されていたが、実際には規格を作ることができない。これらは法規制に関連しているので、削除した。最終案をISO/CSに送る。(決議6)

7. ISOのニュース

 Directiveの年間のメンテナンスサイクルが紹介された。10月スタートして、5月発行する。

8. ISO/TC 44 のサーバーについて

 ISO/TC 44の公式ホームページができたので、リンクの要請があった。また、Newsなどのアップデートの回数がある。

9. Interpretationに関して

 規格の解釈を行うだけなので、技術的な変更は行わない。新しいものが発行された場合、その有効日が、前のInterpretationの廃止日とする(決議7)。
 InterpretationはTC 44のホームページ上でアクセスできるようにし、掲載の1週間前には委員に連絡する。
 ISO 15614-1:2004に関し、2013年にシールドガスの組成範囲に関する解釈( N 1128)が発行されているが、2016年に別の解釈がWebサイトにも掲載された。この2つの解釈には違いが存在しており、混乱が生じているとの指摘がFinlandからあった。2013年に発行されているのが、いつまで有効かが問題である。これについてSC 10で検討するように決議を行った。(決議8)

10. SC報告

  1. SC 3
     ISO 24598(耐クリープ鋼SAW用ワイヤ、フラックスとの組み合わせ)とISO 14174(SAW、ESW用フラックス)が2019年に発行された。
  2. SC 5
     11日に開催されたSC 5会議経過の報告。
  3. SC 6
     IIWでの規格を移行させる。WG 4は航空機および自動車用のmechanical joining
  4. SC 7
     ISO/TR 25901-2(用語-安全衛生)に関してはISO中央事務局からの編集上の問い合わせで止まっている。引用元の記載と、どの箇所が修正されたかを示さなければならない。Directiveに対して、修正箇所を明記する必要がないとの疑問を提示する(決議9)。
  5. SC 8
     欠席のため、報告がなかった。
  6. SC 9
     ISO 25980(遮光カーテン)の修正のための投票を行う。コメントを出す必要がある。
  7. SC 10
     欠席のため、報告がなかった。ISO 13918/AMD 1(スタッド溶接、図の修正)のFDIS投票が3月に終わっているのに発行されていない。事務局に問い合わせを行う。
  8. SC 11
     CEN/TC121でPメンバーが5名集まらないので、ウィーン協定を満たすかどうか不明である。SC 15が成立したので、スコープから水中溶接を除く。
     また、これまで水中溶接を扱っていたWG 1を解散する。
  9. SC 12
     委員会構成および各WGの紹介が行われた。
  10. SC 15
     8か国が賛成し、ドイツが反対した。水中溶接に関する要員認証、品質管理、設計などを取り扱う。ISO 15614-9、ISO 15614-10およびISO 15618が移行する(決議10)。Mr. Mike PettがChairになる。
     併せて、SC 11のスコープの内、”Qualification of personnel and procedures for underwater welding”をSC 15に移すことを承認した。(決議11)

11. Systematic Review

  • ISO/TS 18166, Numerical welding simulation – Execution and documentation
    ⇒ 2019年6月SR 確認 (日本投票:確認)
       AWS内に同様の委員会がある。
  • ISO 5187, Assemblies made with soft solders and brazing filler metal
    ⇒ 2019年9月SR SC 13に移管して改訂要否を判断する。

12. 規格の移行

 TC 44直下のWG 3及びWG 4で開発した下記規格が、それぞれSC 13及びSC 14が設立された後でもTC 44の直接管理であったため、次のように移管先を決定した。
  • ISO 5187 Assemblies made with soft solders and brazing filler metalをSC 13に移管する(決議12)。
  • ISO 11745, Brazing for aerospace applications - Qualification test for brazers and brazing operators - Brazing of metallic component は航空機関連なので、SC14に移行する(決議13)。
  • ISO 17672, Brazing – Filler metalsをSC 13に移管する(決議14)。
  • ISO 3677, Filler metal for soldering and brazing – Designation をSC 12またはSC 13のいずれに移管すべきか、それぞれのChairとSecretaryに相談する(決議15)。

13. リエゾン報告

 リエゾンオフィサーが確認された。(決議16)
 TC 269/SC 1 ➡ 平田委員長
  1. TC 17/SC Steel casting
     長年レポート報告がないので、他の人を割り当てる。
  2. TC 67 リエゾンオフィサーは継続する。
  3. TC 79 状況が報告された。
  4. TC 107 リエゾンレポートとして参考にするように提案があった。
     TC 44に関連して、何が重要か分かるように要請があった。Mr. Andrew Davisが簡単な報告フォームを提案する(決議 17)
  5. TC 119 欠席のため、報告がなかった。
  6. TC 135 NDTに関する報告があった。ISO/WD 9712, Non-destructive testing – Qualification and certification of NDT personnelは国内法と一致していないため、アンブレラ方式を採用した。
     認証はISOの適用範囲でない。
  7. TC 167 Steel and aluminum structure で溶接を取り扱う規格がある。鋼構造協会が審議団体。JWES事務局から委員参加。
  8. TC 229 Nano粒子の危険性があり
  9. TC 261 Additive Manufacturing
  10. TC 269(Rail Welding) TC 44の溶接の内容を扱っているので、このWGからTC 44に連絡があるべきとの意見があった。
  11. IEC/TC 26 (電気溶接)
     規格の審議状況が報告された。

14. CEN/TC 121の報告

 状況が報告された。エコデザインは製品規格に対応しているので、CENELEC/TC 26が該当する。TC 121としては対応しない。このことを来週、ベルギーに説明に行く。

15. SBS

 SBSに関しての組織と行動目的が紹介された。

16. その他

 行動規範についての説明があった。

17. 次回会議

 2020年9月6日の週か13日の週にアメリカで開催する。
以上

2018年 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

開催日時:2018年9月13 日 9:00 ~ 17:00

開催場所:DIN、ベルリン(ドイツ)

出席者:13か国26名参加

0. DINの歓迎挨拶


 Dr. Stephanから歓迎の挨拶を行った。

1. 議題の確認


 N 2234の議事次第で行うことが確認された。

2. 前回議事録の確認


3. 事務局からの報告


  1. SC 9の委員長が延長になった。

  2. 2年以上参加していない国の取り扱いが問題になった。数年議論しているが結論が出ない。Andrew DAVIS氏が決議文章の案を作ることになった。P-memberでない国は委員会に参加できない。投票及び参加しない場合はO-memberになる。(決議3)

  3. NPに対して、6週間から4週間に変更になった。

  4. ISO/TC 44に関する質問は国内委員会が受けて、解釈する。各国の状況によっては専門家がいない場合があり、費用負担の問題が指摘された。

  5. IVPを用いたVideo会議ができるようになった。

  6. SCの委員長及びSecretariatに会議終了後にショートレポートをISO/TC 44のSecrtarietに送り、ISO/TC 44のホームページに載せる。これを各国のメンバーに情報を提供することを進める(決議4)。ISO/TC 44のホームページが作られた。これを広めるためにリンクを張る要望が出された。このホームページ内にInterpretation sheetがあり、これをSecretariatに直接送れる。

4. リエゾン報告(主な内容のみ)


 リエゾンオフィサーが確認された(決議6)。Rail Weldingは平田委員長。

  1. CEN/TC 121

     審議状況の報告があった。EN ISO 9606-1:2017 と EN 13479:2017がEU指令の整合規格として発行された。ECOデザイン指令の整合規格を決めるように連絡があったが対応に苦慮している。

  2. TC 17

     連絡を行っても報告がない。そこで、新しいリエゾンオフィサーを求める。(決議7)

  3. TC 61&TC 61/SC 9(プラスチック溶接)

     委員会構成および活動内容などが紹介された。

  4. TC 79

     欠席のため、報告がなかった。

  5. TC 107

     欠席のため、資料だけが出だされた。

  6. TC 119

     口頭で委員会の概要が紹介された。

  7. TC 135(非破壊試験)

     委員会の審議状況などが報告された。

  8. TC 138

     委員会構成および各WGの紹介が行われた。

  9. TC 261(Additive Manufacturing)

     審議状況が報告された。これに対して、今後の動向が重要であるが、国内対応委員会がない場合、情報が手に入らないという問題があるとの意見があった。

  10. TC 269(Rail Welding)

     SC 1の目的および対象となる溶接方法を説明した。ガス圧接を含むので、B規格かどうかの質問があった。(機械指令がらみで、A規格:通則、B規格:水平、C規格:製品規格)

  11. IEC/TC 26(電気溶接)

     規格の審議状況が報告された。

5. SBS


 今回初めて、リエゾンの報告が行われた。このSBSは欧州指令と関連している内容を取り扱っている。

6. EWF


 溶接に関するグローバルネットワークを構成する目的で、1992年に設立された。 現在、メンバーは28か国(ヨーロッパ)、 オブザーバとして2か国。溶接技術者のトレーニングと認証を行っている。これをTC 44とのリエゾンを行うかを検討した。その結果、賛成が少なく、TC 44でなく、SC 10かSC 11とのリエゾンとなった。(決議8)

7. IIW


 IIWでの規格の審議状況が報告された。Welding Inspectionに関して、SC 11に回して意見を求めて、その後、JAGでSC 11の元で進めるかどうか考える。

8. ISO/TC 44の適用範囲に関して(N 2239)


フランスと日本からのコメントがあり、これを元にTC 44/JAGで検討され、その結果が報告され、その内容が承認された。目的を達したのでISO/TC 44/AHG 1を解散する。(決議11)

9. SC 3の報告


 3規格が発行され、各規格の審議状況が報告された。

10. SC 5の報告


 2年間参加がなかった国をP-memberから外した。破壊試験に関して、経済性の問題などによりエキスパートが集まらない。プロジェクトリーダに連絡を取っても返事がない。ISO 5173は時間が経過しすぎているので、作業をキャンセルして、再度、エキスパートを集めて、再スタートする。(決議13)

11. SC 6の報告


 4か国のactive memberがいるので、かろうじて活動できる。新規活動はMechanical Joining が行っている。現在、中国はO-memberであるので、P-member に戻るためには意思表示が必要である。

12. SC 7の報告


 委員会構成の紹介と参加状況が報告された。6規格が審議中であることが報告された。

13. SC 8の報告


 委員会構成の紹介が行われた。4規格が発行され、4規格が審議中である。

14. SC 9の報告


 3規格は12月までに終わらす。WG 6は活動していない。IARCの発がん性に関しての質問があったが、溶接ではがんが発生していないとの話があった。

15. SC 10の報告(Quality management)


 8規格が発行された。これに伴い6規格が取り消しされた。

16. SC 11の報告(Qualification requirements)


 委員会構成が紹介され、WG 1は水中溶接である。ISO 15614-9を審議している。また、2件のNWIPがある。

17. SC 12の報告(Soldering materials)


 委員会構成の紹介がされた。4規格が発行され、1規格が審議中である。

18. SC 13の報告


 年1回開催しており、1規格が審議中である。

19. SC 14の報告


 2規格がWDで新規規格が4規格あり、これらを審議している。また、委員長が来年引退するので、後継者を探している。

20. 新しいSCの発足について


 SC 11/WG 1(水中溶接)を東京会議のときに、新たなSCとして発足することが決議されたが、航空機関連をSC 14として発足することになったので、ペンディングになっている。新しいSCを起こすためには、プロジェクトの計画などが必要である。これをSecretariatが受け取れば、新しいSCで発足するかどうかをSC11が決める。

21. ISO AWARD


 1年以内の貢献を問題としており、誰を推薦するは各WGで検討する。

22. ドキュメントタイトル


 ホームページの上のドキュメントのタイトルが分かりにくいので、正確なタイトルをつけるべきであるとの意見があったが、見易さを考えてキーワードがわかるように付ける方向で検討する。

23. パイプ溶接に関してUKから質問


 主目的が溶接でなく、パイプなので、他の委員会が取り扱うべきとなった。

24. 次回会議


 オーストラリア 2019年9月9日から13日に開催する。

 SC 8、SC 10、SC 11は少なくとも行う。

 2020年 アメリカでの開催する? アメリカはヨーロッパですべきとの意見。

以上

2017年 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

開催日時:2017年7月6 日 13:00 ~ 17:00
開催場所:ハルビン溶接研究所、ハルビン(中国)
出席者:10か国39名参加

 新委員長と新しいSecretaryの挨拶が行われた。


1. 議題の確認


 N 2174の議事次第が一部修正の上,確認された。

2. 前回議事録の確認


3. 議決記録者の氏名


 フランス、ドイツが議決を記録する。

4. 事務局からの報告


 リエゾンオフィサーの確認
  • ISO/TC 11:関連した活動がなく、規格も発行済みので、リエゾンを解消する。

  • ISO/TC 17/SC 11(Steel castings):報告がないので、別の人をリエゾンオフィサーとする。

  • ISO/TC 61とTC 61/SC 9(Thermoplastic):変更なし

  • ISO/TC 79(Light metals and their alloys):SC 6のchairmanが変わったので、これに合わせて変更する。

  • ISO/TC 119(Power Metallurgy):シンガポールの代表が担当する。

  • ISO/TC/135(Non-destructive testing):変更なし

  • ISO/TC 138(Plastics pipes, fittings and valves for the transport of fluids):Mr.Patrick Verrier が行う。

  • ISO/TC 167(Steel and aluminium structures):変更なし。

  • ISO/TC 229(Nanotechnologies):変更なし。

  • ISO/TC 261(Additive manufacturing):変更なし。

  • IEC/TC 26:Mr. Andrew Davisが行う。

  • IIW:Mr. Andrew Davisが行う。

5. ISO中央事務局からのニュース


 ISO/IECのDirectivesの変更事項に関しての説明があった。

 各プロジェクトリーダーの役割などの説明があった。
  1. DINの提案でプロジェクトスタートから18か月での規格発行が行えるようになった。メリットとして、技術の変化に追従でき、簡単に修正内容が追跡できる。プロジェクトリーダーが計画を立てることができ、24か月あるいは36か月の計画も立てられる。

  2. 計画とモニター:Secretariatが規格の審議状況をモニターできるようにする。

  3. NP投票に関して、棄権を除く、2/3の賛成が必要である。

  4. FDISをスキップできる条件は技術的コメントがない場合のみである。ウィーン協定でも同じ。

  5. P-memberで、過去2回の委員会に参加していない国に連絡をとり、理由を問い合わせする。その後、来年の会議で立場をどうするか決める。活動に参加がない場合、O-memberになる。

  6. SecretaryとConvenerの役割が説明され、2017/4/1から http://isotc.iso.org.mm を用いることが義務化された。

  7. STADIST(Webシステム)でDISの編集状態を確認できる。

6. ハルビン溶接研究所および中国の規格の状況


 中国の現状と認証の状況が説明され、その後、研究所の見学を行った。

7. プラスチックの接合委員会


 2015年7月にイギリスからSCの提案があったが、昨年のトロント大会のときに、専門家がいないので、プラスチックを除くことが提案された。TC 44/AG 1は解散することになった。TC 61がプラスチック溶接を適用範囲にいれることになった。

8. リエゾン


 ISO/TC 11とのリエゾンに関しては、2規格のみ発行し、以後は何もしていないので解散する。
8.1 ISO/TC 261

 溶接に関するプロジェクトは今のところない。SC 14は航空機の溶接を扱っている。
8.2 ISO/TC 269

 EN 15085にて、列車の接合規格が決まっている。TC 269からレール溶接の規格化の提案(鉄道総合技術研究所)が行われている。TC 44の規格が使えない理由など、もう少し詳細な情報を集める必要がある。リエゾンオフィサーが必要な時はNew Item Proposalに11月に行う。
8.3 SBS

 小企業に関する規格を取り扱っている。
8.4 EWF(European Welding Federation)

 EWFからのリエゾンの要求に対応するために、次回の会議(DIN)において、EWFを招待しリエゾンの必要性を報告する。その内容に従って、リエゾンするかどうかを決定する。
8.5 IIW

 IIWでの規格活動の報告が行われた。IIWの規格活動に参加する人はMr.Andrew Davisに連絡すれば、無料でIIW の規格活動に参加できる。

9. WebSite


 Webサイトを作るのにボランティアが必要である。新規ドキュメントやミーティングなどの情報を提供したい。

10. 主なSC及びWG報告


10.1 SC 9報告

 WG 4に新しいConvenorを迎えた。ISO 21904シリーズの再構築を行っている。WG 6は仕事を終了した。
10.2 SC 10報告

 前回はドイツで行った。ISO/FDIS 13980の投票を行った。WG 11のコンベナーとsecretariatが変更になった。

 ISO 13920 が確認になった。WG 13(ビーム溶接)のISO 13901-2がEN規格になっているので、これをUSAが反対意見を述べた。小規模企業に対する新しい機械に対する試験が問題である。

 FDISの表の中で、材料の組み合わせに対して裕度がなく、これについて、コメントを行ったが無視され、その後、コメントの処理責任はだれが持つかの質問があった。これに対してはSecretariatが持っており、FDIS締め切り後はSecretaryに連絡を取る。
10.3 ISO/TC 44/JAG

 IIWの報告が行われ、新しい提案はなかった。見直しについての報告が行われた。USAから6件のコメントが行われた。
10.4 SC 13報告

 品質管理はSC 10へ、人の認証はSC 11に分けることにより、SC 13(Brazing)は解散する。
10.5 SC 3報告

 TC 8/SC 8とのリエゾンを組んでいる。SC 8は造船なので、溶接材料と関係していない。
10.6 SC 7報告

 WG 1はdrawing を取り扱っている。WG 2で、Mechanical joining とプラスチック溶接を取り扱う。Resistance Welding、電子ビームBrazingはペンディングとなっている。
10.7 SC 11報告

 USAがChairmanとSecretariatを行っている。brazingの品質管理と同じ。
10.8 SC 14報告

 TC 261とのJWGとなっている。

11. 次回会議


 2018年9月13日、14日にベルリンで行う。

 SCを13日までに、同時に開催するのは難しいという意見があった。

 2019年の開催地候補として南アフリカにコンタクトを取る。開催できない場合、マイアミで行う。

以上

2016年 ISO/TC 44 Plenary会議出席報告

2016/11/27
報告者:規格委員会副委員長 山根敏/中井洋二

開催日時:2016年11月17 日9:00~17:00、18 日9:00~12:00
開催場所:CWB、トロント(カナダ)
出席者:Chairman:Mr. Frederic Lobinger (FR), Secretary: Mr. Eric Balcaen (FR)他 計 11か国、30名

1. 議題の確認

 N 2124の議事次第で行うことが確認された。

2. 前回議事録の確認

 特にコメントはなかった。

3. 議決記録者の指名

 Ms. E. Guerin(仏語)、Mr. A. Davis(英語)、Dr. B. Rickes(独語)が議決を記録する。

4. 事務局からの報告 【Resolution Toronto 1/2016】

 Secretaryからリエゾンオフィサーの確認があった。
  • ISO/TC 11(Boilers and pressure vessels):関連した活動がなく、規格も発行済みなので、リエゾンを解消する。
  • ISO/TC 17/SC 11(Steel castings):報告はないが、Mr. F. Lobinger委員長から別の人をリエゾンオフィサーとして継続する。
  • ISO/TC 61(Plastics)及びTC 61/SC 9(Thermoplastic materials):変更なし
  • ISO/TC 67(Materials, equipment and offshore structures for petroleum, petrochemical and natural gas industries):変更なし
  • ISO/TC 79(Light metals and their alloys):SC 6のChairmanが替わったので、これに合わせて変更する。
  • ISO/TC 107(Metallic and other inorganic coatings):変更なし
  • ISO/TC 119(Powder metallurgy):Mr. F. Lobinger委員長からMr. Wei Zhou(SG)に変更する。
  • ISO/TC 135(Non-destructive testing):変更なし
  • ISO/TC 138(Plastics pipes, fittings and valves for the transport of fluids):Mr.Patrick Verrierが行う。
  • ISO/TC 167(Steel and aluminium structures):変更なし
  • ISO/TC 229(Nanotechnologies):変更なし
  • ISO/TC 261(Additive manufacturing):変更なし
  • IEC/TC 26(Electric welding):Ms. E. GuerinからMr. Andrew Davisに変更する。
  • IIW:Mr. Andrew Davisが行う。

5. ISO中央事務局からのニュース

 Webを用いてMr. Charles-Pierre Bazin de Caix(ISO)より、ISO/IECのDirectives part 1 and 2の変更事項に関しての説明があった。
 DISが最低限必要なことで、他の手続きはスキップできる。開発期間に合わせて、Track 1、Track 2、Track 3の3種類を選択できる。
 DISの準備から4週間で配布し、8週間の翻訳期間、12週間の国内委員会で審議し、投票を行う。その後、2週間でSecretariatとChairmanが確認し、国内対応し、DIS準備から32週後にWGを開催し、FDISを作成する。
 CDは4週間以内、DISは12週間以内とするが、これはChairmanとSecretariat との責任による。

6. プラスチック溶接(パイプや3Dプリンタなど)【Resolution Toronto 2/2016】

 TC 44にプラスチックの接合を入れるかどうか審議し、これを入れるためにはスコープの変更が必要であることを確認した。TC 61とのリエゾンを行うことについて、各国に意見が求められた。問題は、必要性は認められるが、専門家がいないことである。TC 61はWeldingに興味がないが、TC 138 (Plastics Pipes)はWeldingに興味をもっている。次回のTC 44までに、専門家を募集する質問をSecretariatが行う。CIB投票で参加者がいなければ、TC 44とTC 138とのリエゾンを解消する。

7. 委員会Website 【Resolution Toronto 3/2016】

 ISO/TC207/SC1のようなWebsiteを作成する。グラフィックシンボルなどを整理し、フリーアクセスができるようにしたい。誰がサポートするかが問題であるので、LinkedInでできるとの意見があったが、プライベートシステムでなく、公共のシステムを使いたい。LinkedIn が使えるところと使えないところがある。
 Websiteが必要である。一つはLinkedInを使うもので、もう一つは、簡単なSiteを作るものである。
 フランスでは規格化に関する問題があれば、Webサイトを用いている。
 ISOがWebツール(Platform)をすでに提供している。これを利用する予定である。該当する規格数が増えた場合は誰が回答するかが問題である。Secretariatが回答あるいは該当者などが回答するなどを考えている。

8. New Work Item【Resolution Toronto 4/2016、Resolution Toronto 5/2016】

 “Quality requirements for brazing of metallic materials”、“Welding consumables — Position statement on the use of trace element analyses in welding consumable Specifications”、"Guidelines to apply ultrasonic testing with TFM (Total Focusing Method) / FMC (Full Matrix Capture)"が出てくる可能性がある。

9. Chairmanの延長 【Resolution Toronto 7/2016】

 ISO/TMBに対して、参加者が少ないことや産業界からのサポートがあることを理由にChairmanの延長を認めるように要求する。

10. リエゾンの報告

 リエゾンからの報告がないものについてはリエゾンを解消する。
10.1 CEN/TC121
 Dr. B. Rickesより報告があった。今のところ問題はない。EN 13479(Welding consumables - General product standard for filler metals and fluxes for fusion welding of metallic materials)がCEマーキングに関連するもので、2015年12月に会議を行っている。EUコンサルタント待ちであるが、EN ISO 9606-1(Qualification testing of welders - Fusion welding - Part 1: Steels)のAnnex ZAが決まる予定であり、これを ISOに提案する予定である。ISO規格ではWordが少し変化するだけである。
10.2 IIW
 Mr. Andrew Davisより報告があった。IIWで同じような適用範囲で規格を作成している。IIW作成のISO 14174はISO規格としては整っていないのでJAGで否決され、技術仕様 (TR)として認められた。抵抗溶接の規格があり、FSWの規格も作られている。FSSWの規格はDIS投票された。Commission VIは用語を取り扱っている。Commission VIIIはTRを発行し、それ以外の活動はない。Commission XVは活動がない。
10.3 ISO/TC 67(Materials, equipment and offshore structures for petroleum, petrochemical and natural gas industries)
  Mr. C. Zanfirより報告があった。オイルやガスを担当しており、各国での規格があり、SCやWGが多く、複雑である。
10.4 ISO/TC 135(Non-destructive testing)
  Mr. M. Jambonより報告があった。非破壊検査を取り扱っており、リエゾンを維持する。現在のWork itemはISO/DIS 18563-2である。
10.5 ISO/TC 167(Steel and aluminium structures)
 Mr. Andrew Davisより報告があった。ISO/CD 17607だけが動いており、DISは来年になる。コメントが500件など多い。
10.6 ISO/TC 229(Nanotechnologies)
 Mr. Wei Zhouより報告があった。ナノ磁性体の規格を扱っており、用語や特性を扱っている。これらはヒュームなどに関連している。また、IIWのマイクロ接合委員会に関連している。
10.7 ISO/TC 261(Additive manufacturing)
 Mr. Andrew Davisより報告があった。航空関連のAdditive manufacturingで溶接に関連している。現状では、溶接関連の規格は行っていない。ISO/TC 44/SC 14の1回目の会議がマイアミで開催され、SC 14がTC 261にJWGを要求している。
10.8 IEC/TC26
 Mr. Andrew Davisがnew officerとなった。

11. SC及びWGの報告

11.1 Plastic Welding coordination Group
 TC 61は試験方法を扱っている。溶接自体はないが、Plasticの接合に関する用語には溶接が含まれている。このため、TC 44で溶接とは何か(Scope)を明確にする必要がある。
11.2 Welding simulation – WG 5 【Resolution Toronto 6/2016】
 Convenor欠席のためもう1年待つ。もう1年延長して、何も行っていなかったら、解散する。
11.3 Welding consumables – SC 3
 Dr. B. Rickesより報告があった。2回の会議を行っている。ISO 17777:2016が新しい規格である。9年間chairmanを行っているので、限界がきている。来年1月1日から後継者として、Mrs. Olena TRUNOVA(DE)が立候補を行う。彼女は同じ会社である。IIWは政府と関連していないので、Chairmanの延長に関する規則はないが、TC 44はガイドラインに従う。中央事務局に延長に関して問い合わせたが、TMBに従う結果、延長をすることができないという回答を受けている。
11.4 Testing and inspection of welds – SC 5
 Mr. M. Jambonより報告があった。破壊と非破壊検査の規格を扱っており、3つのWGがある。WG 1とWG3については活動を行っていないので、解散する予定である。ISO 5173はFDISになる。ISO 15626はSystematic Reviewを行った。
11.5 Resistance welding and allied mechanical joining – SC 6
 Mr. Eric Balcaen幹事より報告があった。中国がSystematic Reviewなどの対応を行っていなかったので、規則に従って、P memberからO memberになった。
11.6 Representation and terms – SC 7
 Mr. M. Magharより報告があった。IIWとのリエゾンを行っている。ISO 9692-2及びISO 9692-4は24か月から36か月に延長した。ISO 6947のSystematic Reviewで日本からコメントが出され、改正作業を行うことになった。ISO/TR 25901-7(レーザー溶接)とISO/TR 25901-8(電子ビーム溶接)の作業を行った。ISO/TR 25901-2(安全衛生)は次年度の予定である。プラスチック溶接をカバーする規格作成作業を計画している。
  SC7の委員長を1年間延長する。ISO/TC 61/SC 1とリエゾンを行う。切断についてはSC8で用語の規格化作業をスコープに入れたので、これが問題である。しかし、中央事務局に問い合わせたところ、完全にスコープが重なっていないので、矛盾が生じないと判断された。SC 7はTR規格を作成する。
11.7 Equipment for gas welding, cutting and allied processes – SC 8
 Mr. S. Wellendorfより報告があった。熱切断に関して扱っているが、用語までを含めて、適用範囲を拡張した。次回は2017年4月27日、28日に行う。ISO/TR 25901-5はFSWなので、他のSCに移管する。
11.8 Health and safety – SC 9
 Mr. Bodo Kälbleより報告があった。 WG 4とWG 6があり、2規格が発行された。ISO 15011-1については36か月延長する。エキスパートの募集を行う。ISO 10882-2の確認を行った。
11.9 Quality management in the field of welding – SC 10 【Resolution Toronto 8/2016】
 Mr. Gregor Machuraより報告があった。新ChairmanにMr. Gregor Machuraを選出し、是非についてCIB投票を行う。ISO 17660-1/-2について、図の修正を行ってDIS投票を行う。
11.10 Approval requirements for welding and allied processes personnels – SC 11
 Mr. Andrew Davisより報告があった。Mr. Andrew Spence Chairmanの2年延長を認め、2018年までとする。これに関してはCIBを行った。WG2はISO 14731についての改正作業を2016年5月に行い、コメントを処理した。
11.11 Soldering materials – SC12 【Resolution Toronto 9/2016】
 Mr. S. Wellendorfより報告があった。参加国を募集し、アメリカがOメンバーとなる。ISO 9454-1を出 版した。2017年1月1日より3年間、Chairman としてMr Jörg Trodlerの延長が決まった。
11.12 Brazing materials and processes – SC 13
 Mr. S. Wellendorfより報告があった。ISO 3677及びISO17672が出版された。
11.13 Welding and brazing in aerospace – SC 14 【Resolution Toronto 10/2016】
 Dr. B. Rickesより報告があった。最初の会議は 10月に開催された。シンガポールが新しいWGを提案し、ドイツの規格を元とした3つの規格開発が進んでいる。TC 261から人が参加したが、リエゾンオ フィサーでない。リエゾンに関しては考慮中である。参加者がUK、USA、Germany、Japanと参加者 数が少ない。TC 261 は2月に行われ、この会議で情報を流し、3月7日にTWIで開催されるWG 1との 連絡を密にするようにしたい。いまのところ、スコープも何にもない。Chairmanは3年間なので、期限 がきている。

12. アドホック委員会 【Resolution Toronto 11/2016】

 SCの方針などにより、TC 44のスコープを修正するために、アドホック委員会を立ち上げる。
 ・対象SCは、SC 7・ SC 8・ SC 14。

13. CWBの紹介

  Mr. Doug Luciani(President & CEO of CWB)より、CWBグループの紹介があった。69年の歴史を もっている。溶接の品質・安全を扱っており、もともとCSAの一部であったが1991年から分離した。 溶接のトレーニングも行っている。CWBは全世界で7000社の認証を行っている。10000人のインスペ クターの認証、60000人の溶接認証を行っている。また、オンライントレーニングシステムを開発しており、3次元で溶接結果などをIPADなどで見ることができる。アクセスはQRコードで行っている。

14. その他

  委員長にMr.Patrick Verrier (FR)が選出された。
  次回は、2017年7月3日~7日、中国ハルビンで行う。
以上