溶接構造物の品質保証の要ともいえる非破壊検査の実施は、様々な業界で必要不可欠となっております。
   鋼構造物の溶接部を放射線検査(RT)、超音波検査(UT)、磁気検査(MT)、浸透検査(PT)、渦電流検査(ET)及びひずみゲージ検査(ST)などの非破壊検査手法を用いて検査する検査機関(検査会社など)の技術者数や配置、設備・機器の管理及び品質システム体制について審査して認定基準(WES 8701)に満たしていると判定した事業者に対して認定を行っております。
   溶接構造物の製作工程で検査する場合、発注者又は監理者に代わって行う検査があり、この認定を受けた検査機関は、後者の検査を行う場合(第三者検査と呼ぶ場合がある)の資格として活用されているもので、例えば建築鉄骨の第三者検査を行う場合の資格として展開しているものです。

認定制度と認定・維持