石油工業関係溶接

石油工業関係溶接士について

■石油工業関係溶接士の資格は、公益社団法人石油学会の委託により石油学会規格(JPI-7S-31-2007)にもとづいて一般社団法人日本溶接協会が認証する資格です。

■石油工業関係溶接士の資格には、日本溶接協会が認証した手溶接技能者資格、ステンレス鋼溶接技能者資格及び半自動溶接技能者資格を読替することができる資格と日本溶接協会がJPI-7S-31-2007にもとづき評価試験を実施して認証する資格があります。

注 石油学会規格(JPI-7S-31)2007年版は、2008年6月1日以降に実施する立会試験より適用開始いたします。

1.石油工業関係溶接士資格の種類(JPI-7S-31-2007)

溶接
方法
石油学会(JPI)
の技量資格
JIS資格
種別記号
試験材料の種類
 溶接姿勢 ※1
試験片の試験の種類
確認の
方法※2
被覆
アーク
溶 接
A種1級N-2F・V・H・O炭素鋼(板), 厚さ 9mm
F.V.H.O
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
A種2級N-2F・V・H
F.V.H
B種1級N-3F・V・H・O炭素鋼(板), 厚さ 19mm
F.V.H.O
側曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
B種2級N-3F・V・H
F.V.H
C種1級N-2F・P炭素鋼(管), 150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
D種1級 N-3F・P炭素鋼(管)
200A又は250A 厚さ20mm以上
水平
固定管
鉛直
固定管
側曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
E種1級規格最小引張強さ 570~610N/mm2
又は
780N/mm2の高張力鋼(板),
 厚さ 19mm以上
F.V.H.O
側曲げ試験
破面試験
実技試験
E種2級
F.V.H
F種1級2.25Cr-1Mo 鋼(管), 150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
実技試験
G種1級CN-F・V・H・O
又は
CN-F・V・H・CA-O
オーステナイト系ステンレス鋼(板)
厚さ 9mm
F.V.H.O
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
G種2級CN-F・V・H
F.V.H
H種1級CN-Pオーステナイト系ステンレス鋼(管)
150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
ティグ
溶接
CT種1級T-1F・P炭素鋼(管)
100A Sch20
水平
固定管
鉛直
固定管
裏曲げ試験
JIS資格読替
FT種1級
 2.25Cr-1Mo鋼(管)
50A Sch40 又は
外径63.5×厚さ4.0mm
水平
固定管
鉛直
固定管
裏曲げ試験
実技試験
HT種1級TN-F・P
オーステナイト系ステンレス鋼(管)
100A Sch10S
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
組合せ
手溶接
CC種1級C-2F・P炭素鋼(管)
150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
DC種1級C-3F・P
炭素鋼(管)
200A又は250A 厚さ20mm以上
水平
固定管
鉛直
固定管
側曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
FC種1級
2.25Cr-1Mo鋼(管)
150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
実技試験
HC種1級CN-PM
オーステナイト系ステンレス鋼(管)
150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
組合せ
半自動
溶接
CS種1級SC-2F・P炭素鋼(管)
150A Sch80
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替
DS種1級SC-3F・P
炭素鋼(管)
200A又は250A 厚さ20mm以上
水平
固定管
鉛直
固定管
表曲げ試験
裏曲げ試験
JIS資格読替

注 ※1 F:下向、V:立向、H:横向、O:上向を示す。
  ※2 "JIS資格読替"とは、社団法人日本溶接協会がJIS Z 3801、JIS 3821 又は JIS 3841に
      基づき認証した技術資格を確認し読み替える。

2.石油工業関係溶接士資格の受験資格

溶接方法
技量資格
受験資格
被覆アーク溶接
E種1級JIS Z 3801に規定される下記のいずれかの技術資格を有すること。
  A-2F、N-2F、A-3F、N-3F、C-2F、C-3F
E種2級
F種1級
ティグ溶接
FT種1級下記のいずれかの技術資格を有すること。
(1) JIS Z 3801に規定される下記のいずれか
   T-1F、C-2F、C-3F
(2) JIS Z 3821に規定される下記のいずれか
   TN-F、CN-PM
組合せ手溶接
FC種1級下記のいずれかの技術資格を有すること。
(1) JIS Z 3801に規定される下記のいずれか
   A-2F、N-2F、A-3F、N-3F、C-2F、C-3F、T-1F
(2) JIS Z 3821に規定される下記のいずれか
   TN-F、CN-PM

3.評価試験の内容

実技試験のみ JPI-7S-31-2007 にもとづいて行い、外観試験、曲げ試験及び破面試験(E種のみ)により評価します。