4.9基礎杭溶接
告知 基礎杭溶接技能者の資格認証基準について
基礎杭技能者資格の認証について規定している次の規格が、2021年10月1日付で改正となりました。
WES 8106(基礎杭溶接技能者の資格認証基準)
・新しいWES 8106は日本溶接協会のHPから閲覧、購入できます。
新規格の適用は、2022年6月1日以降の評価試験から適用を開始しております。
1.基礎杭溶接技能者資格の種類
溶接方法 | 資格の 種別記号 | 溶接姿勢 | 試験材料の種類、 厚さ区分 | 溶接継手の区分 | 開先 形状 | 裏当 リング |
被覆アーク 溶 接 | FP-A-2P | 鉛直固定 | 炭素鋼管/中肉管 | 管の突合せ溶接 | レ形 | あり |
マグ溶接 | FP-SA-2P | |||||
セルフシールド アーク溶接 | FP-SS-2P |
2.基礎杭溶接技能者資格の受験条件
資格の級別・種別 | 受験条件 |
FP-A-2P | JIS Z 3801 に基づくいずれかの資格を現有する者。ただし、1 か月以上の溶接技術を習得した者であれば、受験資格の試験に合格することを前提としてJIS Z 3801 に基づくいずれかの資格と同時に受験することができる。 |
FP-SA-2P | JIS Z 3841 に基づくいずれかの資格を現有する者。ただし、1 か月以上の溶接技術を習得した者であれば、受験資格の試験に合格することを前提としてJIS Z 3841 に基づくいずれかの資格と同時に受験することができる。 |
FP-SS-2P |
3.評価試験の内容
実技試験のみWES 8106にもとづいて行い、外観試験及び曲げ試験により評価します。
4.試験に使用できる溶接材料及びガスについて
*評価試験で使用できる使用溶接材料は、受験申請時に選択した溶接材料のみ使用可とし、評価試験当日の使用溶接材料の変更は不可となります。
・ワイヤ径に規定はありませんが、申込み時に記入してください。
・マグ溶接のシールドガスは、炭酸ガス、混合ガス(Ar+CO2)から選択してください。