4.4チタン溶接

告知 チタン溶接技能者の資格認証基準について(2021.10)

チタン溶接技能者資格の認証について規定している次の規格が、2021年10月1日付で改正となりました。
WES 8205(チタン溶接技能者の資格認証基準)
・新しいWES 8205は日本溶接協会のHPから閲覧購入できます。

 今回の改正点は次のとおりです。
・技能者の技量判定に無関係な“最終層のビードを連続して同一方向に溶接する”という文言を削除
・WEB 申請(e-Weld)への移行に対応するためサーベイランス方法についての文言を変更

新規格の適用は、2021年10月1日以降の評価試験から適用を開始しています。

1.チタン溶接技能者資格の種類

溶接方法資格の
級別
資格の
種別記号
溶接姿勢試験材料の種類、
厚さ区分
溶接継手の
区 分
開先
形状
ティグ溶接 基本級 RT-F 下向 チタン鋼板/薄板 板の突合せ
溶 接
V形 なし
専門級 RT-V 立向
RT-H 横向
RT-O 上向
RT-P 水平・鉛直固定 チタン鋼管/薄肉管 管の突合せ
溶 接
ミグ溶接 基本級 RM-F 下向 チタン鋼板/中板 板の突合せ
溶 接
V形 あり

2.チタン溶接技能者資格の受験条件

資格の級別受験条件
各種類の基本級1ヵ月以上溶接技術を習得した15歳以上の者*
各種類の専門級3ヵ月以上溶接技術を習得した15歳以上の者で、 各専門級に対応する基本級の資格を所有する者。ただし、基本級の試験に合格することを前提として基本級の試験と専門級の試験を同時に受験することができる。
* 労働安全衛生法に基づく「アーク溶接等の特別教育」を修了していることが望ましい。

3.評価試験の内容

(1) 学科試験
  はじめて受験するときは、学科試験があります。出題内容は、次の分野です。

    a)チタン及びチタン合金の一般知識 b)チタンの溶接材料 c)溶接機の構造と操作
    d)溶接施工 e)溶接部の試験と検査 f)溶接作業での安全衛生

(2) 実技試験
  試験は、JIS Z 3805にもとづいて行い、外観試験及び曲げ試験により評価します。

4.試験に使用できる溶接材料及びガスについて

・評価試験で使用できる溶接材料リスト(準備中)*
*溶接材料をリストから選択するのはWEB申込み(e-Weld)への移行後になりますが、導入前からご確認いただき、事前に備えてください。
*WEB申込み(e-Weld)へ移行後は、評価試験で使用できる使用溶接材料は、受験申請時に選択した溶接材料のみ使用可とし、評価試験当日の使用溶接材料の変更は不可となる予定です。
・ワイヤ径に規定はありませんが、ワイヤ径も入力してください。
・シールドガスはアルゴンのみです。

5.研修テキスト

JISチタン溶接受験の手引き 日本溶接協会 広報出版委員会編(産報出版株式会社)