FTC委員会(主査:金沢武)

研究テーマ 破壊靭性基準に関する研究
研 究 期 間 1978〜1980年(昭和53〜55年)
研 究 目 的  WES3003「低温構造用鋼板判定基準」は適応実績を積み重ねてきたが、脆性破壊発生特性に基づく評価という視点を欠いていたため、1)板厚効果、2)切欠先鋭度の影響、3)破壊靭性値の統計的分布について調査を行う。
研 究 成 果  板厚効果については、100mm厚まで√tの形で表せ、係数も6と判明し、WES3003G種改訂の原案とした。切欠先鋭度に関する調査結果、及びWSDR委員会で議論された破壊靭性値の統計的分布に関する調査結果を同時に報告書としてまとめた。