Committee of Welding
        and Joining Processes

委員長挨拶(設立趣意書より)

1.委員会名称変更 趣意

   近年の生産加工技術の高度化に伴い、溶接・接合技術も高性能化や高信頼性化が要求され、既存の 溶接・接合技術の高度化あるいは新しい溶接・接合技術が提案・開発されている。特に、溶融溶接の分野では、デジタル制御アーク溶接、高エネルギービーム溶 接、ハイブリッド溶接など先進的溶接プロセスが登場してきたのみならず、界面接合プロセスにおいても、摩擦攪拌接合、その場焼結・創成接合、瞬間表面溶融 接合などが新しい界面接合技術として最近、特に注目を集めている。また、従来技術を高度化したレーザブレイジングや液相拡散接合プロセスなども先進的接合 プロセスとして関心が持たれている。
   さらに粉体利用技術である溶射、肉盛や焼結に関してもプロセスの高度化・高信頼性化、ナノ粉末利用や新エネルギーの適用など、先進材料加工プロセスに対する技術開発が精力的に行われている。

   粉体接合・加工技術研究委員会※は 発足以来、主として溶射、肉盛、焼結などの溶接・接合に関連した粉体利用技術を対象に活動してきたが、近年では粉体利用技術の拡大とニーズの多様化に応え るべく、粉体利用に限定しない溶接プロセスや界面接合プロセスに関する研究動向や技術開発についても積極的に紹介してきた。
   このような状況のも と、ごく最近では、溶接・接合に関連する粉体利用技術及び、それから派生した新たな材料加工技術を含め、溶接・接合技術のさらなる発展のために、溶接・接 合プロセスに関する知識交流の場と研究者/技術者の連携をはかる活動が強く望まれるようになってきた。

   そこで、この度、環境の変化に対 応し、粉体接合・加工技術研究委員会を発展させ、『溶接・接合プロセス研究委員会』と名称を変更することを提案する。本委員会は、粉体利用技術及び、溶接 プロセスや界面接合プロセスに関する国内外の最新技術動向や研究課題を提供することを目的とする。
   特に、本委員会では、溶接、溶融接合、固相接 合(界面接合)、積層改質および材料創成などの溶接・接合プロセス全般を主としてプロセス科学と材料科学の両面の立場から取り扱う。溶接・接合プロセスの 探求と確立を通じて、我が国の溶接・接合技術の発展と一般社団法人日本溶接協会の活動に貢献するものである。

※粉体接合・加工技術研究委員会の歴史と活動内容については、溶接情報センターサイトの「日本溶接協会50年史」で閲覧することができます。

粉体接合・加工技術研究委員会の歴史と活動内容(日本溶接協会50年史より)*PDFファイル

粉体接合・加工技術研究委員会の文献は、ホームページ上からも購入できるようになりました。
詳しくは、文献オンラインを参照願います。

2.活動方針
(1)年3~4回程度の委員会開催による最新技術情報の提供
(2)年1回の見学会などによる新規技術の紹介と技術相談
(3)溶接・接合プロセスに関するガイドブックなどの発刊
   
3.研究テーマ
(1)先進的溶接・接合プロセス(デジタル制御アーク溶接、高エネルギービーム溶接やハイブリッド
     溶接、摩擦攪拌接合)の研究
(2)新しい界面接合プロセス(その場焼結接合、瞬間表面溶融接合等)の研究
(3)粉体利用技術での先進材料加工プロセスの研究
(4)その他