本委員会は、国内に初めて核燃料再処理施設を建設するための技術開発として、1992年度に「低エネルギーγ線源実用化試験委員会(Yb委員会)」として発足いたしました。本員会では、核燃料再処理施設の放射線透過試験(RT;Radiographic Testing)において、低エネルギーγ線源の開発および適用の確立が不可欠とされたため、主にYb-169線源の実用化試験を実施してきました。 その成果としてYb-169線源の国産化に成功し、1996年度からは国産Yb-169線源の安定供給が行われるようになり、1997年度からは、海外の関連機関との技術交流を含めた試験・研究を展開するとともに、デジタルラジオグラフィのための基礎試験を行い、2000年度からは、RTによる“きず”の高さ測定に関する試験・研究に着手しこれを可能といたしました。 溶接構造物などの安全性を確保することの重要性が年々高まりつつある中、“きず”の高さ測定精度のニーズに応えるために試験・研究を実施しております。

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