WES 2808, 6601, 8101改正・WES2021廃止のお知らせ(2017.7.1)
下記の日本溶接協会規格(WES)を改廃いたしましたので、お知らせいたします。
記
【改正】
①WES 2808 動的繰返し大変形を受ける溶接鋼構造物のぜい性破壊性能評価方法
②WES 6601 数値制御切断機の精度検査
③WES 8101 すみ肉溶接技能者の資格認証基準
※WES 8101:2017による制度運用の開始時期について
改正年月日:2017年7月1日
【廃止】
①WES 2021 鋼板の突合せ溶接継手の超音波斜角探傷試験方法及び試験結果の等級分類方法
廃止理由:
溶接部の検査を実施する場合、検出すべき欠陥に合わせて探傷条件を設定することは、検査を設計する際の基本であると考えられます。WES 2021の有無に関わるものではありませんし、また、WES 2021の廃止はこの考え方を否定するものではありません。
WES 2021は制定後30年を経過し、超音波探傷検査手順を組み立てる際の基本的な考え方の普及という役割は十分に果たしてきたものと考え、また、現実に超音波検査手順にWES 2021が引用されていないとの指摘もあり、廃止することとなりました。
なお、WES 2021廃止後もこの考え方に沿って検査手順を組み立てることは、何ら差し支えるものではありません。
廃止年月日:2017年7月1日
以上