高速炉構造・材料の明日を考える会 と 日本溶接協会 の関連
高速炉構造・材料に関する研究は昭和43年頃からは「もんじゅ」を対象に、昭和60年頃からは「実証炉」を対象として、また、平成12年以降は「実用炉」を対象として、国内の関連機関を中心に取り組んできた。
実証炉を対象とした研究は、プラントの高温化・長寿命化を狙った「新規材料の開発、高温構造設計評価法の開発」を中心に実施された。
この新材料開発及び高温構造設計評価法開発は、日本溶接協会原子力研究委員会FSG小委員会・FME小委員会、及びDDS委員会(何れも、故朝田泰英東大名誉教授主査及び委員長)が設置され、国内関連研究機関の参画を得て、積極的に推進されてきた。
これら研究の概要については、定期的に冊子として公開されてきた。
・「明日のエネルギーの礎に-高速炉を支える材料技術-」
日本溶接協会原子力研究委員会 FME小委員会、平成7年11月
・「明日のエネルギーの礎に-高速炉新材料の実用化に向けて-」
日本溶接協会原子力研究委員会 FME小委員会、平成11年5月
・「明日のエネルギーの礎に-高速炉 材料・構造開発<昨日・今日・明日>-」
高速炉構造・材料の明日を考える会、平成17年11月