溶接施工フォーラム : ASME SEC.9 QW-403.6に適用される "T Limites"について

投稿者 トピック
Natsuko
  • 投稿: 4
ASME SEC.9 QW-403.6に適用される "T Limites"について
社内で使用する溶接施工方法リストを作成しております。

QW-403.6で規定される板厚制限について、下記のように認識しております。アドバイスをいただけますでしょうか?

(Supporting PQR)
溶接方法:GTAW
材料:JIS G4304
試験板厚:t6mm
衝撃試験:-196℃
熱処理:行わない

(使用できるWPS板厚範囲)
溶接方法:GTAW
材料:JIS G4304
板厚範囲:3-12mm

以上、情報が不足しておりましたらご指摘頂けますと幸甚に存じます。
samiec
  • 投稿: 182
Re: ASME SEC.9 QW-403.6に適用される "T Limites"について
Natsukoさん

ご質問は、WPSの板厚制限に対してですが、全体的に検討しましょう。いずれのケースも突合せ継手を前提としています。

1. WPSの板厚範囲
これは、使用するWPSの設計条件によって変わるのです。もし、このWPSで溶接する製品に衝撃試験の要求がなければ(つまり、低温使用ではない)、母材の板厚制限はQW-451.1によって規定されますので、使用可能な母材の板厚範囲は1.5mm〜12mmとなります。
もし製品にPQRと同様の-196℃といった温度での衝撃試験が要求されている場合は、QW-403.6の規定により、Natsukoさんのご指摘の通り、使用できる母材の板厚範囲は3mm〜12mmとなります。

2. 母材の種類
母材のタイプが書かれていませんが、PQRの試験材が例えば304などのオーステナイト系ステンレス鋼であれば、このWPSで溶接する製品の母材には、あらゆるオーステナイト系ステンレス鋼が使えます。
JIS G4304にはフェライト系や二相系ステンレス鋼も含まれますので、そこはキチンと規定してください。

3. 溶接後熱処理
通常、オーステナイト系ステンレス鋼で行う溶接後熱処理は固溶化熱処理だと思います。PQRではこの熱処理を行っていませんので、当然のことながら製品でも固溶化熱処理は行えません。

ご提示いただいた条件については、以上のような検討結果になります。これでよろしいでしょうか。
Natsuko
  • 投稿: 4
Re: ASME SEC.9 QW-403.6に適用される "T Limites"について
samiecさん

ご返信ありがとうございます。
また、回答が遅くなり申し訳ございません。

前提条件の提示が漏れており申し訳ございません。
全体について理解できました。

特に板厚の制限について、よく理解できました。
ありがとうございました。



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管理人からひとこと..
回答しても、何の反応がなかったらちょっとサミシイと思うのです。
回答で助けてもらったら、お礼の言葉を一言書いていただけると、そこにコミュニケーションが生まれ、このフォーラムも活性化していくと思っています。
皆さん、どうかご協力を。