溶接に関するその他の技術的な話題フォーラム : ASMEB31.3 技能認定について

投稿者 トピック
SUS4004
  • 投稿: 1
ASMEB31.3 技能認定について
来年度よりASME規格を新たに導入することとなりました。
2点不明点がありますので、どなたかご教授いただけると幸いです。

・開先溶接(GTAW)によって認定される板厚について
>QW−452.1(b)において、例えば2mmの技能認定を取った場合、4mmまでの板厚をカバーできるという認識でよいのでしょうか。

・すでに社内でAWS D17.1のWPSを保有している場合、ASMEに転用可能なのでしょうか。

samiec
  • 投稿: 178
Re: ASMEB31.3 技能認定について
SUS4004さん

ご質問の背景が全く分からないのですが、私の想像も含めてまずはご質問に回答します。

> QW-452.1(b)において、例えば2mmの技能認定を取った場合、4mmまでの板厚をカバーできるという認識でよいのでしょうか。

これは、ASME B31.3ではなく、ASME BPVC Section IX のパラグラフNo.ですね。このパラグラフ(表)の規定内容は、例えば板厚2mmの試験材を使って技量試験を行った場合は、すべてGTAWで溶接すれば溶接金属の厚さも2mmとなりますので、製品の溶接では溶接金属厚さが4mmまで溶接できる、ということです。したがって、「4mmまでの板厚をカバーできる」という理解は正しくありません。板厚が4mmより厚くても、例えば初層のみGTAWを行う場合は、板厚に関係なく4mmの溶接金属厚さまでそのWelderは溶接できる、と解釈します。

> すでに社内でAWS D17.1のWPSを保有している場合、ASMEに転用可能なのでしょうか。

基本的にはAWSのWPSならば使えると思います。溶接方法がGTAWということであれば、ASME IX のTable QW-256 の Variables がすべて記載されていれば、どんなWPSでも使用できます。もともと、ASMEではWPSのフォーマットに対する規定はありません。ご質問の「転用」は意味が違うと思います。

さて、ご質問の背景に戻ります。現在、ASME B31.3 に従って、配管の溶接作業を行おうとしているのですね。そこで使用するGTAW WelderをASME IX に従ってQualifyしようとしているのですね。ここまでの私の理解はよろしいでしょうか。

まず、そのWelderが使用する溶接方法がGTAWであるならば、QW-356を見てください。そこに必要な Essential Variableが規定されています。最初の質問は、QW-404.30の項目に対する質問になります。この表から解るように、技量認定には板厚に対する制限はありません。
まずは、実際にQW-404.30を読んでみて下さい。ここに、技量認定では溶接金属厚さの認定範囲はQW-452に従えばよいと書いてありますが、同時にQW-452.1(b)を使う場合の条件も書かれています。

ご質問の書き出しにある「ASME規格を新たに導入する」という意味が分かりません。もし差し支えなければ、具体的に困っていることを説明していただければ、もっと適切な説明ができるかと思います。



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