検査(外観検査/非破壊検査)フォーラム : レールの溶接検査について

投稿者 トピック
shimo
  • 投稿: 2
レールの溶接検査について
耐震補強工事で、高炭素鋼であるレールに溶接をすることになりました。その際に、「低水素系の溶接棒を使用し、予熱、後熱に気をつけることにより溶接割れの防止が可能である」と、このサイトのQ&Aで見つけたのですが、UT検査をするとNGが出やすいとのことをファブリケーターのほうから言われまして、UTをやめたいとの質疑がきました。
果たして、NGとなるのかどうか、ということとUTに変わる溶接部分検査方法があるのでしょうか。
知識不足で申し訳ありませんが教えてください。よろしくおねがいします。
horikoh
  • 投稿: 118
Re: レールの溶接検査について
引用:
UT検査をするとNGが出やすいとのことをファブリケーターのほうから言われまして、UTをやめたいとの質疑がきました。
果たして、NGとなるのかどうか、ということとUTに変わる溶接部分検査方法があるのでしょうか。

「NGが出やすい」は溶接割れの検出感度がよいことを意味します。
(検出感度の劣る?)他の検査法に変更することは、欠陥を故意に見落とすことになりませんか?
大事につながったときには「業務上過失」が「未必の故意」になりかねません。熟慮をお願いします。

本件は、技術者倫理のうえで重大な問題を含んでいると思います。
多くの閲覧された方の書き込みをお願いします。

TripleM
  • 投稿: 10
Re: レールの溶接検査について
溶接構造物を製作するファブリケーターで働いています。
まず、溶接継手として満足していなければならに性能は何でしょうか?
強度でしょうか? 気密性でしょうか?
継手に要求されている性能を満足する為に、どんな検査が適しているかを考えるべきと思います。
UTでは、溶接内部の面上の割れはよく検出できますが、丸い傷は見えにくいので、この場合ならRTの方が見えます。表面近傍の割れは検出が難しいので、PTやMTを使いますよね。
NGが出やすいのでUT以外の検査方法に変更するというのは不適切だと思います。
キズがあっても、許容されるキズのサイズがあるのではないでしょうか? ます、判定基準から考えることをお勧めします。
shimo
  • 投稿: 2
Re: レールの溶接検査について
horikoh 様 TripleM様

返信どうもありがとうございます。
その通りですよね。
もう一度現場と話し合い、UT検査を実施し、問題のない構造物をお客さんに引き渡すようにしようと思います。



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管理人からひとこと..
回答しても、何の反応がなかったらちょっとサミシイと思うのです。
回答で助けてもらったら、お礼の言葉を一言書いていただけると、そこにコミュニケーションが生まれ、このフォーラムも活性化していくと思っています。
皆さん、どうかご協力を。