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  •  terumi
      terumi
補助記号の二点間溶接
#1

投稿: 2
始点と終点とが同じでない場合、全周溶接記号ではなく、二点間溶接記号を用いることに206年の改訂でなりましたが、例えば、すみ肉溶接の場合、すみ肉溶接の記号の後ろに、長さ・数・ピッチを指示すると思いますが、二点間溶接の記号を追加した場合には、これらの指示はどのように記載されるのでしょうか。二点間溶接(A→B)の後に記載するのか、記載しないのか、それ以外なのか教えて下さい。

また、二点間溶接はJIS規格で「A→B」と記載されていますが、AとB以外のアルファベットを使用できるか教えて下さい。



添付ファイル: jpg  二点間溶接.JPG (15.72 KB)


2830_5b8499fee8208.jpg 560X111 px
投稿日時: 2018-8-28
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  •  yanoji
      yanoji
Re: 補助記号の二点間溶接
#2

投稿: 2
JIS Z 3021:2016で補助記号として二点間溶接が追加されました。4.5.3二点間溶接で、「二点間溶接記号は、二点間の同じ種類の連続溶接を示す」と規定されています。ご質問の中に「すみ肉溶接の記号の後ろに長さ・数・ピッチを指示すると思いますが・・・」とありますが、それは断続溶接の場合に表示する溶接寸法ですので、二点間溶接記号において「長さ・数・ピッチ」を記載することはありません。
ただし、始終点が部材の端部と一致していないような場合(例として、表3、No11のA点)は、始終点の位置が明確となるように図面上で寸法表示する、または説明図を追加するなどの配慮が必要と考えます。

また、JIS Z 3021:2016 図2に「始終点の記号は、A、B以外の記号を用いてもよい。」と注記にありますので、A、B以外の記号を使うことは問題ありません。

蛇足になりますが、2点間溶接記号は両側が矢印(←→)です。したがってA、Bどちらから連続溶接を開始してもよく、Aが始点でBが終点というように溶接する方向を規定するものではありません。
投稿日時: 2018-8-31
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  •  terumi
      terumi
Re: 補助記号の二点間溶接
#3

投稿: 2
回答ありがとうございました。
勉強になりました。両側矢印の補足情報も助かりました。
投稿日時: 2018-8-31
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